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外国人とストレスなく付き合う方法。自分と同じ価値観で接してはいけない
公開日: 2025年02月28日
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今日は、「外国人とストレスなく付き合う方法」というテーマでお話ししたいと思います。
最近、コンビニや飲食店で外国人スタッフを見かけることが当たり前になってきましたよね。
現在、日本で働く外国人労働者は230万人を超え、毎年10%以上のペースで増え続けています。
これは人手不足を補うために、日本政府が積極的に受け入れを進めているからです。
今後、皆さんの周りでも、外国人労働者と接する機会はますます増えてくるでしょう。
多くの日本人は、外国人が日本語を話せるだけで親しみを感じるでしょうし、親日的な良い人たちだと思いがちです。
しかし、実際には文化や価値観の違いによって、ストレスを感じて悩んでいる日本人は多いのではないでしょうか。
外国人とストレスなく付き合うためには、日本人の価値観がまったく通用しないことを前提に、相手の考え方を理解し、それに合わせたコミュニケーションの方法を学ぶことが重要です。
そこで今回は、これまでビジネスやプライベートで様々な外国人とお付き合いしてきたウラケンが、外国人と日本人との価値観の違いをシェアしたいと思います。ぜひ最後までご覧ください。
※ここでいう外国人とは、僕が住んでいるマレーシアを中心とする東南アジア系の外国人を指しています。あらかじめご了承ください。
外国人の「できます」はあてにならない
まず、外国人は「できます」という言葉の捉え方が日本人とは大きく異なります。
日本人が「できます」と言う場合、それはある程度のスキルや経験があることを前提にしていると思います。
仕事を任せる際に「できますか?」と尋ねた場合、日本人ならある程度の自信や経験がなければ、なかなか「できます」とは答えないですよね。
しかし、外国人の「できます」は、ほんの少しやったことがある程度の意味で使われることが多いです。
例えば、日本人が「私は泳げます」と言った場合、多くの人は25mプールを泳げるくらいのレベルを想像するのではないでしょうか。
一方で、外国人は犬かきができるレベルでも「泳げる」と答えることがあります。
つまり、「できる」という感覚の基準が日本人とは大きく異なるのです。
なので、外国人スタッフを雇用する際には、スキルの確認を徹底することが非常に重要です。
過去の業務経験を細かくチェックし、実際どの程度の能力があるのか?を見極める必要があります。
外国人には多くを期待しすぎない
また、外国人には多くを期待しすぎないことも重要です。
日本人と外国人労働者では、仕事に対する考え方が大きく異なり、期待するような動きをしてくれないことがよくあります。
外国人労働者の中には、「言われた仕事以外はやらない」という意識を持っている人が多いです。
例えば、レストランで外国人労働者に「お客様が来たら対応してね」と指示を出したとしましょう。
しかし、彼らの「対応する」という行動は、「挨拶をする」だけだったり、「席に案内する」だけだったりします。
一方、日本人の感覚でいう「対応」とは、お客様が来店したら目を見て「いらっしゃいませ」と挨拶し、席に案内し、水を運び、メニューを出し、注文が決まった頃合いを見計らってオーダーを取り、すぐにキッチンに伝え、料理ができたら冷めないうちに提供する・・・という一連の流れです。
だから、外国人労働者には、「何を・どのように・いつまでに・どの順番でやるべきか」を細かく伝える必要があります。
僕の経験上、自分で考えて先回りして行動できる人は100人に1人か2人いるかどうかというレベルです。
だからこそ、外国人労働者に対しては多くを期待しすぎず、具体的かつ細かい指示を出すことが非常に重要になります。
外国人の「お涙頂戴」に騙されない
さらに、外国人の中には「お涙頂戴」のような戦略を使う人もいます。
日本人の情に訴えかけるような方法で、嘘をついて何かを得ようとするケースがあるのです。
例えば、日本で働いている外国人には、同胞同士の横のつながりが非常に強い傾向があります。
川口のコンビニにクルド人が夜な夜な集まるといった話を聞いたことがあるかもしれませんが、実はこれは特定の地域に限らず、さまざまな場所で同じようなことが起こっています。
彼らは仲間同士で集まり、SNSなども活用しつつ、情報交換をしたり、仕事や生活について相談したりしているのです。
彼らは、例えば友人がより良い条件の仕事を見つけると「自分もそちらへ行こう」と考え、今の職場を突然辞めてしまうことが少なくありません。
その際に、仕事を辞める口実として「実家の父親が倒れました」「母親が危篤です」といった嘘をつくことがあります。
家族の緊急事態で実家に帰ると言われたら、多くの日本人は「それなら仕方ないね」と納得してしまうでしょう。
こうした「日本の会社の辞め方」のマニュアルが、外国人労働者の間でシェアされているという話もあります。
外国人の賃貸住宅ではデポジットを取ろう
また、同様の問題は賃貸住宅でも起こり得ます。
例えば、アパートを退去する際に、きちんと手続きを踏まず、まるで夜逃げのように突然姿を消してしまうケースがあります。
「急用で帰国しました」と連絡があったきり、音信不通になることも珍しくありません。
僕自身も、鍵を持ったまま国に帰られてしまったことがあります。
こうしたトラブルを防ぐためには、滞納保証を利用することはもちろん、敷金を1ヶ月分しっかりと確保しておくのも有効だと思います。
最近は敷金ゼロ・礼金ゼロの物件が増えていますが、外国人を受け入れる場合は、必ず1ヶ月分のデポジットを支払ってもらうのがいいでしょう。
デポジットは世界的にも一般的なルールになっていますし、ある種の「人質」として確保しておくことで、トラブルを未然に防ぐことができると思います。
外国人は謝らない
もう一つ、日本人と外国人の大きな違いとして「謝る文化」があります。
日本人は謝ることを美徳とする文化を持っていますが、外国では謝罪は「非を認めた」という意味になり、不利な立場になってしまうため、基本的に謝らない人が多いです。
そのため、仕事でミスをした場合でも、自分に落ち度があったとしても、他人のせいにすることがよくあります。
「自分はここまでやったが、あいつがミスをしたせいで問題が起きた」などと責任転嫁をするケースが非常に多いです。
日本人である僕からすると、「なぜ素直に謝らないんだ」とイライラしてしまいますが、そういうものと割り切って対応する必要があります。
以上のように、外国人とストレスなく付き合うためには、日本人の価値観がまったく通用しないことを前提に考えることが重要です。
相手の考え方を理解し、それに合わせたコントロールやコミュニケーションの方法を考えていくようにしましょう。
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今日は、「外国人とストレスなく付き合う方法」というテーマでお話ししたいと思います。
最近、コンビニや飲食店で外国人スタッフを見かけることが当たり前になってきましたよね。
現在、日本で働く外国人労働者は230万人を超え、毎年10%以上のペースで増え続けています。
これは人手不足を補うために、日本政府が積極的に受け入れを進めているからです。
今後、皆さんの周りでも、外国人労働者と接する機会はますます増えてくるでしょう。
多くの日本人は、外国人が日本語を話せるだけで親しみを感じるでしょうし、親日的な良い人たちだと思いがちです。
しかし、実際には文化や価値観の違いによって、ストレスを感じて悩んでいる日本人は多いのではないでしょうか。
外国人とストレスなく付き合うためには、日本人の価値観がまったく通用しないことを前提に、相手の考え方を理解し、それに合わせたコミュニケーションの方法を学ぶことが重要です。
そこで今回は、これまでビジネスやプライベートで様々な外国人とお付き合いしてきたウラケンが、外国人と日本人との価値観の違いをシェアしたいと思います。ぜひ最後までご覧ください。
※ここでいう外国人とは、僕が住んでいるマレーシアを中心とする東南アジア系の外国人を指しています。あらかじめご了承ください。
外国人の「できます」はあてにならない
まず、外国人は「できます」という言葉の捉え方が日本人とは大きく異なります。日本人が「できます」と言う場合、それはある程度のスキルや経験があることを前提にしていると思います。
仕事を任せる際に「できますか?」と尋ねた場合、日本人ならある程度の自信や経験がなければ、なかなか「できます」とは答えないですよね。
しかし、外国人の「できます」は、ほんの少しやったことがある程度の意味で使われることが多いです。
例えば、日本人が「私は泳げます」と言った場合、多くの人は25mプールを泳げるくらいのレベルを想像するのではないでしょうか。
一方で、外国人は犬かきができるレベルでも「泳げる」と答えることがあります。
つまり、「できる」という感覚の基準が日本人とは大きく異なるのです。
なので、外国人スタッフを雇用する際には、スキルの確認を徹底することが非常に重要です。
過去の業務経験を細かくチェックし、実際どの程度の能力があるのか?を見極める必要があります。
外国人には多くを期待しすぎない
また、外国人には多くを期待しすぎないことも重要です。日本人と外国人労働者では、仕事に対する考え方が大きく異なり、期待するような動きをしてくれないことがよくあります。
外国人労働者の中には、「言われた仕事以外はやらない」という意識を持っている人が多いです。
例えば、レストランで外国人労働者に「お客様が来たら対応してね」と指示を出したとしましょう。
しかし、彼らの「対応する」という行動は、「挨拶をする」だけだったり、「席に案内する」だけだったりします。
一方、日本人の感覚でいう「対応」とは、お客様が来店したら目を見て「いらっしゃいませ」と挨拶し、席に案内し、水を運び、メニューを出し、注文が決まった頃合いを見計らってオーダーを取り、すぐにキッチンに伝え、料理ができたら冷めないうちに提供する・・・という一連の流れです。
だから、外国人労働者には、「何を・どのように・いつまでに・どの順番でやるべきか」を細かく伝える必要があります。
僕の経験上、自分で考えて先回りして行動できる人は100人に1人か2人いるかどうかというレベルです。
だからこそ、外国人労働者に対しては多くを期待しすぎず、具体的かつ細かい指示を出すことが非常に重要になります。
外国人の「お涙頂戴」に騙されない
さらに、外国人の中には「お涙頂戴」のような戦略を使う人もいます。日本人の情に訴えかけるような方法で、嘘をついて何かを得ようとするケースがあるのです。
例えば、日本で働いている外国人には、同胞同士の横のつながりが非常に強い傾向があります。
川口のコンビニにクルド人が夜な夜な集まるといった話を聞いたことがあるかもしれませんが、実はこれは特定の地域に限らず、さまざまな場所で同じようなことが起こっています。
彼らは仲間同士で集まり、SNSなども活用しつつ、情報交換をしたり、仕事や生活について相談したりしているのです。
彼らは、例えば友人がより良い条件の仕事を見つけると「自分もそちらへ行こう」と考え、今の職場を突然辞めてしまうことが少なくありません。
その際に、仕事を辞める口実として「実家の父親が倒れました」「母親が危篤です」といった嘘をつくことがあります。
家族の緊急事態で実家に帰ると言われたら、多くの日本人は「それなら仕方ないね」と納得してしまうでしょう。
こうした「日本の会社の辞め方」のマニュアルが、外国人労働者の間でシェアされているという話もあります。
外国人の賃貸住宅ではデポジットを取ろう
また、同様の問題は賃貸住宅でも起こり得ます。例えば、アパートを退去する際に、きちんと手続きを踏まず、まるで夜逃げのように突然姿を消してしまうケースがあります。
「急用で帰国しました」と連絡があったきり、音信不通になることも珍しくありません。
僕自身も、鍵を持ったまま国に帰られてしまったことがあります。
こうしたトラブルを防ぐためには、滞納保証を利用することはもちろん、敷金を1ヶ月分しっかりと確保しておくのも有効だと思います。
最近は敷金ゼロ・礼金ゼロの物件が増えていますが、外国人を受け入れる場合は、必ず1ヶ月分のデポジットを支払ってもらうのがいいでしょう。
デポジットは世界的にも一般的なルールになっていますし、ある種の「人質」として確保しておくことで、トラブルを未然に防ぐことができると思います。
外国人は謝らない
もう一つ、日本人と外国人の大きな違いとして「謝る文化」があります。日本人は謝ることを美徳とする文化を持っていますが、外国では謝罪は「非を認めた」という意味になり、不利な立場になってしまうため、基本的に謝らない人が多いです。
そのため、仕事でミスをした場合でも、自分に落ち度があったとしても、他人のせいにすることがよくあります。
「自分はここまでやったが、あいつがミスをしたせいで問題が起きた」などと責任転嫁をするケースが非常に多いです。
日本人である僕からすると、「なぜ素直に謝らないんだ」とイライラしてしまいますが、そういうものと割り切って対応する必要があります。
以上のように、外国人とストレスなく付き合うためには、日本人の価値観がまったく通用しないことを前提に考えることが重要です。
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