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3月末は融資がおりやすい理由とは?銀行の事情を汲み取れ!

公開日: 2025年03月21日

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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。

「年度末である3月末は融資が通りやすい」

皆さんもこのような噂を一度は聞いたことがあると思います。

これは紛れもない事実で、実際この時期は融資が通りやすい傾向にあります。

そこで今回は、なぜ3月末は融資がおりやすいのか?その背景についてお話ししようと思います。

 

3月末は融資がおりやすい理由:銀行員が融資実績を欲しいから

銀行というのは預金の獲得はもとより、顧客に融資をすることで儲けています。

ですから、銀行員は融資実績によって評価され、それが自身の賞与や昇進に直接関わってくるんですね。

融資実績というのは額が大きければ大きいほど、期間が長ければ長いほど、そして金利が高ければ高いほど成績が良くなります。

日本のほとんどの金融機関の決算月は3月なので、年度末である3月末はそのノルマ締めの時期になっているんですね。

そのため、銀行員としては駆け込みで融資を受注したいという心理が働きます。

条件を多少妥協してでも実績を作りたいという思いがありますから、通常であればちょっと厳しい案件でも通る可能性が高くなります。

この時期は金利や担保の条件交渉もしやすくなりますから、僕たち不動産投資家にとっては融資交渉を行うのにとてもいい時期ということになります。


 

3月は金融機関と関係構築する絶好のチャンス

また、この時期は新しい金融機関との関係構築のチャンスでもあります。

金融機関の新規開拓をしたい方はこの時期に積極的に動いてみるのもいいでしょう。

また、すでに銀行とある程度の取引がある方は、この時期になると「社長、お金借りてくれませんか?」というオファーがきたりします。

僕も以前、「無担保でいいので、数百万円お金を借りてくれませんか?」と頼まれたことがありました。

手元にキャッシュはあったので別に借りなくてもよかったのですが、「ここで銀行の担当者に恩を売っておけば、いいことがあるかな・・・」と思って、お金を借りたことがあります。

こちらが積極的にお金を借りるつもりがなくても、この時期に銀行の担当者が「借りてくれませんか?」と来た場合には、少額でもいいので借りてあげた方がいいでしょう。


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