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経営者が持つべき「ネッカーの視点」とは?
公開日: 2025年03月26日
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今日は、経営者が持つべき視点についてお話ししようと思います。
経営をしていると、日々様々な問題に直面すると思いますが、実は経営者にとって問題というのはビジネスチャンスになります。
なぜなら、問題を解決することでそれが第三者やお客様のためになり、サービスやモノが売れていくからです。
だからこそ、経営者は問題を歓迎しなければなりません。
引っ越し業者は土日と平日で料金に差をつけ、仕事を分散させる
例えば、この繁忙期は引っ越し料金がものすごく高騰しているという話があります。
特に土日の料金がめちゃくちゃ上がっているようで、この3月の土日、ある業者の引っ越し料金は45万円にもなったりしているそうです。
逆に、平日に頼むと15万円になるということで、同じ作業でもいつ頼むかで大きな差があるそうです。
引っ越し業者にとってみれば、需要が集中する土日に合わせて、人員を増やしたりトラックを調達したりする必要があります。
ところが、平日はそういったリソースが余ってしまい、無駄が生じてしまいます。
だから、土日の料金を思いきり高く設定して平日は料金を下げることで、業務を分散させて繁忙期を乗り切っていこうという戦略があるんだと思います。
土日に利用するお客さんにしてみれば、「なんでこんなに高いんだよ」と感じるかもしれません。
しかし、経営の視点で考えると、時期によって料金に差をつけるのは非常に合理的で重要な戦略なのです。
高速でのETCと現金での支払い金額の差は3倍
また、最近は高速道路でETC専用の料金所が増えていると話題になっていたりしますよね。
実は先日、首都高に乗ったときにETCを忘れてしまい、現金で支払ったことがあったんですが、現金だとETCの3倍くらいの値段になるんですね。
現金払いを受け付けるとなると、どうしても人を配置しなければならないので、その分の人件費をカバーするために料金に差をつけているんだと思います。
こういった話は、僕たちのビジネスにも非常に参考になります。
一見関係ないようなニュースでも、自分の立場や自分の経営に置き換えて、
「自分だったらどう発想するかな?」
「自分のビジネスで応用できるところはないかな?」
と考えてみることが、とても大切です。
夜しか営業していない飲食店はもったいない
また、街を歩いていると、夜しか営業していない飲食店を見かけることがありますが、これもすごくもったいないと思います。
僕は学生の時に業務用の酒屋さんでアルバイトをしていたことがあって、歌舞伎町のクラブやスナックにお酒を納品していました。
鍵を預かっておいてお店へ行き、空き瓶を回収して新しいお酒を届ける・・・という流れでしたが、当然昼間は営業しておらず誰もいません。
でも、あの辺りは家賃も高いはずですよね。
それなのに昼間まったく稼働していないのは、すごくもったいないと当時からずっと思っていました。
飲食店は仕込みの時間を考慮しても、一日にせいぜい12時間くらいしか稼働してないと思います。
なので、例えばランチ営業をしたり、昼間に料理教室を開いたり、レンタルキッチンとして貸し出したりすれば、店舗の収益をもっと最大化できるのではないでしょうか。
「夜しか営業できない」という固定観念を捨てて視点に変えることで、新たなビジネスチャンスが生まれると思います。
視点を変えることで見えるものが変わる
このように、視点を変えて別の角度から自分のビジネスを見るというのは非常に重要なスキルです。
“視点を変える”といえば、「ネッカーの立方体」という有名な図形があります。
ネッカーの立方体とは・・・平面に描かれた立方体の透視図において、頂点の遠近が明らかでないもの。透視図の内部に位置する二つの頂点のうち、どちらが手前にあるのか、二つの解釈ができるものを指す。

画像がその立方体ですが、人によって青い部分が手前に見えたり、奥に見えたりします。
つまり、同じものでも視点を変えることで見え方が変わるということです。
他にも有名な錯視画像で、人によっては「老婆」に見えたり、「美女」に見えたりするものがありますよね。
物事は見る人や見方によって、まったく異なる解釈が生まれます。
経営者として何か問題に直面した時には、その物事を別の視点から眺めてみるというエクササイズを意識して行なってみましょう。
新たな視点を持つことで、思いもよらないビジネスチャンスに気づくことができると思います。
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今日は、経営者が持つべき視点についてお話ししようと思います。
経営をしていると、日々様々な問題に直面すると思いますが、実は経営者にとって問題というのはビジネスチャンスになります。
なぜなら、問題を解決することでそれが第三者やお客様のためになり、サービスやモノが売れていくからです。
だからこそ、経営者は問題を歓迎しなければなりません。
引っ越し業者は土日と平日で料金に差をつけ、仕事を分散させる
例えば、この繁忙期は引っ越し料金がものすごく高騰しているという話があります。特に土日の料金がめちゃくちゃ上がっているようで、この3月の土日、ある業者の引っ越し料金は45万円にもなったりしているそうです。
逆に、平日に頼むと15万円になるということで、同じ作業でもいつ頼むかで大きな差があるそうです。
引っ越し業者にとってみれば、需要が集中する土日に合わせて、人員を増やしたりトラックを調達したりする必要があります。
ところが、平日はそういったリソースが余ってしまい、無駄が生じてしまいます。
だから、土日の料金を思いきり高く設定して平日は料金を下げることで、業務を分散させて繁忙期を乗り切っていこうという戦略があるんだと思います。
土日に利用するお客さんにしてみれば、「なんでこんなに高いんだよ」と感じるかもしれません。
しかし、経営の視点で考えると、時期によって料金に差をつけるのは非常に合理的で重要な戦略なのです。
高速でのETCと現金での支払い金額の差は3倍
また、最近は高速道路でETC専用の料金所が増えていると話題になっていたりしますよね。実は先日、首都高に乗ったときにETCを忘れてしまい、現金で支払ったことがあったんですが、現金だとETCの3倍くらいの値段になるんですね。
現金払いを受け付けるとなると、どうしても人を配置しなければならないので、その分の人件費をカバーするために料金に差をつけているんだと思います。
こういった話は、僕たちのビジネスにも非常に参考になります。
一見関係ないようなニュースでも、自分の立場や自分の経営に置き換えて、
「自分だったらどう発想するかな?」
「自分のビジネスで応用できるところはないかな?」
と考えてみることが、とても大切です。
夜しか営業していない飲食店はもったいない
また、街を歩いていると、夜しか営業していない飲食店を見かけることがありますが、これもすごくもったいないと思います。僕は学生の時に業務用の酒屋さんでアルバイトをしていたことがあって、歌舞伎町のクラブやスナックにお酒を納品していました。
鍵を預かっておいてお店へ行き、空き瓶を回収して新しいお酒を届ける・・・という流れでしたが、当然昼間は営業しておらず誰もいません。
でも、あの辺りは家賃も高いはずですよね。
それなのに昼間まったく稼働していないのは、すごくもったいないと当時からずっと思っていました。
飲食店は仕込みの時間を考慮しても、一日にせいぜい12時間くらいしか稼働してないと思います。
なので、例えばランチ営業をしたり、昼間に料理教室を開いたり、レンタルキッチンとして貸し出したりすれば、店舗の収益をもっと最大化できるのではないでしょうか。
「夜しか営業できない」という固定観念を捨てて視点に変えることで、新たなビジネスチャンスが生まれると思います。
視点を変えることで見えるものが変わる
このように、視点を変えて別の角度から自分のビジネスを見るというのは非常に重要なスキルです。“視点を変える”といえば、「ネッカーの立方体」という有名な図形があります。
ネッカーの立方体とは・・・平面に描かれた立方体の透視図において、頂点の遠近が明らかでないもの。透視図の内部に位置する二つの頂点のうち、どちらが手前にあるのか、二つの解釈ができるものを指す。

画像がその立方体ですが、人によって青い部分が手前に見えたり、奥に見えたりします。
つまり、同じものでも視点を変えることで見え方が変わるということです。
他にも有名な錯視画像で、人によっては「老婆」に見えたり、「美女」に見えたりするものがありますよね。
物事は見る人や見方によって、まったく異なる解釈が生まれます。
経営者として何か問題に直面した時には、その物事を別の視点から眺めてみるというエクササイズを意識して行なってみましょう。
新たな視点を持つことで、思いもよらないビジネスチャンスに気づくことができると思います。
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