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株価急落も日本人の生活にとってはむしろ朗報かもしれない
公開日: 2025年04月08日
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
トランプ大統領が打ち出した全方位的な相互関税策に、今、世界中が震撼しています。
日経平均株価は一時1,600円を超える急落を見せ、ヨーロッパ各国の株価も軒並み下落しています。
アメリカのNYダウも一時2,200ドル以上の下落となり、投資家たちが悲鳴を上げる展開となっています。
一番打撃を受けるのはアメリカの一般消費者
ただ、一歩引いた立場から見てみると、今回の混乱は日本の一般消費者にとってはある意味で追い風になるかもしれないと僕は思っています。
そもそも「関税」というのは、アメリカに輸入される商品に対して課され、それを負担するのはアメリカの企業や消費者です。
例えば、中国製の家電や日用品、食料品などに関税が課されれば、それを購入するアメリカ人が、今までよりも高い価格で買わなければならなくなります。
そのため、今回の関税措置によって一番打撃を受けるのは、むしろアメリカの一般消費者だという見方ができるわけです。
日本の為替市場では円高ドル安に
では、日本にとってはどうかというと、実はこのトランプ関税が発表された後、為替市場では円高ドル安が進んでいます。
これはアメリカ経済への不安が高まったことで、リスク回避の動きが強まり、その影響で円が買われているという状況です。昔は、「有事の円買い」なんて言われたりしましたよね。
円高ドル安傾向は、日本にとって悪いことばかりではありません。
というのも、最近の日本は円安によって輸入コストが高騰し、コストプッシュ型のインフレに苦しんでいたわけです。
そのため、このまま円高が進めば原材料やエネルギー、食料品などの輸入コストが下がり、物価上昇が落ち着く可能性がある=家計にとってプラスに働くかもしれないということです。
積立投資をしている人は淡々と投資を続けよう
もちろん、すべてが朗報というわけではありません。
たとえばNISAなどで資産運用をしている人、自動車業界や輸出関連の企業に勤めている人にとっては、株価下落や円高というのは無視できない問題です。
ただ、長期で積立投資をしている人にとっては、今のように株価が下がっている局面はむしろチャンスだと思います。
同じ金額を投資するなら、株価が安ければ安いほどより多くの株を購入できます。すると将来的なリターンはより大きくなる可能性がでてきます。
さらに、円高のタイミングで購入することで、将来的に円安に振れたときには為替差益も狙うことができます。
だからこそ、積立投資をしている人は、今株価が下がっているからといって焦って売るのではなく、淡々と続けていくというのが鉄則になると思います。
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トランプ大統領が打ち出した全方位的な相互関税策に、今、世界中が震撼しています。
日経平均株価は一時1,600円を超える急落を見せ、ヨーロッパ各国の株価も軒並み下落しています。
アメリカのNYダウも一時2,200ドル以上の下落となり、投資家たちが悲鳴を上げる展開となっています。
一番打撃を受けるのはアメリカの一般消費者
ただ、一歩引いた立場から見てみると、今回の混乱は日本の一般消費者にとってはある意味で追い風になるかもしれないと僕は思っています。そもそも「関税」というのは、アメリカに輸入される商品に対して課され、それを負担するのはアメリカの企業や消費者です。
例えば、中国製の家電や日用品、食料品などに関税が課されれば、それを購入するアメリカ人が、今までよりも高い価格で買わなければならなくなります。
そのため、今回の関税措置によって一番打撃を受けるのは、むしろアメリカの一般消費者だという見方ができるわけです。
日本の為替市場では円高ドル安に
では、日本にとってはどうかというと、実はこのトランプ関税が発表された後、為替市場では円高ドル安が進んでいます。これはアメリカ経済への不安が高まったことで、リスク回避の動きが強まり、その影響で円が買われているという状況です。昔は、「有事の円買い」なんて言われたりしましたよね。
円高ドル安傾向は、日本にとって悪いことばかりではありません。
というのも、最近の日本は円安によって輸入コストが高騰し、コストプッシュ型のインフレに苦しんでいたわけです。
そのため、このまま円高が進めば原材料やエネルギー、食料品などの輸入コストが下がり、物価上昇が落ち着く可能性がある=家計にとってプラスに働くかもしれないということです。
積立投資をしている人は淡々と投資を続けよう
もちろん、すべてが朗報というわけではありません。たとえばNISAなどで資産運用をしている人、自動車業界や輸出関連の企業に勤めている人にとっては、株価下落や円高というのは無視できない問題です。
ただ、長期で積立投資をしている人にとっては、今のように株価が下がっている局面はむしろチャンスだと思います。
同じ金額を投資するなら、株価が安ければ安いほどより多くの株を購入できます。すると将来的なリターンはより大きくなる可能性がでてきます。
さらに、円高のタイミングで購入することで、将来的に円安に振れたときには為替差益も狙うことができます。
だからこそ、積立投資をしている人は、今株価が下がっているからといって焦って売るのではなく、淡々と続けていくというのが鉄則になると思います。
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