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今ネットで話題の「アレクサンドラ構文」をやってみた

公開日: 2025年05月23日

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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。

突然ですが、「アレクサンドラ構文」をご存知ですか?

今ネットで話題になっていますよね。

これは、正しく説明文を読む力を測るリーディングスキルテストに含まれる構文のことです。

説明だけでは分かりにくいと思うので、実際の問題を見てみましょう。

 

「アレクサンドラ構文」を解いてみよう

Alexは男性にも女性にも使われる名前で、女性の名Alexandraの愛称であるが、
男性の名Alexanderの愛称でもある。

さて、ここで問題です。

問題:Alexandraの愛称は◯◯である。

1: Alex
2: Alexander
3: 男性
4: 女性

いかがでしょうか?

一見簡単そうに思えますが、実はけっこう読解力を試される巧妙な文章になっていますよね。

正解は「1:Alex」でした。

この問題が簡単だと思った方はお見事です。

ところが実際の調査によると、中学生の正答率はわずか38%しかなかったそうです。

そして、進学校に通う高校生でさえ、正答率は65%だったとのことです。

進学校の高校生でもこの数字ですから、大人全体で考えれば、恐らく3割くらいの人は間違えてしまうのではないかと思います。

 

「機能的非識字」という現象

では、なぜこんなにも間違える人が多いのでしょうか。

それは、文章自体は読めても、その意味を正しく把握できない人が意外と多い・・・ということだそうです。

この現象は「機能的非識字」と呼ばれ、現代社会において、実なかなり根深い問題になっているそうなんですね。

 

賃貸借契約にも注意が必要

このことを知ってから、僕は正直怖くなりました。

というのも、僕は不動産会社を経営しているのですが、最近は賃貸借契約も必要書類を郵送して、オンラインで説明して、非対面でも完結できるようになっています。

しかし、もし3割の人が契約書の内容を正しく理解できていないとしたら、あらぬトラブルの元になるんじゃないかと思ったんですよね。

実際、

・契約期間は2年なのに「更新料が毎年かかる」と勘違いする
・敷金が返ってこないと思い込む
・入居者から管理会社への退去予告は即日でも可能と思ってしまう

こういった誤解が起こっています。

つまり、「文字が読める=内容を理解できる」ではないということです。

特に、契約書は普通の文章と違って言い回しが難しかったり、構造が複雑だったりするので、口頭で説明する際には、ポイントを箇条書きにしたり、図解にして説明したりと、わかりやすくする工夫が必要だと思います。

 

アミラーゼ構文をやってみよう!

ちなみに、このアレクサンドラ構文よりもさらに難易度が高い、「アミラーゼ構文」というものもあります。

問題を書いておきますので、ぜひ時間のあるときにやってみてくださいね。
 
アミラーゼという酵素は、グルコースがつながってできたデンプンを分解するが、同じグルコースからできていても、形が違うセルロースは分解できない。

問題:セルロースは◯◯と形が違う。

1: デンプン
2: アミラーゼ
3: グルコース
4: 酵素

いかがでしょうか?

一応作家として活動している僕でも、ちょっと難しくてドキドキしました笑。

 

まとめ

以上、今話題の「アレクサンドラ構文」「アミラーゼ構文」についてお話ししました。

実際のところ、アレクサンドラ構文くらいの問題は、社会人であれば正答できないと厳しいと思います。

なので、次に僕の会社で求人をする際は、実際にこのテストをやってみようと考えています。

最後に、上のアミラーゼ構文の正解は「1:デンプン」でした。


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