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貯蓄額ごとの心理と行動の特徴。手っ取り早い儲け話に引っかかりやすい人の貯蓄額はいくら?

公開日: 2025年06月25日

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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。

今日は、「貯蓄額ごとの心理と行動の特徴」というテーマでお話しします。

就職して初めて社会に出るとき、多くの人は貯蓄がほとんどないと思います。

僕も、就職した時には貯金なんてほとんどありませんでした。

結婚した時ですらせいぜい100万円くらいしかなくて、ましてや起業した時は親から200万円を借りましたので、まさにマイナスからのスタートでした。

今でこそ、経済的に何不自由ない状態になりましたが、そこに至るまでの各ステージで、いろいろと考えることがあったので、今日はその経験を元にお話ししたいと思います。

 

貯蓄額によって人の行動や思考パターンは変わる

僕は会社員として勤めるのではなく起業という選択をしたので、事業が成長すればするほど所得も増えていくという構造の中で生きてきました。

サラリーマンのように、毎月決まった収入をコツコツ積み上げていくという経験はほとんどありません。

どちらかというと、必死に仕事をしているうちに、気づけば所得も貯蓄も増えていた、という感じです。

一方、僕のクライアントさんたちの話を聞いていると、貯蓄額によって人の行動や思考パターン、心理状態にハッキリとした違いが出てくることを感じます。

そこでここからは、それぞれのステージごとに陥りやすい罠やモチベーションを維持するためのコツについてお話しします。

 

貯蓄額ゼロ、あるいは50万円前後の人

まず、貯金額がゼロ~50万円前後の人たちは、「お金がない」ことによる焦りから、手っ取り早く稼げそうな話に飛びつきやすい傾向があります。

たとえば、仮想通貨やFXなどに手を出す人というのは、いわゆる富裕層というよりも、むしろ貯金がほとんどないような人たちの方が多いと感じます。

このようなステージにいると、どうしても「ラクして稼げる話」に惹かれてしまいがちなんですよね。

「秒速で●億円稼ぐ」みたいなキャッチーなフレーズに誘われて、気がつけば中身が空っぽな商品を掴まされてしまうリスクもあります。

だからこそ、この段階にいる人は「まっとうにお金を貯める」「堅実に積み上げる」という姿勢が大切になってきます。

たとえばNISAでも何でもいいので、少額からでも正しい方法で投資を始める。そして、そういった堅実な投資をしている仲間とつながることが重要です。

とにかく、変な儲け話には絶対に乗らない、一攫千金は狙わないようにしましょう。

これは不動産投資でも同じで、この貯金ゼロ~50万円の層より少し上、たとえば200~300万円程度の自己資金がある人も、やはり注意が必要です。

こういった人たちの中には、銀行からフルローンを引っ張ってきていきなり不動産投資を始めようとする人が多いのですが、やはりここでも「焦らずコツコツ、小さいところから積み上げる」という視点が大切です。

 

貯蓄額200~300万円の人

次は、貯金が200~300万円くらいある人たちです。

このくらいの金額を貯めている人はけっこう多いと思いますが、心理的に「自分、ちょっと余裕あるかも」といった感覚になりがちです。つまり、安心してしまうのです。

すると、「そんなに頑張らなくてもまあ生活できているし」という意識が芽生えてきて、徐々にモチベーションが緩んでくる傾向にあります。

でも、この先の500万円1000万円といったさらに上のステージに進むためには、ここで立ち止まってはいけません。

なので、「貯金が500万円になったら不動産を買おう。それまで無駄遣いはやめよう」みたいな感じで、具体的な目標を立てるのがいいでしょう。

そして、このステージを超えたあたりからは、単に貯金を増やすだけでなく、「資産を買って、その資産にお金を稼がせる」という発想を持ち始める必要があります。

ですので、このタイミングから本格的に勉強を始めるといいでしょう。

 

貯蓄額500~1000万円の人

次は貯金が500万円~1000万円に到達する段階です。

このあたりになると、「自分、わりと貯金あるな」という実感が出てくるはずです。

そして、お金を貯めること自体が楽しく感じられるようになってきます。

実際、500万円とか1000万円は、相当意識が強くないと貯められない金額です。

だからこそ、ここまで来た人は一定の「自信」みたいなものが芽生えてきていると思います。

ただし、この段階に来ると、これまでのような積立貯蓄や積立投資だけを続けていても、次のステージには到達できません

だからこそ、不動産のような収益性のある資産を持つことを積極的にやっていく段階です。

もちろん積立投資は続けつつも、「資産にお金を稼がせる」ことにシフトしていくのです。

たとえば戸建て賃貸を買ってもいいし、区分マンションを購入するのもいいでしょう。

 

貯蓄額が1000万円以上の人

次のステージは貯金が1000万円を超えたあたりです。

これは、いわゆる一般的な社会人にとっての「大台」と言われる金額です。

このレベルに達すると、ある程度「やりきった」という感覚が出てきたり、「もう生活には困っていない」と感じられたりすると思います。

ただその一方で、モチベーションを維持しにくくなるタイミングでもあります。

さらなる資産形成への意欲を持ち続けるためにも、良質な投資コミュニティーに参加して、刺激を受けていくことが重要だと思います。

 

貯蓄額が5000万円以上の人

そして、いよいよ「上がりのレベル」、5000万円以上の資産を築いているような人たちです。

このステージに入ってくると、稼ぐこと自体が楽しくなっているケースも多いでしょう。

いわゆる「ラットレース」はすでに抜け出していて、「資産が増え続けるループ」に入っているので、そのまま突き進んでいただければと思います。

とはいえ、だからこそ気をつけなければいけない落とし穴もあります。

それは「周囲との温度差」が生まれやすく、孤独を感じやすいフェーズに入ってくるということです。

また、お金を増やすことばかりに意識が向きすぎて、「どう使うか」への意識が希薄になることもあります。

本来、お金は人生をより豊かにするための道具です。

だからこそ、「正しく使う」「楽しく使う」といった部分のリテラシーを高めていく必要があります。

そのためにも、金融リテラシーが高い仲間とつながることが、これからの行動の質を大きく左右してくるはずです。

ぜひ、そういったコミュニティーにも積極的に参加していただければと思います。

 

まとめ

以上、今回は「貯蓄額ごとの心理と行動の特徴」についてお話ししました。

どのステージにおいても「一発逆転」ではなく、コツコツと資産を積み上げ、収益を生む資産へと組み替えていくことこそが、次のステージへ進むための王道です。

これからも、僕の発信を含めたさまざまな情報をキャッチアップしながら、ぜひ行動を継続していってください。


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