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不動産投資に役立つ面積の話。「坪」「畳」の表現に慣れておこう

公開日: 2025年08月20日

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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。

今回は、不動産投資に役立つ“面積”の話をしようと思います。

不動産において面積はとても重要です。

土地面積や建物面積、居室面積など、不動産には常に面積が付きまとってきます。

多くの方に馴染みがある面積の単位は、「平米(へいべい)=平方メートル」でしょう。学校でも習いますよね。

ところが、不動産業界では「坪(つぼ)」や「畳(じょう)」といった単位を使うことが多いので、慣れていない人には分かりにくいかもしれません。

そこで今回は、不動産業界で使われる単位についてお話ししようと思います。

このブログをお読みいただければ、

・不動産に「坪」単位が使われる理由
・「坪」「平米」「畳」の違い

が分かるようになりますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

不動産業界で「坪」単位が使われる理由

まず、不動産業界で「坪」という単位が使われる理由には、歴史的な背景があります。

日本は古くから農業が主体で、農地の面積を表す単位を「反(たん)」や「町(ちょう)」で表してきました

それを細かくしていった最小の単位が「坪」ということです。

1反は300坪、1町は10反なので3,000坪ということになります。

この流れで、土地や建物の面積を表現するときに「坪」の単位を使うことが定着し、今も業界の慣習として使われているんですね。

 

「坪」という単位について

では、1坪というのは何平米なのでしょうか。

1坪は約3.3平米です。

正確には3.305785平米ですが、そこまで細かく測らなくてもいいと思うので、1坪=約3.3平米で、1平米=約0.3坪と覚えておくといいでしょう。

例えば、100平米のマンションは約30坪で、逆に30坪の土地は約100平米となります。

不動産業界では、特に建築費や土地の価格などを表現する際に「坪単価」が多用されます。

例えば、

・坪単価80万円で建築できる
・このエリアの坪単価は100万円だ

といった具合です。

一般の人にとっては平米単価の方が直感的に分かりやすいかもしれませんが、もしあなたが今後不動産投資をしていくなら、「坪」の単位に慣れておいた方が絶対に良いと思います。

なぜなら、業者さんは普段から「坪」で価格などを考えているので、「平米」だとピンとこないからです。

例えば、業者さんと価格交渉をする際に「平米いくらでできますか?」とか「予算は平米●円です」と言っても伝わりにくいんですね。

 

「畳」という単位について

「坪」の他に使われることが多いのが、「畳」です。

昔から日本の家には和室があったので、「畳」の単位を使うことで実際どのくらいの広さなのかが想像しやすくなります。

また1坪=約2畳なので、坪換算もしやすいです。

畳の大きさは全国で統一されているわけではなく、地域によってサイズが違いますが、1畳はだいたい180cm×90cmです。

なので、畳2畳=1.8m×1.8m=約3.3平米=1坪ということになります。

これを覚えておけば、例えば「10畳の洋間です」と言われた場合には、「10畳=5坪=16.5平米」とすぐに換算ができるようになります。

 

まとめ

以上、今回は不動産の豆知識として面積の単位についてお話ししました。

不動産投資をしている人なら、1畳2畳といった単位を聞けばどのくらいの広さかすぐに想像がつくと思います。

しかし、最近の若い人は和室がない家で育っている人も多いですから、「6畳間」とか言われてもピンとこないこともあるかもしれません。

こうした世代に合わせて、募集広告などには平米数も表記していく必要がありますね。

いずれにしても、これから不動産業界で活躍をしたいのであれば、こういった面積の計算がパパっと出てくるように訓練しておいた方がいいでしょう。


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