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超激安で不動産を購入する方法。物言わない買主になれ!

公開日: 2025年08月24日

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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。

今回は、「超激安で不動産を購入する方法」というテーマでお話しします。

最近の中古住宅市場は以前とは違い、我々不動産投資家が売主さんから物件を購入することが難しくなってきた印象があります。

というのも、プロの不動産業者である「買取再販業者」が売主さんから物件を仕入れ、リフォーム(リノベーション)を施したうえで、再販売する流れが増えてきているからです。

ご存知のとおり、最近は都内のマンション価格が高騰しており、郊外の新築戸建ても高いので、“ならば中古物件を購入しよう”という流れが出てきています。

また、政府が中古物件の流通を後押ししていて、仲介手数料の上限額を見直したこともあり、仲介業者も中古物件の仲介に力を入れはじめています。

こうした流れがあって、今、【中古物件を仕入れて⇒それを修繕し⇒高く売って出口を取る】不動産業者が増えているのです。

そして、売主さんも不動産投資家より買取再販業者に物件を売却する人が増えているようです。

一体なぜなのでしょうか。

その理由を知ることで、我々不動産投資家も激安で不動産を購入するヒントが分かるようになると思います。

そこで、今回のブログでは、

・売主が「買取再販業者」へ売却する理由
・不動産投資家が安く物件を手に入れる方法

について解説します。ぜひ最後までご覧ください。

 

売主が「買取再販業者」に売却する理由

では、なぜ中古物件の売主さんは業者に売る人が多いのでしょうか。

結論を先に言ってしまうと、物件を個人の投資家ではなく業者に売ると、契約不適合責任の免責をしてもらいやすいからです。

「契約不適合責任の免責」とは、「後から問題が見つかっても売主に責任はありませんよ」ということを契約書に記載するものです。

そうすることで、

・雨漏りがあった!
・配管が壊れた!
・給湯器が故障した!
・建物が傾いている!
・シロアリの被害があった!

など、売却後に起こり得るクレームから売主は解放されます

買主が一般の不動産投資家だと、「契約不適合責任の免責」を拒否されることもありますが、相手が業者だと細かいことは言わないことが多いため、煩わしさから解放されるんですね。

また、業者に売却するもう一つのメリットとして、契約から引き渡し、現金化までのスピードが速いということもあります。

不動産投資家やエンドユーザー(自分で買って住む実需層)が購入者だと、ローン審査に落ちたり、資金を用意する時間をくださいと言われたり、現金化までに時間がかかることが多いです。

一方、業者であれば、物件を売って最短1か月程度で現金を手に入れることができます

以上のような理由から、多少安く買い叩かれたとしても、業者に売る売主が多くなっているのです。

 

不動産投資家が安く物件を手に入れる方法

では、僕たち一般の買主が業者に負けずに安く物件を買うためにはどうすればいいのでしょうか。

答えはとてもシンプルで、我々も買取再販業者のように買主としての安心感を売主に与えればいいのです。

 

1.    契約不適合責任を問わない


まず、瑕疵担保責任(契約不適合責任)を問わないことを受け入れるということです。

多少床が傾いていたり、雨染みがあったりしても、とにかくクレームを言わず、潔のいい買主になりましょう。

 

2.値段が合わなければ潔く身を引く


次に、値段が合わなければサッと身を引くということも大切です。

無駄に粘っていると「イヤな買主」というレッテルを貼られかねません。

値段が合わなければ、「もし今後この値段になったら、また声をかけてくださいね」とだけ伝えて潔く退きましょう

 

3.約束を反故にしない


最後に買うと言ったら必ず買うことです。

「ローンに通らなかった」とか「やっぱり気が変わった」などの理由で買わないのは論外です。

信頼を裏切らないことが一番重要ですから、買うと言ったら必ず買うことが重要だと思います。

以上のような買い付けの仕方を徹底していると、仲介業者さんからの印象がとても良くなります

 

モノを言わない買主になりましょう

不動産業者には、日々数多くの物件情報が入ってきます。

中には雨漏りがあったり、再建築不可だったり、売主が相続のために急ぎで現金化を希望していたり、一般のエンドの客には嫌われるような物件が激安で出てくることがあります

そんな時に仲介業者さんの信用を得られていれば、

「ウラケンさんならどんなに面倒な物件でも買ってくれる確率が高いので、とりあえずウラケンさんに話してみよう」

と思ってもらえるようになります。

そして物件を買った後も面倒なことを言わなければ、

「次もまたウラケンさんに紹介しよう」

となるわけです。

つまり、あなたが「文句を言わずに買ってくれる買主」という立ち位置になることができれば、仲介業者の方からどんどん物件を紹介してくれるようになると思います。

実際、僕の仲間にもこの方法でどんどん物件を買って、規模を拡大している人がいます。

勇気がいることだと思いますが、ぜひ皆さんも「モノを言わない買主」になっていただければと思います。

 

まとめ

以上、「超激安で不動産を購入する方法」というテーマでお話ししました。

いくら激安と言っても、その物件をどのように調理して仕立て上げられるか?をイメージできないと、何も言わずに即決することはできないでしょう。

そのためにも、日頃からDIYをしたりして経験を積んでおく必要があります。

そうすれば、「ここはこのぐらいのコストで補修できるな」とか、「ここは修繕に●日くらいかかるな」とか、費用感やスケジュール感がわかるようになってきます。

さらに、安く買った物件をDIYによって価値を高められれば、自分が買った値段よりも高く売ることができるようになります。

あなたもぜひ「モノを言わない買主」になれるように努力してみてください。


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