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出版は一番コスパの悪いマーケティング手法です

公開日: 2025年08月26日

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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。

InstagramTikTokXFacebookなどのSNSを使っていると、様々な営業のDMが来ますよね。

僕のところによく来るのは、

・コラボしませんか?
・営業支援します!
・出版しませんか?


といったもので、正直メリットがあるとは思えない内容ばかりなので、ほとんどスルーしています。

しかし、出版に関しては僕もこれまで何冊も商業出版していて興味があるので、一応読んでみたりします。

よくある内容としては、

「SNSで情報発信しているインフルエンサーにとって、出版はブランドイメージを高めるのに効果的なツールです。編集や企画の出し方をサポートするのでぜひ出版しませんか?」

というものです。

でも、こういうDMを見ると「ちょっと待ってくれよ!」と思ってしまいます。

先ほども言ったように、僕は20年以上前から本を出していて、不動産業界ではちょっと名の知れた存在です。

そんな人に向かって、「出版はブランドイメージを高める効果的なツールです」なんて言ってくるのはおかしいですよね。

僕がすでに著者であることくらい、ちゃんと調べてから送ってきてほしいと思ってしまいます。

 

出版はコスパが非常に悪い

そもそも、僕にとって出版はコスパが悪いので、もう全然やる気はありません

僕が初めて出版した頃に比べて、今は書店数が半分くらいになってしまっています。

理由は明確で、Amazonの台頭や電子出版の普及があります。

そして出版社もどんどん淘汰されて、売上も激減しています。

だから、新人作家がいきなり商業出版して印税を得られることは、今はほとんどないと思います。

印税というのは、一般的に定価の10%くらいです。

一方で、冒頭で述べたような出版のお誘いというのは、ほとんどが自費出版です。

DMを送ってきている人は、元々どこかの出版社で編集者をやっていて独立し、自分でインフルエンサーに営業をかけて「商業出版しませんか?書店に本が並びますよ!」と売り込んでいるのだと思います。

しかし今の時代、別に出版社や編集者を通さなくても、Amazonで電子出版できるんですよね。

だから、出版社や編集者を通して出版するというのは、本当にコスパが悪いのです。

 

一冊の本の執筆でたった75万円の印税

僕は、自費出版をしたことはありません。

YouTubeを見てくれた方に、自分で小冊子を刷って配ってはいますが、書店に並ぶ本をお金を出して出版したことは一度もありません。

必ず印税10%の契約をして出版してきました。

つまり、出版社が「この本は売れる」と判断して、リスクを負ってでも出版させてくれたということです。

ただ、今は本が売れない時代です。

初版でも3,000部出ればいい方で、5,000部がせいぜいだと思います。

僕が出版していた頃でも、初版は6,000部くらいでした。

仮に1,500円の本で印税10%とすると、1冊あたり150円。

初版で5,000部刷ってもらっても75万円しか印税が入ってきません。

つまり、重版がかからなかったら、75万円で一冊の本を書かなければならないということです。

さらに、出版社も本を売りたいから、「ウラケンさんもプロモーションしてください!」と言われたりするので、労力もかかります。

であれば、僕が今やっているようにYouTubeに力を入れてマーケティングをして、自費で小冊子を配った方がよっぽど効果的です。

繰り返しになりますが、出版はコスパが悪いです。

もちろん、大手のちゃんとした出版社からの話であれば別ですが、名前を聞いたこともないような出版社からの誘いなんて、正直話を聞くだけ時間の無駄です。

 

商業出版は出版社にとって大きなギャンブル

それでも、未だに「商業出版したい」という人はたくさんいます。

しかし、商業出版というのは出版社にとっても大きなギャンブルなんですよね。

本というのは、刷った瞬間に印税を払わなければいけません

売れた分に応じて支払うのではなく、刷った時点で出版社は印税を負担する必要があるのです。

そして本というのは、刷ったら取次を介して、書店に納品されます。

しかし、書店で一定期間売れなければ、返品されてしまいます。つまり、書店にとって本を置くのは委託販売なんですよね。

返品されれば在庫コストもかかってしまいます。

だから最近は、著者側も半分程度を自費で負担したり、買い取ったりしないと出版できないケースも多くなっています。

繰り返しになりますが、今は出版よりもっと効率的なマーケティング手法があります

だから、そちらに力を入れた方がよっぽど効果的だと僕は思います。


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