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最高値更新!今なぜ「金」が上がっているのか?金が上昇する3つの理由
公開日: 2025年09月15日
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
最近、金の価格が大きく高騰しています。
ニューヨーク先物では9月9日の取引で一時1トロイオンス=3,715ドルを突破し、国内の店頭小売価格も1グラムあたり19,000円に達しました。
まさに歴史的な水準にあると思います。
なぜ金が高騰しているのか?
では、なぜ今これほどまでに金が買われているのか、その背景を考えてみたいと思います。
要因1:FRBの利下げ観測と、日本における金利上昇圧力
まず、アメリカでは直近の雇用統計が下方修正されました。
これにより、アメリカの景気は想定よりも弱いのでは?という見方が広がり、「いよいよFRBが利下げに踏み切るのではないか?」という期待が高まっています。
一方で、「日銀は年内に利上げをするのではないか?」という観測が強まっています。
その結果、日米の金利差が縮小し、円高方向に動く可能性が出てきました。
つまり、「利下げによってドルの価値が弱くなるのでは?」という流れの中で、資金が現物資産である金へとシフトしているということです。
要因2:地政学リスクの高まり
もう一つ大きな要因として挙げられるのが、地政学リスクの高まりです。
中東情勢の悪化、ロシアとウクライナの戦争が長期化する中で、“有事の安全資産”として金が買われています。
要因3:各国の中央銀行とチャイナマネーの存在
最近、金の市場を大きく動かしているのは、各国の中央銀行による金の購入です。
金の年間生産量は約3,700トンと言われていますが、そのうち約1,000トンを中央銀行が購入するという年が続いています。
特に注目すべきは中国人民銀行で、金の保有量を増やし続けています。
また、中国の個人投資家も積極的に金を買い続けているという流れがあります。
インフレ対策として現物資産の金が買われる
これらの背景には、パンデミック以降に各国が大量の通貨を発行したことがあります。
通貨を大量発行すると、通貨の価値が下ってインフレが進んでいくので、現金を持つよりも、現物資産として安定した価値を担保できる金が選ばれてきたということです。
そのため、最近の金の最高値更新は決して偶然ではなく、むしろ必然だという見方が一般的になっています。
まとめると、
・FRBの利下げ観測によるドル安への不安の高まり
・地政学リスクの高まりによる有事の金買い
・各国の中央銀行やチャイナマネーの強力な需要
が後押しして、価格が上昇しているのです。
金の積み立て投資はオススメです
実は、僕自身もずっと金投資を続けています。
地金そのものを買っているわけではなく、金のETFを毎月コツコツ購入しているんですね。
毎月積み立てで買っているので、「●倍になった!」というほどではないにせよ、安定して上昇してきているので、積立投資の効果を実感しています。
金という資産は利息を生むわけではないので、単純に価格が上がったか下がったかでしか評価できません。
しかし、ご存知のとおり金の埋蔵量は限られており、オリンピックプール4杯分しかなく、あと20年ほどで枯渇すると言われています。
そう考えると、“守りの資産”としては、抜群の資産性を持つ存在と言えるでしょう。
今後、通貨の下落が避けられない中で、ゴールドの存在感はこれからますます大きくなっていくはずです。
だからこそ、僕は皆さんにも金を持っておくことをおすすめしたいと思います。
こういうことをいうと、「価格が下がるのを待った方がいいですか?」という人が必ずいますが、「下がったら買おう」と待っているうちに、価格水準そのものが切り上がってしまう可能性もあります。
株や不動産と同じですが、投資は早めに始めることが大事です。
暴落が怖いのであれば、毎月コツコツ積立投資をしていくのが最も堅実な方法だと思います。
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
最近、金の価格が大きく高騰しています。
ニューヨーク先物では9月9日の取引で一時1トロイオンス=3,715ドルを突破し、国内の店頭小売価格も1グラムあたり19,000円に達しました。
まさに歴史的な水準にあると思います。
なぜ金が高騰しているのか?
では、なぜ今これほどまでに金が買われているのか、その背景を考えてみたいと思います。要因1:FRBの利下げ観測と、日本における金利上昇圧力
まず、アメリカでは直近の雇用統計が下方修正されました。
これにより、アメリカの景気は想定よりも弱いのでは?という見方が広がり、「いよいよFRBが利下げに踏み切るのではないか?」という期待が高まっています。
一方で、「日銀は年内に利上げをするのではないか?」という観測が強まっています。
その結果、日米の金利差が縮小し、円高方向に動く可能性が出てきました。
つまり、「利下げによってドルの価値が弱くなるのでは?」という流れの中で、資金が現物資産である金へとシフトしているということです。
要因2:地政学リスクの高まり
もう一つ大きな要因として挙げられるのが、地政学リスクの高まりです。
中東情勢の悪化、ロシアとウクライナの戦争が長期化する中で、“有事の安全資産”として金が買われています。
要因3:各国の中央銀行とチャイナマネーの存在
最近、金の市場を大きく動かしているのは、各国の中央銀行による金の購入です。
金の年間生産量は約3,700トンと言われていますが、そのうち約1,000トンを中央銀行が購入するという年が続いています。
特に注目すべきは中国人民銀行で、金の保有量を増やし続けています。
また、中国の個人投資家も積極的に金を買い続けているという流れがあります。
インフレ対策として現物資産の金が買われる
これらの背景には、パンデミック以降に各国が大量の通貨を発行したことがあります。通貨を大量発行すると、通貨の価値が下ってインフレが進んでいくので、現金を持つよりも、現物資産として安定した価値を担保できる金が選ばれてきたということです。
そのため、最近の金の最高値更新は決して偶然ではなく、むしろ必然だという見方が一般的になっています。
まとめると、
・FRBの利下げ観測によるドル安への不安の高まり
・地政学リスクの高まりによる有事の金買い
・各国の中央銀行やチャイナマネーの強力な需要
が後押しして、価格が上昇しているのです。
金の積み立て投資はオススメです
実は、僕自身もずっと金投資を続けています。地金そのものを買っているわけではなく、金のETFを毎月コツコツ購入しているんですね。
毎月積み立てで買っているので、「●倍になった!」というほどではないにせよ、安定して上昇してきているので、積立投資の効果を実感しています。
金という資産は利息を生むわけではないので、単純に価格が上がったか下がったかでしか評価できません。
しかし、ご存知のとおり金の埋蔵量は限られており、オリンピックプール4杯分しかなく、あと20年ほどで枯渇すると言われています。
そう考えると、“守りの資産”としては、抜群の資産性を持つ存在と言えるでしょう。
今後、通貨の下落が避けられない中で、ゴールドの存在感はこれからますます大きくなっていくはずです。
だからこそ、僕は皆さんにも金を持っておくことをおすすめしたいと思います。
こういうことをいうと、「価格が下がるのを待った方がいいですか?」という人が必ずいますが、「下がったら買おう」と待っているうちに、価格水準そのものが切り上がってしまう可能性もあります。
株や不動産と同じですが、投資は早めに始めることが大事です。
暴落が怖いのであれば、毎月コツコツ積立投資をしていくのが最も堅実な方法だと思います。
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