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利回りの良い物件を入手する裏技。利回りの良い物件は自ら作れ!

公開日: 2025年09月27日

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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。

不動産投資をするなら、誰もが“利回りのいい物件”を欲しがると思います。

しかし現実は甘くなくて、高利回り物件なんてそうそう出回っていません

ポータルサイトや不動産会社さんのホームページを覗いたり、あるいは不動産会社さんへ直接出向いたりして探しているうちに、稀に「これは利回りがいいぞ!」という物件があるかもしれません。

しかし、よくよく調べてみると事故物件だったり、再建築不可だったり、建物に欠陥があったり・・・など、「訳アリ」物件であることが多いと思います。

でも、そんな中でも利回りのいい物件を仕入れている人というのは存在します。

そこで今回は、どうすれば高利回りの物件を見つけることができるのか?について解説しようと思います。

このブログをお読みいただければ、

・投資家が密かに狙うべき物件
・不動産が売れずに残っている理由を解明する
・不動産投資がビジネスと同じ理由

が分かるようになりますので、ぜひ最後までご覧ください。

 

投資家が密かに狙うべき物件

利回りのいい物件を購入できる人というのは、実はあえて利回りの低い物件を狙っていることがあります。

どういうことかというと、実は「利回りの低い物件や長期間売れ残っている物件こそが、我々投資家にとってチャンス」である場合があるのです。

利回りの低い物件は、購入を検討する人自体が少ないです。そのためライバルが少なく、じっくり検討できるというメリットがあります。

また、長期間売れ残っている物件というのは、問題が多くて他の人が手を出さない物件ということです。しかし、どういった理由で売れ残っているのか?その原因を突き止め、問題を解決することができれば、高利回り物件になり得ます

このブログのタイトルにもある、「利回りのいい物件は自ら作れ!」というのはそういうことです。

 

不動産が売れずに残っている理由

では、不動産が売れ残る理由には、どんなものがあるのでしょうか。

例えば、前面道路が私道で、その私道に自分の持ち分がないと無接道敷地になってしまうので、融資を受けることができません。

私道部分に自分の持ち分がなくても、それが位置指定道路であれば、建築基準法上の道路としてみなされるので再建築は可能ですが、そもそもその道に幅2m接道していなければ再建築不可となります。

また、市街化調整区域内の建物は基本的に建て替えができませんが、“既存宅地”という制度で再建築できる場合もあります。

あとは、借地権だったり、建物が全部空室だったり、築年数が70年とか非常に古かったり、風呂なし・トイレ共同みたいな設備不足であったり・・・。

こういった物件というのは、不動産投資の初心者は大体スルーします。

だからこそ、問題の解決能力がある投資家には、大きなリターンが待っているということです。

また、意外な点でいうと、賃貸併用住宅で自宅部分の家賃が加味されておらず、利回りが低く表示されてしまっている場合があります。

例えば、利回り2%となっていても、自宅部分を貸し出すことで利回り8%や9%になるケースがあるんですね。

 

不動産投資はビジネスです

こういった訳アリ物件は、思いっきり値段交渉して購入するのはもちろんのこと、問題を解決して利回りを高める工夫をします。

例えば、付加価値を付けて家賃を底上げしたり、民泊・店舗・シェアオフィスなどへの用途変更を検討したり、あるいは近隣と交渉して私道の権利がなくても通行権や掘削権を確保するなどです。

物件が借地権だった場合は、底地権者に売ってもらえないか相談してみるとか、接道幅が2mなければ隣地を買って建て替えができる状態にするとか、工夫をする必要があります。

結局、不動産投資はビジネスと一緒です。

利回りが高い物件=誰もが欲しがる物件ですから、簡単には手に入りません。

ですが、誰も欲しがらない問題アリ物件であれば、手を加えたり問題解決をしたりすることで付加価値が生まれるということです。

 

まとめ

以上、今回は「利回りのいい物件を入手する裏技」についてお話ししました。

繰り返しになりますが、いい物件というのは自ら作り出すものですから、あなたもぜひ問題解決スキルを身に付けてください。

そうしたスキルは不動産実務検定で体系的に学ぶことができますが、経験豊富な大家さんや投資家がたくさん集っているコミュニティーに参加するのも効果的です。

そして、そこで学んだノウハウを実践に移していく際には、たとえ失敗してもリカバリーできるように、小さな投資から始めて少しずつ経験を積んでいくようにしましょう。

そうすることで、将来的には大きな問題を解決していい物件を独占することができると思います。


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