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空室対策“インターネット無料”に次ぐ必須のサービスとは?置き配盗難保険サービスが登場
公開日: 2025年10月17日
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
所有物件で退去が発生した際、どれだけ経験を積んだ不動産投資家でも頭を悩ませるのが「いかに家賃を下げずに次の入居を決めるか?」ということです。
デザインリフォームをしたり、入居者の受け入れ幅を広げたり(高齢者、外国人、母子家庭、生活保護受給者等)、設備をアップグレードしたり・・・試行錯誤を繰り返していると思います。
空室対策に有効な設備は時代によって変わりますが、ここ10年ぐらいで一気に広まってきたのが、「インターネット無料」サービスです。
しかし最近、インターネット無料に次ぐ“新しいサービス”が登場したとの情報をキャッチしたので、今日はそのことについてお話ししようと思います。
このブログをご覧いただければ、
・もはやインターネット無料は差別化にならない理由
・宅配ボックスが注目される理由
・置き配荷物盗難にも対応する火災保険とは?
について分かるようになります。ぜひ最後までご覧ください。
もはやインターネット無料は差別化にならない
プリンシプル住まい総研株式会社さんがSUUMOの掲載物件をもとに調査したところによると、インターネット無料サービスを提供している単身者向け物件は、なんと43.2%にまで増加しているそうです。
もはやインターネット無料は当たり前、逆にインターネット無料でない物件は選ばれにくくなると言っていいでしょう。
実際、全国賃貸住宅新聞の「この設備があれば周辺相場より家賃が高くても決まるランキング(2024年10月21日号)」では、単身者向けでもファミリー向けでも、第1位の設備は「インターネット無料」です。
宅配ボックスが注目される理由
そして、このランキングで単身者向けの第2位、ファミリー向けの第4位にランクインしているのが「宅配ボックス」です。
単身者は昼間家におらず、代わりに受け取ってくれる家族もいませんから、置き配を利用する機会も多いとも思います。
だから、特に単身者で宅配ボックスの注目が集まっているんですね。
今、国の政策的にも「置き配を推進していこう」という動きになっていますから、宅配ボックスがある物件はかなり選ばれやすいと思います。
置き配の盗難リスクについて
一方で、置き配には盗難リスクがあります。
日本は安全な国と言われますが、盗難リスクがゼロとはいえません。
最近は、戸別に導入できる様々なタイプの宅配ボックスが売られていますよね。
しかし、アパートやマンションの共同玄関にオートロックがついていると、そもそも配達員さんが入ってこれなかったりしますし、一口に賃貸住宅といってもアパートからマンション、戸建賃貸まで様々あるので、すべてに対応できる完璧な宅配ボックスは恐らくないと思います。
最近は、国交省が「配達員がマンションなどの共同玄関を解錠できる共通システム」の開発を支援する方向で動いているようです。
しかし、それだと「オートロックにする意味がなくなってしまうのでは?」という声もあります。
なので、置き配荷物の盗難リスクを完璧に排除することはできないと思います。
置き配盗難保険サービスが登場
そんな中、面白いサービスが登場しました。
ヤマト運輸が発表した「家財もしも保険」です。
これは置き配のトラブルも補償してくれる賃貸住宅向けの火災保険で、月額380円から加入できます。
通常、賃貸住宅の入居者は火災保険に入ることが義務付けられますが、どの保険に入るかは入居者が自分で選ぶことができます。
この保険では、置き配トラブルを最大700万円まで補償してもらえるということで、すごくいいサービスだと思います。
今のところ、置き配の補償がついている保険は他にありませんが、他の損保会社もおそらく追随してくると思います。
現在、様々な宅配ボックスが販売されてはいますが、置き配荷物の盗難に完璧に対応するのは物理的に難しいと思うので、保険でカバーしていく必要があるでしょう。
まとめ
以上、今回はインターネット無料に次ぐ必須のサービスについてお話ししました。
賃貸物件において、「インターネット無料サービス」はすでに標準となっていますので、今後、空室対策としては通用しません。
そして、できれば「宅配ボックス」を置きましょう。
さらにプラスアルファで入居者に「置き配トラブルに対応できる火災保険」に入ってもらって、安心をカバーしていくのがいいでしょう。
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
所有物件で退去が発生した際、どれだけ経験を積んだ不動産投資家でも頭を悩ませるのが「いかに家賃を下げずに次の入居を決めるか?」ということです。
デザインリフォームをしたり、入居者の受け入れ幅を広げたり(高齢者、外国人、母子家庭、生活保護受給者等)、設備をアップグレードしたり・・・試行錯誤を繰り返していると思います。
空室対策に有効な設備は時代によって変わりますが、ここ10年ぐらいで一気に広まってきたのが、「インターネット無料」サービスです。
しかし最近、インターネット無料に次ぐ“新しいサービス”が登場したとの情報をキャッチしたので、今日はそのことについてお話ししようと思います。
このブログをご覧いただければ、
・もはやインターネット無料は差別化にならない理由
・宅配ボックスが注目される理由
・置き配荷物盗難にも対応する火災保険とは?
について分かるようになります。ぜひ最後までご覧ください。
もはやインターネット無料は差別化にならない
プリンシプル住まい総研株式会社さんがSUUMOの掲載物件をもとに調査したところによると、インターネット無料サービスを提供している単身者向け物件は、なんと43.2%にまで増加しているそうです。もはやインターネット無料は当たり前、逆にインターネット無料でない物件は選ばれにくくなると言っていいでしょう。
実際、全国賃貸住宅新聞の「この設備があれば周辺相場より家賃が高くても決まるランキング(2024年10月21日号)」では、単身者向けでもファミリー向けでも、第1位の設備は「インターネット無料」です。
宅配ボックスが注目される理由
そして、このランキングで単身者向けの第2位、ファミリー向けの第4位にランクインしているのが「宅配ボックス」です。単身者は昼間家におらず、代わりに受け取ってくれる家族もいませんから、置き配を利用する機会も多いとも思います。
だから、特に単身者で宅配ボックスの注目が集まっているんですね。
今、国の政策的にも「置き配を推進していこう」という動きになっていますから、宅配ボックスがある物件はかなり選ばれやすいと思います。
置き配の盗難リスクについて
一方で、置き配には盗難リスクがあります。日本は安全な国と言われますが、盗難リスクがゼロとはいえません。
最近は、戸別に導入できる様々なタイプの宅配ボックスが売られていますよね。
しかし、アパートやマンションの共同玄関にオートロックがついていると、そもそも配達員さんが入ってこれなかったりしますし、一口に賃貸住宅といってもアパートからマンション、戸建賃貸まで様々あるので、すべてに対応できる完璧な宅配ボックスは恐らくないと思います。
最近は、国交省が「配達員がマンションなどの共同玄関を解錠できる共通システム」の開発を支援する方向で動いているようです。
しかし、それだと「オートロックにする意味がなくなってしまうのでは?」という声もあります。
なので、置き配荷物の盗難リスクを完璧に排除することはできないと思います。
置き配盗難保険サービスが登場
そんな中、面白いサービスが登場しました。ヤマト運輸が発表した「家財もしも保険」です。
これは置き配のトラブルも補償してくれる賃貸住宅向けの火災保険で、月額380円から加入できます。
通常、賃貸住宅の入居者は火災保険に入ることが義務付けられますが、どの保険に入るかは入居者が自分で選ぶことができます。
この保険では、置き配トラブルを最大700万円まで補償してもらえるということで、すごくいいサービスだと思います。
今のところ、置き配の補償がついている保険は他にありませんが、他の損保会社もおそらく追随してくると思います。
現在、様々な宅配ボックスが販売されてはいますが、置き配荷物の盗難に完璧に対応するのは物理的に難しいと思うので、保険でカバーしていく必要があるでしょう。
まとめ
以上、今回はインターネット無料に次ぐ必須のサービスについてお話ししました。賃貸物件において、「インターネット無料サービス」はすでに標準となっていますので、今後、空室対策としては通用しません。
そして、できれば「宅配ボックス」を置きましょう。
さらにプラスアルファで入居者に「置き配トラブルに対応できる火災保険」に入ってもらって、安心をカバーしていくのがいいでしょう。
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