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好きなことをやればワークはライフになる。ワークライフバランスについて
公開日: 2025年12月05日
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今年の流行語大賞が高市首相の「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」に決まりました。
今の時代にはなかなか刺激的なフレーズで、ネット上では「働きすぎを美化するな」とか「ワークライフバランスに逆行している」といった批判も出ています。
一方、労働基準法は2026年に約40年ぶりの大改正が予定されており、
・連続14日以上の勤務は禁止
・勤務間インターバルは11時間以上必要
など、今後もさらに働き方の様々な規制が出てくるとされています。
社会全体の流れとして、「もっとゆとりを持ちましょう」「しっかり休みましょう」という方向に進んでいるんですよね。
国が働き方を押し付けるのは時代に合っていない
この流れ、僕個人の意見としては、「政府が働き方にチャチャを入れすぎでは?」と思ってしまいます。
この数十年、ゆとり教育とか、働き方改革とか、ワークライフバランスとか、「もっと休みましょう」「働きすぎはよくないですよ」と言い続けてきた結果、どうなったかを考えてみてください。
確かに長時間労働は減ってきたかもしれませんが、稼ぎたくても稼げない人が増え、生産性も上がらない・・・デフレ・低成長が続いてきたわけです。
政府が口を出し過ぎた影響はゼロとはいえないと思います。
働き方の本来あるべき姿とは
さらに最近は、フリーランスに労働基準法をどう適用するか?とか、副業や兼業の労働時間を通算して割増賃金を計算する、みたいな話も出てきています。
しかし、フリーランスはフリーランスで良いではないですか。
そもそも、そんなところにまで政府が口出しするのは、方向性がズレていると思います。
副業を推進したいのか?したくないのか?一体どっちなんだという話ですよね。
企業側からすれば、管理が増えるくらいなら副業NGにしてしまおう・・・ということにもなりかねません。
本来あるべき姿というのは、
・働きたい人はとことん働ける。
・ワークライフバランスを大事にしたい人はそのようにできる。
というように、選択肢の幅を広げる柔軟な状態だと思います。
国が「こう働きなさい」と一つの正解を押し付けるのは、時代に合っていません。
僕も起業当時はワークライフバランスなんてありませんでした
ただし一つだけ言えることは、「最初からワークライフバランスを最優先しながら、一旗上げて大成功した人」を僕は見たことがありません。
僕が起業した当時は1日18時間労働なんて当たり前、その後10年くらいも1日12時間労働が当たり前の生活をしていました。
起業して自分のやりたいことをやっているわけですから、とにかく仕事に没頭していました。
思い返せば、昔はみんな土曜日も普通に出勤日でしたよね。
そんな風に一生懸命に働いたから、日本は高度経済成長を遂げることができたのではないでしょうか。
しかし、最近のようにワークライフバランスを「目的そのもの」にした瞬間、成長は頭打ちになってしまうと思います。
誤解してほしくないのは、僕は「休むな」とか「ブラックに働け」と言いたいわけではありません。当然、健康を害する働き方はダメです。
僕が言いたいのは、
「ほどほどに働いて、ほどほどに休んで、ほどほどの成果を出したいのか?」
「人生は一度きりだから本気でやって何かを成し遂げたいのか?」
まずはそれを自分で決めなければいけないということです。
「ワーク」と「ライフ」を分けるという発想自体をやめよう
ではこれからの時代、ワークとライフのバランスをどのように考えればいいのでしょうか。
先ほども言ったように、労働基準法の改正で労働時間の制限がさらに厳しくなる中、僕が提案したいのは、「ワーク」と「ライフ」を分けるという発想自体をやめることです。
つまり、仕事そのものを趣味やゲームの領域にまで引き上げてしまうということです。
そうすると、ワーク自体がライフになります。
例えば、最近はボロ戸建てを格安で買って、土日にひたすらDIYをしている不動産投資家が多いですよね。
中には、連休中に寝袋を持ち込んで物件に泊まり込み、ずっとDIYしている人もいます。
これを会社員に置き換えて考えてみると、会社に泊まり込んで土日も作業しているのは完全に休日出勤ですし、労基的にはツッコミどころ満載でしょう。
でも、話を聞いてみると当の本人たちはケロッとしていて、「いや、これ趣味みたいなものなんで」と笑って言います。
つまり、趣味をやっていたら家賃が増え、物件が増え、資産が増えてきたという状態です。
これはまさに、ワークがライフに溶けている状態だと思います。
こうなればワークライフバランスなんて気にする必要はなくなるし、人生と仕事の境目はほとんどなくなります。
好きなことを仕事にしていくステップ
しかし、「そんなことができれば苦労しないよ」という声が聞こえてきそうです。
ですので、現実的なステップをお話ししたいと思います。
まず、あまたが「気づいたら3時間経っていた!」というようなことを紙に書いてみましょう。
ゲームでも、釣りでも、料理でも、DIYでも、何でもいいです。不動産のサイトを延々と眺めて、「いい物件がないかな~」と探すことでも構いません。
お金になるかどうかはいったん置いておいて、紙に書いてみるのです。
ここで書き出したものが、あなたのライフ側にあるものになります。
次に、書いたネタを「お金が動く形」に変えられないか?を考えてみましょう。
例えば、DIY が好きなら戸建て投資、釣りが好きなら釣りのガイドやYouTubeで釣りの配信をするという形もあります。
料理が好きなら料理教室を開いたり、レシピを販売したり、料理のYouTubeチャンネルを作ってもいいでしょう。
不動産サイト巡りが好きであれば、不動産投資家を目指すという方向性も自然と見えてきます。
まずは副業レベルで小さく試してみよう
別に最初からそれを本業にする必要はありません。
まずは、自分が好きなことを副業レベルで小さく試すことから始めてみましょう。
もちろん、僕のオススメは不動産投資です。
築古戸建てを購入し、DIYして貸し出すことで家賃が入れば嬉しいし、ゲーム感覚で楽しむイメージを持つことができれば、自然とワークがライフ側に近づいてくると思います。
時間と収入のバランスを移行していこう
そして最後のステップとして、時間と収入のバランスを移行していくことです。
最初は本業を8割の力で頑張りつつ、残り2割の力で好きなことを副業として続けてみてください。
そして副業が軌道に乗ってきたら、副業の割合を増やしていくのです。
そこからは、ワークとライフが一体化していくので、わざわざワークライフバランスなんて考えなくても、楽しみながらストレスなく仕事ができる状態に近づいていくでしょう。
そして、「いつの間にか、副業が本業になっていた!」という形が理想だと思います。
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今年の流行語大賞が高市首相の「働いて働いて働いて働いて働いてまいります」に決まりました。
今の時代にはなかなか刺激的なフレーズで、ネット上では「働きすぎを美化するな」とか「ワークライフバランスに逆行している」といった批判も出ています。
一方、労働基準法は2026年に約40年ぶりの大改正が予定されており、
・連続14日以上の勤務は禁止
・勤務間インターバルは11時間以上必要
など、今後もさらに働き方の様々な規制が出てくるとされています。
社会全体の流れとして、「もっとゆとりを持ちましょう」「しっかり休みましょう」という方向に進んでいるんですよね。
国が働き方を押し付けるのは時代に合っていない
この流れ、僕個人の意見としては、「政府が働き方にチャチャを入れすぎでは?」と思ってしまいます。この数十年、ゆとり教育とか、働き方改革とか、ワークライフバランスとか、「もっと休みましょう」「働きすぎはよくないですよ」と言い続けてきた結果、どうなったかを考えてみてください。
確かに長時間労働は減ってきたかもしれませんが、稼ぎたくても稼げない人が増え、生産性も上がらない・・・デフレ・低成長が続いてきたわけです。
政府が口を出し過ぎた影響はゼロとはいえないと思います。
働き方の本来あるべき姿とは
さらに最近は、フリーランスに労働基準法をどう適用するか?とか、副業や兼業の労働時間を通算して割増賃金を計算する、みたいな話も出てきています。しかし、フリーランスはフリーランスで良いではないですか。
そもそも、そんなところにまで政府が口出しするのは、方向性がズレていると思います。
副業を推進したいのか?したくないのか?一体どっちなんだという話ですよね。
企業側からすれば、管理が増えるくらいなら副業NGにしてしまおう・・・ということにもなりかねません。
本来あるべき姿というのは、
・働きたい人はとことん働ける。
・ワークライフバランスを大事にしたい人はそのようにできる。
というように、選択肢の幅を広げる柔軟な状態だと思います。
国が「こう働きなさい」と一つの正解を押し付けるのは、時代に合っていません。
僕も起業当時はワークライフバランスなんてありませんでした
ただし一つだけ言えることは、「最初からワークライフバランスを最優先しながら、一旗上げて大成功した人」を僕は見たことがありません。僕が起業した当時は1日18時間労働なんて当たり前、その後10年くらいも1日12時間労働が当たり前の生活をしていました。
起業して自分のやりたいことをやっているわけですから、とにかく仕事に没頭していました。
思い返せば、昔はみんな土曜日も普通に出勤日でしたよね。
そんな風に一生懸命に働いたから、日本は高度経済成長を遂げることができたのではないでしょうか。
しかし、最近のようにワークライフバランスを「目的そのもの」にした瞬間、成長は頭打ちになってしまうと思います。
誤解してほしくないのは、僕は「休むな」とか「ブラックに働け」と言いたいわけではありません。当然、健康を害する働き方はダメです。
僕が言いたいのは、
「ほどほどに働いて、ほどほどに休んで、ほどほどの成果を出したいのか?」
「人生は一度きりだから本気でやって何かを成し遂げたいのか?」
まずはそれを自分で決めなければいけないということです。
「ワーク」と「ライフ」を分けるという発想自体をやめよう
ではこれからの時代、ワークとライフのバランスをどのように考えればいいのでしょうか。先ほども言ったように、労働基準法の改正で労働時間の制限がさらに厳しくなる中、僕が提案したいのは、「ワーク」と「ライフ」を分けるという発想自体をやめることです。
つまり、仕事そのものを趣味やゲームの領域にまで引き上げてしまうということです。
そうすると、ワーク自体がライフになります。
例えば、最近はボロ戸建てを格安で買って、土日にひたすらDIYをしている不動産投資家が多いですよね。
中には、連休中に寝袋を持ち込んで物件に泊まり込み、ずっとDIYしている人もいます。
これを会社員に置き換えて考えてみると、会社に泊まり込んで土日も作業しているのは完全に休日出勤ですし、労基的にはツッコミどころ満載でしょう。
でも、話を聞いてみると当の本人たちはケロッとしていて、「いや、これ趣味みたいなものなんで」と笑って言います。
つまり、趣味をやっていたら家賃が増え、物件が増え、資産が増えてきたという状態です。
これはまさに、ワークがライフに溶けている状態だと思います。
こうなればワークライフバランスなんて気にする必要はなくなるし、人生と仕事の境目はほとんどなくなります。
好きなことを仕事にしていくステップ
しかし、「そんなことができれば苦労しないよ」という声が聞こえてきそうです。ですので、現実的なステップをお話ししたいと思います。
まず、あまたが「気づいたら3時間経っていた!」というようなことを紙に書いてみましょう。
ゲームでも、釣りでも、料理でも、DIYでも、何でもいいです。不動産のサイトを延々と眺めて、「いい物件がないかな~」と探すことでも構いません。
お金になるかどうかはいったん置いておいて、紙に書いてみるのです。
ここで書き出したものが、あなたのライフ側にあるものになります。
次に、書いたネタを「お金が動く形」に変えられないか?を考えてみましょう。
例えば、DIY が好きなら戸建て投資、釣りが好きなら釣りのガイドやYouTubeで釣りの配信をするという形もあります。
料理が好きなら料理教室を開いたり、レシピを販売したり、料理のYouTubeチャンネルを作ってもいいでしょう。
不動産サイト巡りが好きであれば、不動産投資家を目指すという方向性も自然と見えてきます。
まずは副業レベルで小さく試してみよう
別に最初からそれを本業にする必要はありません。まずは、自分が好きなことを副業レベルで小さく試すことから始めてみましょう。
もちろん、僕のオススメは不動産投資です。
築古戸建てを購入し、DIYして貸し出すことで家賃が入れば嬉しいし、ゲーム感覚で楽しむイメージを持つことができれば、自然とワークがライフ側に近づいてくると思います。
時間と収入のバランスを移行していこう
そして最後のステップとして、時間と収入のバランスを移行していくことです。最初は本業を8割の力で頑張りつつ、残り2割の力で好きなことを副業として続けてみてください。
そして副業が軌道に乗ってきたら、副業の割合を増やしていくのです。
そこからは、ワークとライフが一体化していくので、わざわざワークライフバランスなんて考えなくても、楽しみながらストレスなく仕事ができる状態に近づいていくでしょう。
そして、「いつの間にか、副業が本業になっていた!」という形が理想だと思います。
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