ブログ

家賃高すぎ!何とかしろ!デモに思うこと

公開日: 2026年03月12日

▼今日の記事を音声で楽しみたい方はこちら


こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。

今日はちょっと面白いニュースを見たので、それについて僕の考えを話してみたいと思います。

テーマは「家賃高すぎ!なんとかしろ!」デモです。

3月14日に新宿駅東口で、家賃高騰に抗議するデモが実施予定だそうです。

最近は東京を中心に家賃が上がっているので、「家賃をなんとかしてほしい」という声が出るのは理解できます。

実際、今の東京の住宅事情はかなり厳しいです。

例えば、東京23区の新築マンション平均価格は1億3813万円。

平均年収の18倍と言われています。

普通に働いている人が買える価格ではありません

するとどうなるかというと、本来は家を買っていた層が賃貸に流れてくるわけです。

そうすると賃貸の需要が増えるので、当然家賃も上がる。

これはある意味、市場の自然な動きなんですね。

 

日本ほど借主が守られている国はない

ただ、このデモの議論を見ていて、僕は少し違和感を感じるところもあります。

それは何かというと、日本ほど借主が守られている国は、実は珍しいということです。

日本には借地借家法という強力な法律があります。

例えば普通借家契約の場合、

・基本的に更新が前提
・オーナーは簡単に追い出せない
・家賃値上げも一方的にはできない
・争いになれば裁判所が判断

つまり、借主はかなり強く保護されているのです。

海外では、契約期間が終われば「はい、退去してください」という国も普通にあります。

そう考えると、日本はかなり借主寄りの制度です。

 

「家賃上げるな」は、スーパーに「値上げするな」と同じ

それでも家賃が上がる理由は何か。

これはシンプルです。

オーナーのコストが上がっているから

例えば賃貸経営では、

・金利
・設備修理
・エアコン交換
・共用部の電気代
・固定資産税
・火災保険
・管理費

こういうコストがどんどん上がっています。

さらに最近は、

・建築費
・人件費

これも上がっています。

つまり家賃だけ据え置けと言われても、経済的にかなり無理があります。

スーパーに行って

「物価は上がっているけど値上げするな」

と言うのと同じです。

もう一つ言っておきたいのは、オーナーも家賃を上げたいわけではないということです。

もし入居者が退去すると、

・原状回復費
・空室期間
・広告費
・仲介手数料

これだけで家賃4~5ヶ月分くらいの損失になることも普通にあります。

なので、オーナーとしては、できればそのまま住んでほしいわけです。

だから最終的には市場が決める価格に落ち着きます。

 

家賃を下げる方法はいくらでもある

もし「家賃が高い」と感じるなら、実は取れる選択肢は結構あります。

例えば、

・郊外に住む
・通勤時間を伸ばす
・築古物件を選ぶ
・シェアハウス
・事故物件を選ぶ

これだけでもかなり家賃は下がります。

さらに言えば、日本には今900万戸の空き家があります。

不動産の知識があれば、空き家を買ってDIYして住むとか、築古戸建を借りてシェアハウスにするとか、家賃を下げる方法はいくらでもあります

 

「家賃上げるなデモ」は知識不足によって起こる

僕が思うに、この問題の大きな原因は不動産の知識不足だと思っています。

知識がないと、「行政がなんとかしてくれ」という話になりがちです。

でも知識があれば、自分で環境を変えることもできます。

 

インフレはある意味“民意”によって引き起こされている

そしてもう一つ大きな問題があります。

それはインフレです。

家賃だけじゃないですよね。

・食料
・電気代
・ガス代
・建築費

全部上がっています。

これは金融緩和が続いている影響もあります。

そして今の政権は金融引き締めに消極的です。

ただ、その政権が選挙で大勝したわけですから、ある意味これは民意ということになります。

 

デモをしても家賃は下がらない

なので、僕はこう思います。

デモをすること自体は自由です。

ただ、デモをしても家賃は下がらないと思います。

家賃は結局、市場と経済で決まるものだからです。

 

まとめ

最後に僕の結論です。

もし家賃が高いなら、環境を変えるしかない

東京が高いなら郊外へ。それでも高いなら地方へ。

不動産の知識をつければ、住むコストを下げる方法はいくらでもあります。

結局、知識がある人だけが自由になれるのが、この世界なんですね。


▼ウラケンに質問できるオンラインサロンはこちら

▼LINE登録すると最新情報をいち早くゲットできます