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日本人の新築信仰が終わります
公開日: 2026年04月02日
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今日は、「日本は新築信仰から中古主体に変わります」というテーマでお話ししたいと思います。
これ、かなり大きな時代の転換点だと僕は思っています。
日本は戦後ずっとそうでしたが、家といえば新築が正義だったんですよね。
新築マンション、新築戸建て、新築じゃないと嫌だ、築浅じゃないと嫌だ、みたいな価値観がずっと続いてきました。
しかし、もうその時代が終わりつつあります。
なぜか。
理由はシンプルです。
高すぎて買えないからです。
もうこれに尽きます。
普通のサラリーマン家庭では、新築は買えなくなった
今、首都圏の新築マンション価格は、普通のサラリーマン家庭が気軽に買える水準ではありません。
共働きで世帯年収900万円とか1,000万円あっても、それでも厳しい。
都心や人気沿線でまともな広さの家を買おうとすると、普通に詰みます。
しかも厄介なのは、新築だけが高いのではなく、中古も高いことです。
「いやいや、新築が無理なら中古でいいじゃん」と思って、実際に物件を探してみると、中古も全然安くない。
で、ようやく見つけたと思ったら、事故物件だったり、管理が微妙だったり、立地が絶妙に不便だったりする。
つまり、条件のいいものは中古でも高いし、安いものには安い理由がある・・・こういう現実にぶつかるわけですね。
その結果どうなるかというと、買いたいけど買えないので賃貸に住み続ける人が増えるわけです。
これ、今の日本でかなり起きていることです。
日本人は新築信仰が強すぎる
ただ、僕はここで思うんですよ。
もちろん価格高騰が一番大きな原因なんですが、もう一つ、日本人の側にも問題があるんじゃないかと。
それは何かというと、築浅信仰、駅近信仰、都心信仰が強すぎるということです。
要はみんな、「便利で」「きれいで」「新しくて」「資産価値も下がりにくそうで」みたいな、いいとこ取りをしたいわけです。
気持ちはわかります。
でも、みんなが欲しいものは高いに決まっていますよね。
しかも今は30年ぶりのインフレです。
建築費も上がる。人件費も上がる。資材も上がる。土地も上がる。
だから新築価格は、今後も簡単には下がらないと思います。
ここで大事なのは、“新築を諦める”ことが負けではないということです。
むしろ、これからは中古をどう使いこなすかの時代になると思っています。
ただし、少しずつ中古物件も見直されつつある
たとえば最近、公団住宅が見直されてきていますよね。
神奈川県の二宮団地みたいに、古いけれども安くて、広くて、管理もそこそこしっかりしていて、しかも自分でリノベもしやすい。
こういう物件に価値を見出す人が増えてきている。
これ、すごく面白い流れだと思います。
日本人は長い間、古い家はダメ、新しい家がいい、と思い込んできました。
でも海外、特にヨーロッパなんかを見ると、むしろ古い住宅のほうが高く評価されることすらあります。
歴史がある、造りがいい、街並みに馴染んでいる。
そういう価値観が普通にあるんですよね。
日本は逆で、築年数が経つとどんどん価値が落ちる。
これはかなり特殊です。
今後は価値観が変わっていく
でも、今後はその価値観も少しずつ変わっていくと思います。
新築が高すぎて手が出ないので、嫌でも中古を見直さなければならないからです。
それに日本には、900万戸もの空き家があります。
これも異常な話です。
家が足りない、買えない、住まいが高い、と言っている一方で、使われていない家が900万戸もある。
この矛盾の背景には、やっぱり新築信仰があると思うんです。
中古住宅、古い戸建て、古い団地、こういうものにもっと価値を見出して、再生して、使いこなしていく流れが広がれば、住宅問題の見え方はかなり変わるはずなんですよ。
中古物件を買う際は見極めが必要
もちろん、何でもかんでも中古ならいい、という話ではありません。
耐震性がダメ、管理状態が悪い、修繕計画がぐちゃぐちゃ、立地も厳しい・・・こういう物件を「安いから」という理由だけで買うのは危険です。
でも逆に言えば、耐震性に問題がなくて、管理もそこそこ良くて、立地もそこまで悪くないのに、築年数だけで嫌われている物件というのは、実は狙い目なんですよ。
少し郊外に足を伸ばす。
築50年以上でも、ちゃんと見極めて買う。
自分好みにリノベする。
将来手狭になったら賃貸に出す。
こういう発想ができる人は、まだまだチャンスがあります。
恐らく今後、新築価格は下がらない
僕は今の不動産市場は、よく言われるような単純なバブルではないと思っています。
建築コストも人件費も構造的に上がっているので、一度高くなった新築価格が昔みたいに大きく下がることは、おそらく期待しにくいでしょう
だからこそ、「いつか下がるだろう」と待ち続けるより、視点を変えて、買えるものの中から良いものを選ぶという考え方が大事になってきます。
今、日本の住宅選びは岐路に立っている
家が高い、高いと嘆いている人は多いです。
でも、その中には、都心で、駅近で、築浅で、広くて、日当たりも良くて・・・みたいな条件を無意識に求めている人も多いんですよ。
いや、それは高いに決まってるでしょ、ということです。
これからの日本は、新築か中古かというより、自分の価値観をどこまで柔軟にできるかが問われる時代だと思います。
新築信仰が崩れていく中で、中古をうまく活かせる人、古い住宅に可能性を見出せる人、空き家再生や団地再生みたいな文脈に目を向けられる人が、結果として賢く住まいを手に入れていくのではないでしょうか。
これから日本は、嫌でも新築主体の国ではなくなっていきます。
新築が一部の富裕層のものになれば、普通の人は中古を選ぶしかない。
でもそれは、決して悲観すべき話ではないと思います。
むしろ、日本全体がようやく住宅を“新品かどうか”ではなく、“使えるかどうか”“活かせるかどうか”で見る国に変わる、その入口に立っているのではないかと僕は思っています。
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今日は、「日本は新築信仰から中古主体に変わります」というテーマでお話ししたいと思います。
これ、かなり大きな時代の転換点だと僕は思っています。
日本は戦後ずっとそうでしたが、家といえば新築が正義だったんですよね。
新築マンション、新築戸建て、新築じゃないと嫌だ、築浅じゃないと嫌だ、みたいな価値観がずっと続いてきました。
しかし、もうその時代が終わりつつあります。
なぜか。
理由はシンプルです。
高すぎて買えないからです。
もうこれに尽きます。
普通のサラリーマン家庭では、新築は買えなくなった
今、首都圏の新築マンション価格は、普通のサラリーマン家庭が気軽に買える水準ではありません。共働きで世帯年収900万円とか1,000万円あっても、それでも厳しい。
都心や人気沿線でまともな広さの家を買おうとすると、普通に詰みます。
しかも厄介なのは、新築だけが高いのではなく、中古も高いことです。
「いやいや、新築が無理なら中古でいいじゃん」と思って、実際に物件を探してみると、中古も全然安くない。
で、ようやく見つけたと思ったら、事故物件だったり、管理が微妙だったり、立地が絶妙に不便だったりする。
つまり、条件のいいものは中古でも高いし、安いものには安い理由がある・・・こういう現実にぶつかるわけですね。
その結果どうなるかというと、買いたいけど買えないので賃貸に住み続ける人が増えるわけです。
これ、今の日本でかなり起きていることです。
日本人は新築信仰が強すぎる
ただ、僕はここで思うんですよ。もちろん価格高騰が一番大きな原因なんですが、もう一つ、日本人の側にも問題があるんじゃないかと。
それは何かというと、築浅信仰、駅近信仰、都心信仰が強すぎるということです。
要はみんな、「便利で」「きれいで」「新しくて」「資産価値も下がりにくそうで」みたいな、いいとこ取りをしたいわけです。
気持ちはわかります。
でも、みんなが欲しいものは高いに決まっていますよね。
しかも今は30年ぶりのインフレです。
建築費も上がる。人件費も上がる。資材も上がる。土地も上がる。
だから新築価格は、今後も簡単には下がらないと思います。
ここで大事なのは、“新築を諦める”ことが負けではないということです。
むしろ、これからは中古をどう使いこなすかの時代になると思っています。
ただし、少しずつ中古物件も見直されつつある
たとえば最近、公団住宅が見直されてきていますよね。神奈川県の二宮団地みたいに、古いけれども安くて、広くて、管理もそこそこしっかりしていて、しかも自分でリノベもしやすい。
こういう物件に価値を見出す人が増えてきている。
これ、すごく面白い流れだと思います。
日本人は長い間、古い家はダメ、新しい家がいい、と思い込んできました。
でも海外、特にヨーロッパなんかを見ると、むしろ古い住宅のほうが高く評価されることすらあります。
歴史がある、造りがいい、街並みに馴染んでいる。
そういう価値観が普通にあるんですよね。
日本は逆で、築年数が経つとどんどん価値が落ちる。
これはかなり特殊です。
今後は価値観が変わっていく
でも、今後はその価値観も少しずつ変わっていくと思います。新築が高すぎて手が出ないので、嫌でも中古を見直さなければならないからです。
それに日本には、900万戸もの空き家があります。
これも異常な話です。
家が足りない、買えない、住まいが高い、と言っている一方で、使われていない家が900万戸もある。
この矛盾の背景には、やっぱり新築信仰があると思うんです。
中古住宅、古い戸建て、古い団地、こういうものにもっと価値を見出して、再生して、使いこなしていく流れが広がれば、住宅問題の見え方はかなり変わるはずなんですよ。
中古物件を買う際は見極めが必要
もちろん、何でもかんでも中古ならいい、という話ではありません。耐震性がダメ、管理状態が悪い、修繕計画がぐちゃぐちゃ、立地も厳しい・・・こういう物件を「安いから」という理由だけで買うのは危険です。
でも逆に言えば、耐震性に問題がなくて、管理もそこそこ良くて、立地もそこまで悪くないのに、築年数だけで嫌われている物件というのは、実は狙い目なんですよ。
少し郊外に足を伸ばす。
築50年以上でも、ちゃんと見極めて買う。
自分好みにリノベする。
将来手狭になったら賃貸に出す。
こういう発想ができる人は、まだまだチャンスがあります。
恐らく今後、新築価格は下がらない
僕は今の不動産市場は、よく言われるような単純なバブルではないと思っています。建築コストも人件費も構造的に上がっているので、一度高くなった新築価格が昔みたいに大きく下がることは、おそらく期待しにくいでしょう
だからこそ、「いつか下がるだろう」と待ち続けるより、視点を変えて、買えるものの中から良いものを選ぶという考え方が大事になってきます。
今、日本の住宅選びは岐路に立っている
家が高い、高いと嘆いている人は多いです。でも、その中には、都心で、駅近で、築浅で、広くて、日当たりも良くて・・・みたいな条件を無意識に求めている人も多いんですよ。
いや、それは高いに決まってるでしょ、ということです。
これからの日本は、新築か中古かというより、自分の価値観をどこまで柔軟にできるかが問われる時代だと思います。
新築信仰が崩れていく中で、中古をうまく活かせる人、古い住宅に可能性を見出せる人、空き家再生や団地再生みたいな文脈に目を向けられる人が、結果として賢く住まいを手に入れていくのではないでしょうか。
これから日本は、嫌でも新築主体の国ではなくなっていきます。
新築が一部の富裕層のものになれば、普通の人は中古を選ぶしかない。
でもそれは、決して悲観すべき話ではないと思います。
むしろ、日本全体がようやく住宅を“新品かどうか”ではなく、“使えるかどうか”“活かせるかどうか”で見る国に変わる、その入口に立っているのではないかと僕は思っています。
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