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産油国マレーシアでガソリン価格が倍になった理由

公開日: 2026年04月24日

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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。

今日は、「マレーシアは産油国なのに、なぜガソリンが高くなっているの?」というテーマでお話しします。

僕はマレーシアに移住して12年になるのですが、移住当時のガソリン価格はリッター2リンギ(約50円)くらいだったんですよ。

それが今どうなっているかというと4リンギ、倍です。

で、さらにヤバいのが為替。

当時は1リンギ25円くらいで、今は40円です。

円換算すると、日本とほぼ同じ価格水準なんですよね。

「マレーシアは産油国なのになんで?」って思いますよね。

でもこれ、構造を理解すれば全く不思議ではないんです。

 

産油国であってもガソリンが高くなる理由4つ

まず結論からいきます。

産油国=ガソリンが安い、ではない

ここを外すと全部ズレます。

では、なぜ産油国であってもガソリン代が上がるのか。

一つ目。

原油とガソリンは別物です。

原油は掘っただけでは使えない。

精製して初めてガソリンになる。

マレーシアは精製能力もありますが、国内で使うより海外に売った方が儲かる

これが資本主義です。

だから、国内価格も国際価格に連動しているのです。

二つ目。

補助金の存在

では、なぜ今まで安かったのかというと、政府が補助金で価格を抑えていただけなんですね。

原油価格が上がると、それに伴って補助金の負担が増えるため、補助金が削減されることになります。

結果として価格が上がることになります。

三つ目。

通貨の問題。

今、リンギットはドルに対して弱い。

エネルギーはドルで取引されるので、通貨安=実質値上げです。

これはかなり効いています。

そして四つ目。

中東情勢、特にイラン

ポイントはホルムズ海峡です。

ここは世界の原油輸送の大動脈です。

ここで緊張が高まると、

「供給が止まるかもしれない」という不安

投機資金が流入

価格が先に上がる

大事なのは、現物が動く前に価格は動くということです。

 

構造で考える癖をつけろ

ここまで聞いてどうでしょうか。

「産油国なのに高い」ではなくて、最初から世界の構造の中で価格は決まっているということです。

そして今日一番伝えたいのはここです。

構造で考える癖をつけろ

表面だけ見ていると、「なんで上がるんだ」「おかしいじゃないか」で終わります。

でも一段深く考えると、

・何で価格が決まるのか
・誰が利益を取っているのか
・どこに歪みがあるのか

こういう視点が持てるようになる。

今回のケースもそうです。

・国際価格
・補助金
・通貨
・地政学

全部つながっている。

大事なのは、現象ではなく、構造を見ること。

これを意識するだけで、世の中の見え方は一気に変わります。


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