ブログ
阿部慎之助監督の辞任に思うこと
公開日: 2026年05月29日
▼今日の記事を音声で楽しみたい方はこちら
今日は、阿部慎之助監督の辞任報道について、僕なりに思うことをお話ししたいと思います。
まず言っておきたいのは、暴力はダメです。
これは当然です。
親であっても、監督であっても、社長であっても、感情的になって相手に手を出してしまうというのは、やってはいけないことだと思います。
ただ、今回の件を単純に「悪い父親が暴力を振るった」という一言で終わらせていいのかというと、僕はかなり複雑な気持ちがあります。
阿部選手は僕の地元である浦安出身なんですが、安田学園高校のころから「将来、巨人に入るらしいぞ」って有名だったんですよ。
しかも、阿部家の実家の建て替えを、昔、僕が勤めていた会社が請け負ったこともあって、ドラフト1位で巨人に指名された時、一緒に写真を撮ってもらったことがあるんです。
その写真は今でも僕の宝物です。
だから今回のニュースを見た時、なんとも言えない気持ちになりました。
巨人軍というのは、やっぱり特別な球団ですから。
「巨人軍は常に紳士たれ」という言葉もあるくらいで、監督という立場の重みは普通じゃない。
ただ僕が思ったのは、もしこれが昭和の時代だったらどうだったんだろう、ということです。
あの時代は、親が怒鳴る、手を出す、家族の中で大げんかするなんてことは、今よりずっと普通でした。
もちろん褒められた話ではありません。
でも家庭内で収まっていた。
ただ、今は時代が違います。
児童虐待が社会問題になっていて、警察や児童相談所の初動が遅れて最悪の事件になるケースもある。
だから今回、児童相談所が警察に通報した対応について、「やりすぎだ」と一概には言えないと思います。
現場としては、最悪を想定して動かなきゃいけない。
そこは非常に難しい問題だと思います。
これ、すごく象徴的だなと思いました。
今の若い世代は、悩みをまずAIに相談するんですよね。
親でもない。友達でもない。先生でもない。
AIなんです。
AIって、否定しないし、感情的にもならないし、すぐ答えを出してくれる。
だから相談しやすい。
親子関係って、長年の積み重ねがある。
期待もあるし、怒りもあるし、甘えもあるし、愛情もある。
AIはそこを全部すっ飛ばして、「相談してください」「通報してください」と、合理的な答えを出す。
もちろん、それ自体は間違っていないと思います。
でも、人間関係って、正論だけでは処理できないんですよね。
恥ずかしい話ですけど、娘が小さいころ、怒鳴ったこともあります。
庭に放り出したこともあります。
今思えば、未熟だったなと思います。
幸いにも、今は関係は良好です。
我が家は、いわゆる反抗期みたいなものもほとんどなかった。
なぜそうなったのかは正直わかりません。
ただ、僕は昔から、「自分で選びなさい。でも、その結果は自分で受け入れなさい」ということだけは言い続けてきました。
良くも悪くも、干渉しすぎなかったんですね。
それが良かったのかどうかはわからないです。
相手は意思を持った一人の人間です。
親だから。監督だから。社長だから。
その立場で相手を支配しようとすると、どこかで無理が出る。
これは本当にそう思います。
小さい頃から、「やってはいけないこと」をちゃんと教えることは大事です。
それをやると、将来どう困るのか。
社会に出た時にどうなるのか。
そこまで含めて、大人は“言葉”で教えなきゃいけない。
無言で教育しようとしてもダメなんですよ。
沸騰したお湯に、さらに熱湯をかけても冷めないんですよ。
子どもが感情的になっている時に、親まで感情的になったら、さらに悪化するだけです。
だからこそ、大人こそ冷静でいなきゃいけない。
これは親も、監督も、経営者も同じだと思います。
監督を辞任し、名声にも傷がつき、家族も傷ついた。
でも僕は、これで阿部慎之助という人の人生が終わっていいとは思わない。
誰でも失敗はします。親も失敗する。監督も失敗する。
大事なのは、そのあとどう向き合うかです。
阿部慎之助という人は、長年、巨人を支えてきた人です。
僕は、いつかまた野球界に戻ってきてほしいと思っています。
そして今回の件を、単なるスキャンダルで終わらせるのではなく、AI時代の親子関係とか、感情との向き合い方とか、大人の在り方を考えるきっかけにするべきなんじゃないかなと思っています。
▼ウラケンに質問できるオンラインサロンはこちら

▼LINE登録すると最新情報をいち早くゲットできます
今日は、阿部慎之助監督の辞任報道について、僕なりに思うことをお話ししたいと思います。
まず言っておきたいのは、暴力はダメです。
これは当然です。
親であっても、監督であっても、社長であっても、感情的になって相手に手を出してしまうというのは、やってはいけないことだと思います。
ただ、今回の件を単純に「悪い父親が暴力を振るった」という一言で終わらせていいのかというと、僕はかなり複雑な気持ちがあります。
僕にとって阿部慎之助さんは特別な存在
というのも、僕にとって阿部慎之助という人は、ちょっと特別な存在なんですね。阿部選手は僕の地元である浦安出身なんですが、安田学園高校のころから「将来、巨人に入るらしいぞ」って有名だったんですよ。
しかも、阿部家の実家の建て替えを、昔、僕が勤めていた会社が請け負ったこともあって、ドラフト1位で巨人に指名された時、一緒に写真を撮ってもらったことがあるんです。
その写真は今でも僕の宝物です。
だから今回のニュースを見た時、なんとも言えない気持ちになりました。
巨人軍の監督という立場の重み
もちろん、監督辞任という判断は、立場上、仕方なかったのかもしれません。巨人軍というのは、やっぱり特別な球団ですから。
「巨人軍は常に紳士たれ」という言葉もあるくらいで、監督という立場の重みは普通じゃない。
ただ僕が思ったのは、もしこれが昭和の時代だったらどうだったんだろう、ということです。
昭和の家族観と令和の家族観はまったく違う
例えば「巨人の星」の時代ですね。あの時代は、親が怒鳴る、手を出す、家族の中で大げんかするなんてことは、今よりずっと普通でした。
もちろん褒められた話ではありません。
でも家庭内で収まっていた。
ただ、今は時代が違います。
児童虐待が社会問題になっていて、警察や児童相談所の初動が遅れて最悪の事件になるケースもある。
だから今回、児童相談所が警察に通報した対応について、「やりすぎだ」と一概には言えないと思います。
現場としては、最悪を想定して動かなきゃいけない。
そこは非常に難しい問題だと思います。
娘さんがChatGPTに相談したことの象徴性
そして今回、僕が一番時代を感じたのは、娘さんがChatGPTに相談したという点なんですよ。これ、すごく象徴的だなと思いました。
今の若い世代は、悩みをまずAIに相談するんですよね。
親でもない。友達でもない。先生でもない。
AIなんです。
AIって、否定しないし、感情的にもならないし、すぐ答えを出してくれる。
だから相談しやすい。
AIは合理的。でも家族の問題は合理性だけでは解けない
でも、家族の問題はそんなに単純じゃないですよね。親子関係って、長年の積み重ねがある。
期待もあるし、怒りもあるし、甘えもあるし、愛情もある。
AIはそこを全部すっ飛ばして、「相談してください」「通報してください」と、合理的な答えを出す。
もちろん、それ自体は間違っていないと思います。
でも、人間関係って、正論だけでは処理できないんですよね。
僕自身も親として未熟だった
僕にも娘がいます。恥ずかしい話ですけど、娘が小さいころ、怒鳴ったこともあります。
庭に放り出したこともあります。
今思えば、未熟だったなと思います。
幸いにも、今は関係は良好です。
我が家は、いわゆる反抗期みたいなものもほとんどなかった。
なぜそうなったのかは正直わかりません。
ただ、僕は昔から、「自分で選びなさい。でも、その結果は自分で受け入れなさい」ということだけは言い続けてきました。
良くも悪くも、干渉しすぎなかったんですね。
それが良かったのかどうかはわからないです。
子どもも、選手も、社員もコントロールしてはいけない
でも一つ思うのは、子どもも、選手も、社員も、自分でコントロールしようとしてはいけないということです。相手は意思を持った一人の人間です。
親だから。監督だから。社長だから。
その立場で相手を支配しようとすると、どこかで無理が出る。
これは本当にそう思います。
背中を見て学べ、ではなく言葉で伝えることが大事
ただし、放置すればいいわけでもない。小さい頃から、「やってはいけないこと」をちゃんと教えることは大事です。
それをやると、将来どう困るのか。
社会に出た時にどうなるのか。
そこまで含めて、大人は“言葉”で教えなきゃいけない。
無言で教育しようとしてもダメなんですよ。
感情的な相手に、感情でぶつかってはいけない
そして、感情的になってもダメ。沸騰したお湯に、さらに熱湯をかけても冷めないんですよ。
子どもが感情的になっている時に、親まで感情的になったら、さらに悪化するだけです。
だからこそ、大人こそ冷静でいなきゃいけない。
これは親も、監督も、経営者も同じだと思います。
失敗のあと、どう向き合うかが大事
今回、阿部監督は大きな代償を払いました。監督を辞任し、名声にも傷がつき、家族も傷ついた。
でも僕は、これで阿部慎之助という人の人生が終わっていいとは思わない。
誰でも失敗はします。親も失敗する。監督も失敗する。
大事なのは、そのあとどう向き合うかです。
阿部慎之助という人は、長年、巨人を支えてきた人です。
僕は、いつかまた野球界に戻ってきてほしいと思っています。
そして今回の件を、単なるスキャンダルで終わらせるのではなく、AI時代の親子関係とか、感情との向き合い方とか、大人の在り方を考えるきっかけにするべきなんじゃないかなと思っています。
▼ウラケンに質問できるオンラインサロンはこちら

▼LINE登録すると最新情報をいち早くゲットできます