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“独身マイホーム”が賛成できない理由
公開日: 2026年07月01日
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
先日、谷本塾長から面白いデータを教えてもらいました。
それは、「独身の持ち家率」がかなり上がっているというデータでした。
このデータを見ると、なぜ独身の持ち家率があがっているのか?その背景がよくわかります。
令和5年の住宅・土地統計調査によると、20~65歳の現役独身世帯における持ち家率は全国で20.3%、首都圏では18.8%。
しかも、首都圏の戸建て購入者に占める独身世帯の割合は年々増加傾向にあります。
もうひとつ、見逃せないデータがあります。
国立社会保障・人口問題研究所の「人口統計資料集」では、50歳時点での未婚率が男性28.3%、女性17.8%に達しました。
40年前の1980年の未婚率は男性2.6%、女性4.5%でしたから、約40年で10倍近くに跳ね上がったことになります。
つまり、「一生独身かもしれない」という現実が、マイホーム購入の動機になっているということなのだと思います。
でも正直に言うと、僕はあまり賛成できないんですよね。
今日はその理由を3つお話しします。
賛成できない理由① 住む場所が固定されるリスク
持ち家を持つということは、住む場所を固定するということです。
転勤、起業、親の介護、そして海外移住・・・人生には「動く必要が生まれる瞬間」が、思っている以上に多くあります。
僕自身、2014年にマレーシアへ移住しましたが、あのときもし持ち家があったら、海外移住という決断はできなかったと思います。
「賃貸に出せばいい」という声もありますが、住宅ローンは原則として自己居住が条件です。
勝手に賃貸に出すとローン契約違反になり、一括返済を求められるリスクがあります。
これ、意外と知らない方が多い印象です。
独身の最大の強みは「身軽さ」です。
その強みを、家を買うことで手放していないか。
まずここを考えてみる必要があると思います。
賛成できない理由② パートナー問題は笑えない現実
パートナーが気に入るかどうか?という問題もあります。
独身率が上がっているとはいえ、「一生独身」と決めている方は少数派でしょう。
多くの方は「チャンスがあれば結婚したい」と思っている。
そこで考えてほしいのが、間取り・立地・築年数の好みは人それぞれだということです。
あなたが気に入った家を、将来のパートナーが気に入るとは限りません。
「この家、ちょっと・・・」と言われたとき、どうしますか?
もちろん、売却すれば解決できます。
でも購入直後は、諸費用(仲介手数料・登記費用・ローン手数料など)だけでも物件価格の5~7%のマイナスからスタートしています。
同じ価格で売れたとしても、最初の数年間はマイナスになる可能性が高いわけです。
つまり、「気に入らなかったら売ればいい」といっても、実際には相当なコストがかかる話なんですね。
賛成できない理由③ 単独ローンはリスクの一点集中
独身でローンを組むということは、リスクが一点に集中してしまうということです。
収入源がひとつということは、病気、怪我、リストラなどで収入がゼロになった瞬間に返済が止まります。
夫婦であれば、どちらかの収入が半減してももう一方でカバーできる設計が作れますが、独身ではそれができません。
「団信があるから大丈夫」という人もいますが、団信がきくのは死亡・高度障害のとき。
「働けなくなった」「収入が半分になった」というケースには対応していません。
それでも買うなら、「現金比率を高めた中古」という選択
それでも「どうしても家を買いたい」という独身の方への現実的な提案もあります。
僕が比較的アリだと思うのは、価格が安定している中古物件を、現金比率を高めて買うというやり方です。
理由はインフレヘッジです。
現金を持ち続けるということは、インフレが進むほど実質的な価値が目減りしていくということです。
一方、不動産は物価上昇に連動して価格も上昇しやすい。
現金で持つよりも、不動産というかたちで資産を持っておく方が、インフレ局面では有利に働くことが多いです。
ただし、新築をフルローンで買うのは話が違います。
現金比率を高めることで月々の返済負担を下げ、収入が減っても耐えられる設計にしておくことが前提です。
価格が成熟している中古であれば、買った瞬間から大きく値下がりするリスクも低いわけです。
つまり「現金を持っているよりも、使える不動産に換えておく」という発想で買うなら、一定の合理性があると思っています。
独身最大の資産は「身軽さ」
独身率が上がる時代だからこそ、「身軽に動ける」ことの価値はむしろ上がっています。
住む場所の固定、パートナー問題、収入リスクの一点集中。
これらを踏まえた上で「それでも買う」という結論に至るなら、現金比率を高めた中古という選択肢を検討してみてください。
マイホームは夢ではなく、手段です。
その手段が、今の自分のライフステージに本当に合っているかどうかが一番重要です。
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
先日、谷本塾長から面白いデータを教えてもらいました。
それは、「独身の持ち家率」がかなり上がっているというデータでした。
このデータを見ると、なぜ独身の持ち家率があがっているのか?その背景がよくわかります。
令和5年の住宅・土地統計調査によると、20~65歳の現役独身世帯における持ち家率は全国で20.3%、首都圏では18.8%。
しかも、首都圏の戸建て購入者に占める独身世帯の割合は年々増加傾向にあります。
もうひとつ、見逃せないデータがあります。
国立社会保障・人口問題研究所の「人口統計資料集」では、50歳時点での未婚率が男性28.3%、女性17.8%に達しました。
40年前の1980年の未婚率は男性2.6%、女性4.5%でしたから、約40年で10倍近くに跳ね上がったことになります。
つまり、「一生独身かもしれない」という現実が、マイホーム購入の動機になっているということなのだと思います。
でも正直に言うと、僕はあまり賛成できないんですよね。
今日はその理由を3つお話しします。
賛成できない理由① 住む場所が固定されるリスク
持ち家を持つということは、住む場所を固定するということです。
転勤、起業、親の介護、そして海外移住・・・人生には「動く必要が生まれる瞬間」が、思っている以上に多くあります。
僕自身、2014年にマレーシアへ移住しましたが、あのときもし持ち家があったら、海外移住という決断はできなかったと思います。
「賃貸に出せばいい」という声もありますが、住宅ローンは原則として自己居住が条件です。
勝手に賃貸に出すとローン契約違反になり、一括返済を求められるリスクがあります。
これ、意外と知らない方が多い印象です。
独身の最大の強みは「身軽さ」です。
その強みを、家を買うことで手放していないか。
まずここを考えてみる必要があると思います。
賛成できない理由② パートナー問題は笑えない現実
パートナーが気に入るかどうか?という問題もあります。
独身率が上がっているとはいえ、「一生独身」と決めている方は少数派でしょう。
多くの方は「チャンスがあれば結婚したい」と思っている。
そこで考えてほしいのが、間取り・立地・築年数の好みは人それぞれだということです。
あなたが気に入った家を、将来のパートナーが気に入るとは限りません。
「この家、ちょっと・・・」と言われたとき、どうしますか?
もちろん、売却すれば解決できます。
でも購入直後は、諸費用(仲介手数料・登記費用・ローン手数料など)だけでも物件価格の5~7%のマイナスからスタートしています。
同じ価格で売れたとしても、最初の数年間はマイナスになる可能性が高いわけです。
つまり、「気に入らなかったら売ればいい」といっても、実際には相当なコストがかかる話なんですね。
賛成できない理由③ 単独ローンはリスクの一点集中
独身でローンを組むということは、リスクが一点に集中してしまうということです。
収入源がひとつということは、病気、怪我、リストラなどで収入がゼロになった瞬間に返済が止まります。
夫婦であれば、どちらかの収入が半減してももう一方でカバーできる設計が作れますが、独身ではそれができません。
「団信があるから大丈夫」という人もいますが、団信がきくのは死亡・高度障害のとき。
「働けなくなった」「収入が半分になった」というケースには対応していません。
それでも買うなら、「現金比率を高めた中古」という選択
それでも「どうしても家を買いたい」という独身の方への現実的な提案もあります。僕が比較的アリだと思うのは、価格が安定している中古物件を、現金比率を高めて買うというやり方です。
理由はインフレヘッジです。
現金を持ち続けるということは、インフレが進むほど実質的な価値が目減りしていくということです。
一方、不動産は物価上昇に連動して価格も上昇しやすい。
現金で持つよりも、不動産というかたちで資産を持っておく方が、インフレ局面では有利に働くことが多いです。
ただし、新築をフルローンで買うのは話が違います。
現金比率を高めることで月々の返済負担を下げ、収入が減っても耐えられる設計にしておくことが前提です。
価格が成熟している中古であれば、買った瞬間から大きく値下がりするリスクも低いわけです。
つまり「現金を持っているよりも、使える不動産に換えておく」という発想で買うなら、一定の合理性があると思っています。
独身最大の資産は「身軽さ」
独身率が上がる時代だからこそ、「身軽に動ける」ことの価値はむしろ上がっています。住む場所の固定、パートナー問題、収入リスクの一点集中。
これらを踏まえた上で「それでも買う」という結論に至るなら、現金比率を高めた中古という選択肢を検討してみてください。
マイホームは夢ではなく、手段です。
その手段が、今の自分のライフステージに本当に合っているかどうかが一番重要です。
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