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戸建賃貸でリスク分散

公開日: 2019年09月16日

この戸建賃貸レポートでも毎週ご紹介しているとおり、
戸建賃貸にはたくさんのメリットがあります。

しかしもちろんデメリットもいくつかあり、
中でも1戸しか物件を持っていない場合、家賃収入が100か0となってしまい、
これが大きなデメリットとなることはみなさんご存知のとおりです。

その点、アパマンは貸し出す居室が複数戸あるので、
たとえ1室退去しても家賃収入が途絶えることはありません。

しかし、戸建賃貸でも複数戸を所有すれば、
アパマン以上にリスク分散の恩恵を受けることができます。

それは、災害や孤独死といったトラブルのときに明白となります。

仮に、アパマンの居室内で火災が発生したとします。

発生した火災は隣の部屋に燃え移り、3部屋が焼失したとすれば、
被害は複数の部屋の復旧費用と3部屋分の家賃収入が丸々となるので、
損害が大きくなってしまいます。

更に、風評被害によって退去も続くかもしれません。

同じように居室内での孤独死によっても、連鎖的な損害は起こります。

孤独死によって腐乱してしまうと、隣の部屋の入居者は臭いから異変に気づき、
それがきっかけで退去することもあるでしょう。

また、その部屋だけの事故にもかかわらず売却時には告知事項として、
マンションの履歴書に残ってしまいます。

その点、戸建賃貸はその一戸だけの被害で収まります。

ニュースでも報じられているとおり、先日の台風15号では多くの被害がでました。

当社の管理するアパマンでは停電となり、水を上げるポンプが停止したため、
多くの入居者が大変な思いをしました。

しかし、戸建はその1世帯だけの被害なので、
そこまで大きなトラブルにもならず、問題が解決。

戸建賃貸への投資は、知らず知らずのうちに
リスク分散にもつながっているのだと実感した出来事でした。

高橋 淳