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〜「収納スペース」を増やすことを意識しよう!〜

公開日: 2019年01月14日

先日、電車に乗った際に、
「住んで良かった間取りとは!?」という無料紙面を見つけました。

その特集は、実際に住んでみた結果、
良かったと思えた間取りのアンケートを取ったものでした。

早速、ランキングを見てみましょう。

<第1位>

「対面式キッチン」

キッチンと食卓の距離が近いので、家事がラクになるだけでなく、
料理をしながらでも家族とコミュニケーションが取りやすく、
ダイニングやリビングの様子がよく見える点が人気。

<第2位>

「オープンなLDK」

こちらも対面式キッチンと同様に、
家族とのコミュニケーションが取りやすいのが人気。

このように、家族とのつながりを実感できるような間取りは、
ランキング上位となっています。

それ以下のランキングは、

<第3位>

「ウォークインクローゼット」

たくさん収納できるので、とても便利。

一回利用してしまうと、もうなしでは考えられない。

この他にも、

6位「パントリー」

8位「階段下収納」

9位「シューズインクローゼット」

など、「収納」に関する項目が多く
ランクインしていることが分かります。

当社で行なっている退去者アンケートでも、

・収納が多いので、とても良かった。
・収納が少なく、生活が不便だった。

など、収納に関する意見が少なからずあります。

つまり、入居者に長く住んでもらうには、
「収納」を意識することは非常に重要です。

もちろん、間取りや広さは物件を一度購入してしまえば、
簡単に変更できるものではありません。

しかし、

・洗濯機上に収納棚を設置する。
・キッチン下のミニ冷蔵庫を撤去して、収納スペースを増やす。
・何もない洋室に後付けの収納棚を設置する。

など、後からでも作れる収納はたくさんあります。

収納を広くしてしまうと、部屋が狭くなって
しまうため、優先度が低いと考えられがちです。

ただ、入居者目線で言えば、多少部屋が狭くても、
収納が広かったり多い方が「住みやすさ」を感じてくれます。

原状回復やリノベーションを行うときは、
少しでも収納を増やし、生活しやすい部屋を提供するということを頭に入れておきましょう。

鹿股 恭平