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既存入居者の事を一番に考えよう!

公開日: 2018年07月02日

賃貸経営において、一番大切なことは何だと思いますか?

それは、

「既存入居者に長期入居してもらうこと」

です。

退去してから入居が決まるまでは、

・リフォーム費用
・仲介業者への広告料
・空室の機会損失

など、とても出費がかさみます。

そのため、「いかに退去させないか」がとても重要になってくるのです。

多くの大家さんは、満室にするまでの
空室対策やリフォーム、業者営業等は必死に行ないます。

そして、入居が決まったらそれで満足して、
入居者に対して何もしなくなってしまいます。

しかし、既存入居者の満足度を常に高めておかなければ、
退去に繋がってしまうのです。

そもそも、なぜ引越してしまうのか?
「引越のきっかけランキング」を見てみましょう。

第1位 住んでいた物件に不満があったから
第2位 より良い条件の物件を見つけたから
第3位 結婚したから
第4位 転勤・転職をすることになったから
第5位 更新の時期にきたから

<参考元:リクルート住まいカンパニー>

3位と4位の理由は仕方がありませんが、
それ以外は避けなければいけないポイントです。

例えば、大家さんが入居者に対して定期的に感謝の気持ちを伝えたり、
トラブル対応でも迅速に行動すれば不満は溜まりません。

また、常に入居者の声をもらいやすい環境にしておき、
要望に対しては即アクションするという体制をとりましょう。

さらに更新のタイミングは、満足度を上げる最大のチャンスです。

長期入居して頂いているので、

・更新料を免除します。
・業者によるクリーニングをサービスします。
・設備も古くなってきたので交換します。

などとすれば、満足度が高まります。

他にも、入居者の誕生日にプレゼントを
贈ったり、共用部の設備をグレードアップ
させるなど、満足度を上げる方法はたくさんあります。

少しずつでも良いので、実践することで
「入居者満足度」を高めて長期入居してもらいましょう。

鹿股 恭平