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複数棟の戸建賃貸を計画する際に、押えるべきポイントとは!

公開日: 2015年08月31日

実家を相続で譲り受けた際、

・売却すべきか?
・そのまま賃貸で貸すべきか?
・戸建賃貸に建て替えるべきか?

といった問い合わせが最近多いです。

当然立地にもよりますし、既存建物の間取りや状況、
周辺相場も踏まえて考える必要があります。

もし戸建賃貸への建て替えをご検討でも、昨今の建築費の
高騰もあり、1棟では自己資金を余程入れないと事業収支が
厳しくなるので、お勧めできない場合が多いです。

ただし、ある程度広い敷地であれば、戸建賃貸を複数棟
計画することで、マンションやアパートにも負けない事業
収支になることが、実際の実務においても数多くあります。

今日は、複数棟の戸建賃貸を計画する際に押さえるべき
ポイントについて、いくつか箇条書きでお伝えさせて頂きます。

【法規的なポイント】

◆敷地が500平米未満の場合
・最低敷地面積基準
・路地状敷地の基準
・接道の条件

◆敷地が500平米以上の場合
・開発許可基準

【計画のポイント】

・駐車場の駐車方法と台数
・専有スペースと共有スペース
・棟ごとの売却が可能かどうか?

ざっと思いつくものだけでも、上記の項目があります。

特に法規的なポイントについては、自治体によって
大きく異なるケースが多いので注意が必要です。

今回の「稼ぐ戸建賃貸」コラムが、
皆様のお役に立てば幸いです。

岡 宏