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1棟○○○万円で建築できます…の罠にご注意

公開日: 2013年12月02日

こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。

『1棟○○○万円で建築できます…の罠にご用心』です。

最近、どんどん戸建賃貸のローコスト化が目立ってきていますが、あなたは、こんな広告を見たことはありませんか?

1棟○○○万円よりで建築できます!!!「安っ、本当にできるの〜?」こう思われたかもしれませんね。私も、これを見た時には自分の目を疑いました。

しかし、よくよく調査してみると、建物の仕様を削りに削っていることがわかったのです。照明器具や網戸、面格子などは、別料金であるのはよくある話ですが、それ以外にも、チープな仕上げが目立っていたのです。

プロが見れば、すぐにわかります。正直なところ、当社でも1棟500万円で戸建をつくることはできます。さらに安く造ることも実は可能なのです。しかし、そういう建物を造りたくはありません。

なぜなら、断熱性能も耐震性性も、仕上げも、必要最低限のものになってしまうからです。つまり、人が住む家が、犬小屋のようにチープな建物になってしまうのです。

稼ぐ戸建賃貸の魅力は、分譲仕様のものを・・・ローコストでつくる・・・ここに大きな魅力があるわけです。

分譲とそん色ない仕様をローコストで建てられれば、おのずと、将来的な資産価値も高まり、万一の時にも高く売却できるようになるわけです。

ですから、いくらローコストといっても、分譲住宅の仕様や設備と同等以上の性能を持たせる必要があるわけですね。

実際に、当社がコンサルティングしたTオーナーも、最初は550万円の戸建賃貸に魅力を感じていた一人でした。

Tさんは、企画の段階では、当社の戸建と、他社の○○○万円の戸建を比較していました。価格だけなら他社の企画が、大幅に安い・・・

単にTさんの判断基準が『安さ』なら、他社で建築していたでしょう。しかし、Tさんは、当社企画の戸建賃貸3棟を、東京都小平市に建設することに決めました。

Tさんは、当社の戸建賃貸を高く評価して下さいました。当社の戸建を選んだ理由は6つあるとおっしゃいます。

第1に・・・担当者が土地活用や賃貸経営に関する知識が豊富だったこと

第2に・・・追加費用なしで間取り・外観の設計変更に応じてくれたこと

第3に・・・リフォームのしやすさを考え、置き敷きの床などの最新の住宅設備を採用したこと

第4に・・・最上級の耐震強度である耐震等級3に相当する建物であったこと

第5に・・・断熱性能の基準である省エネ等級3に相当する建物であったこと

第6に・・・分譲仕様のハイクオリティ稼ぐ戸建賃貸をコミコミ840万円で実現していること

収益重視の土地活用が目的でも、『安かろう、悪かろう』ではダメで、将来の資産価値も踏まえた、仕様にすることも大変重要な要素なのです。

2013年12月2日
高橋