ブログ

「人気者の大家さん」「嫌われ者の大家さん」あなたはどっち?

公開日: 2020年09月17日

こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。

不動産業界では、9月~10月は「第2の入居の旬」と言われていますが、あなたの物件は満室になりましたか?

空室を抱えている大家さんは、様々な募集戦略を実践していると思います。

入居を決めるために必要な要素は色々ありますが、意外と見落としがちなのが「人に好かれる大家さんになる」という点です。

どんなビジネスもそうですが、賃貸経営も「人との良好な関係」が成功の鍵となります。パートナーとなる業者さんはもちろんのこと、入居者さんとの良好な関係作りも不可欠です。

そこで今回は、あなたが「嫌われ者の大家さん」になっていないか?「好かれる大家さん」になるためにはどうしたらいいのか?についてお話しします。

<期間限定の特別企画!>
現在、私の本「お金と幸せの成功法則」(A5版)の現物を無料プレゼント中です(送料無料)。お申込みはこちらからどうぞ!

目次

仲介営業マンの心をつかむ空室対策とは?

画像2を拡大表示

あなたが安定した賃貸経営を目指すなら、客付け会社の営業マンの心をつかみ、「あの大家さんは熱心で協力的だから入居決めを頑張ろう」と思ってもらうことが重要です。

ところが、彼らに対して意識していない部分で「俺様的な態度」や「空気が読めない状態」に陥っている大家さんが意外と多いのです。

「空気が読めない大家」というレッテルを貼られてしまうと、お客様がいても、あなたの物件に紹介してもらいにくくなります。

そして正しい情報も得られなくなり、客付けのアドバイスももらえなくなってしまう可能性があります

例えば、あなたは次のような対応をしていませんか?

大家:「空室が出たので、入居を決めて欲しいんですけど」
営業マン:「了解しました。募集条件はどうしましょうか?」
大家:「家賃は5万円。敷金2ヵ月で礼金1ヵ月が条件です」
営業マン:「入居者様の属性で避けたいことはありますか?」
大家:「やっぱり大手に勤めている方が良いね。できれば上場している会社の人」
営業マン:「もう少し条件を緩和して頂くことは可能ですか?(この物件じゃ相場は4万円程度で、敷金や礼金もゼロが多いのに・・・上場企業というのも難しいかも)」
大家:「この条件を下げるつもりはありません!」
営業マン:「広告料は出していただけますか?」
大家:「は?広告料って、お宅が募集するのにそちらが出すのが当たり前でしょう?仲介手数料もらえるんだから!」
営業マン:「はぁ、頑張ってみます・・・」

それから1週間後、募集条件の交渉次第でなんとか入居してくれそうな方が出てきたので、営業マンが大家さんに連絡してみたところ、電話に出ないため違う物件を案内。その数時間後に折り返しの連絡が入って・・・。

大家:「あの部屋はもう入居が決まったんだけど、連絡してなかった?また次に空室が出た時によろしく!(ガチャン!ツーツーツー・・・)」

あなたは、この会話をどう思われますか?

担当者さんの立場だったら、こんな大家さんはもう相手にしたくないと思うのではないでしょうか?

仲介会社の営業マンから好かれるためには、彼らの事情を知り、サポートしてあげられる大家さんになる必要があります。そんな理想的な大家さんにあなたがなれているか?次の項目でチェックしてみましょう。

①若い営業マンは礼儀がなっていないと思う。
②営業マンに自分の携帯番号を教えていない。
③営業マンの携帯番号を知らない。
④夕方以降は電話をかけてこないように言ってある。
⑤留守番電話の折り返しを忘れることがある。
⑥営業マンから募集条件の緩和の相談をあまりされない。
⑦自分だけ一方的に喋り、自慢話や昔話ばかりしてしまう。
⑧営業マンを家や物件まで呼び出すことが多い。
⑨営業マンに差し入れをしたことがない。
⑩家賃相場を自分で調べたことがない。
⑪自分で募集条件をまとめて、チラシやポップなどを作成したことがない。
⑫退去で差額負担が出ると不機嫌になる。
⑬ついつい営業マンに文句を言ってしまう。
⑭営業マンが自分とは合わないと思う。
⑮短気で怒りやすい性格である。

このチェック項目でイエスの数が多い人ほど、空気が読めない「嫌われ大家」に陥っている可能性が高いと思います。あなたも今一度自分を見つめ直し、改めるべき点があれば改善しましょう。

いかがでしょうか?

営業マンもビジネスマンである前に「人」ですので、「この大家さんのためなら頑張りたい」という力が働くことは多々あります

業者さんを単なるビジネスの取引相手として見るのではなく、自分の賃貸経営に協力してくれるチームの仲間として見ることを心がけましょう。

入居者さんの心をつかむ空室対策とは?

画像1を拡大表示

不動産会社の営業マンだけでなく、入居を希望しているお客様の心をつかむことも空室対策では欠かせません。

特に内見時には、お客様の期待を超えるような工夫が求められます。そのためには、人の五感を刺激するのが一番です。

勝負は仲介業者の営業マンがドアを開いた瞬間に始まります

まずは玄関ですが、内見者様をお迎えする「おもてなしの心」として、やはりスリッパは必須でしょう。

スリッパ用意する際は、きちんと揃えておくのが理想的ですが、どうしても乱れてしまう場合には、スリッパラックを設置すると良いでしょう。

最近はコロナの影響もありますから、使い捨てのスリッパを用意するというのもひとつの手かもしれません。

さらに、シューズボックスに棚がある場合は、花などを飾りましょう。これは造花でも構いません。明るい色の花などを飾ると、第一印象が良くなります

他には、香りのおもてなしも大切です。玄関に入るなり下水管の嫌な臭いがしたらどうでしょう? 大抵の場合は、期待が一気にしぼむはずです。

そこで、定期的に部屋の空気を入れ替え、芳香剤などを玄関や水まわり、居室などの要所に配置しておきましょう

ポイントは安物の芳香剤ではなく、少し高価なものを選ぶことです。理由は、香りの良さに加え、消臭効果が高いからです。

また、香りのおもてなしの上級編として「アロマキャンドルを焚く」という方法もあります。

内見の前に営業マンから連絡をもらうようにしておき、先回りしてアロマキャンドルなどを焚いておくのです。アロマキャンドルの香りとロウソクの炎が何ともいえない癒しの雰囲気を醸し出し、大抵の内見者様はこのサプライズ演出に驚きます。

もしも、毎回先回りするのが難しい時には、市販のセンサー付きアロマキャンドルライトなどを使えば、自動で香りと温かみのあるライトの演出も可能です。

最後に、味覚や聴覚を刺激することも忘れてはいけません。ダイニングテーブルに小皿を置いて飴などを入れ「ご自由にお召し上がりください」としておけば、お子様が一緒の時などにとても喜ばれます

また、内見時に音楽が流れていると演出効果がアップします。高級感が出るため、クラシックなどが効果的です。事前にCDプレーヤーなどを用意し、先回りできない時には営業マンに操作をお願いしておくのも手です。

いかがでしたか?

「好かれる大家さん」になることで、あなたの賃貸経営はぐっといい方向に進んでいくと思います。ぜひ意識してみてください。

<期間限定の特別企画!>
現在、私の本「お金と幸せの成功法則」(A5版)の現物を無料プレゼント中です(送料無料)。お申込みはこちらからどうぞ!