ブログ
50代、60代が「絶対にやってはいけない」不動産投資3選
公開日: 2021年09月11日
私のYouTubeチャンネル「ウラケン不動産-浦田健公式」は幅広い年代の方にご視聴いただいていますが、50代、60代の方も40%近くいらっしゃいます。
これから不動産投資を始めようという人は30代、40代が多いと思いますが、最近は50歳を超えても不動産投資を始めたいという人が多くなってきているように思います。
もちろん、年齢に関係なく新しい投資に興味を持つことは良いことですし、不動産投資を始めるのに年齢は関係ありません。
しかし、30代の方がするような投資を60代の方にもおすすめできるかといわれれば、決してそんなことはありません。
なぜなら、年を取れば取るほど、若い人と同じようなリスクを取った投資ができなくなるからです。
そこで今回は、「50代、60代が絶対にやってはいけない不動産投資3選」というテーマでお話しします。
ぜひ最後までご覧ください。
50代 60代が絶対にやってはいけない不動産投資とは?
まず理解していただきたいのは、50代、60代の方は20代、30代と同じような「リスクを取った不動産投資」はできないという点です。
リスクを取るとはどういうことかというと、ローンを引いてレバレッジを効かせた投資をするということです。
たとえば、退職金を全額頭金にしてローンを目一杯引いて、表面利回り5%程度の新築アパートに投資する・・・なんていうのはまさにNGですね。
また、キャピタルゲイン狙いの投資もすべきではありません。
キャピタルゲイン狙いの投資とは売却益を目的とした投資のことですが、50代、60代は失敗した時にリカバリーをする時間がもう残されていないため、リスクが高すぎるのです。
投資にはリスクがつきものですので、50代、60代の方は過度なリスクを取らないことが重要になってきます。
また、資産を大きく増やす投資をするよりも、減らさない投資をすることが重要です。
以上を理解していただいた上で、50代、60代がやってはいけない不動産投資について具体的に見ていきましょう。
キャピタルゲインを目的にした不動産投資はやってはいけない
たとえば、早期退職金とローンでタワーマンションを購入し、将来の値上がり益を期待するというような投資はやめましょう。
これは50代、60代に限った話ではありませんが、日本で不動産投資をする場合は、値上がり益を目的とした投資ではなく、毎月の家賃という収益を目的とした投資をすべきです。
将来の値上がり益を期待して投資したとしても、いつどれくらい値段が上がるかわかりませんし、逆に値が下がってしまう可能性もあります。
仮に値が上がったとしても、その時に80代になっていたとしたら、結局お金の使い道は限られてしまいますよね。
以上の理由から、キャピタルゲインを目的にした不動産投資はしない方が賢明でしょう。
新築アパートに投資してはいけない
新築アパート投資には、自分で土地を購入して新築するパターンと、出来合いの新築物件を購入するパターンがありますが、これから不動産投資を始めようという50代、60代の方には、どちらもおすすめできません。
まず、土地を購入してアパートを新築するとなれば、少なくとも「不動産実務検定」のマスターレベルの知識を持っていない限りは難しいでしょう。
また、新築の区分マンション投資は、50代、60代に限らず絶対にやってはいけません。
なぜなら、デベロッパーが販売している新築物件の表面利回りは非常に低いからです。
ローンや管理費を支払った後の実質利回りで見れば1%以下の場合も多く、不動産投資としての運用効率が悪いのです。
50代、60代の方は、退職後などの「比較的近い将来に使えるお金が欲しい」と思っている方が多いと思いますが、新築の不動産投資でそれを叶えるのは不可能に近いのです。
わからないものに投資をしてはいけない
これも50代、60代に限った話ではありませんが、不動産投資に失敗する人の特徴として「よくわからないものに投資をしている」という点が挙げられます。
たとえば、女性専用のシェアハウス「かぼちゃの馬車」で失敗した人たちは誰もがこのパターンですし、新築区分マンションや出来合いの新築アパートに投資する人も、大抵は「よくわからない」まま投資をしています。
なお、「かぼちゃの馬車」で投資家が騙されたからくりについては、ウラケン不動産で詳しく解説しています。
不動産業界は「コンサルタント」を自称する専門家もどきが、実は質の悪い不動産セールスマンだった・・・ということが非常に多い世界です。
結局は自分でしっかりと勉強して、自分の理解できる範囲内のものに投資するのが一番ということです。
おわりに
以上、50代、60代がやってはいけない不動産投資について見てきました。
投資を始めるなら、できるだけ若いうちに始めるのが理想的です。
なぜなら、若ければ若いほど失敗した場合でもリカバリーができますので、より高いリスクを取ることができるからです。
では、50代、60代の方は不動産投資を始められないのか?というと、そんなことはありません。
50代、60代であっても、狙うべき物件や目指すべきリターンをしっかり定めてから投資をすれば、成果を出すことは十分可能です。
次回は、50代、60代で不動産投資を始めたいという方におすすめの投資法について解説したいと思います。
どうぞお楽しみに。
私のYouTubeチャンネル「ウラケン不動産-浦田健公式」は幅広い年代の方にご視聴いただいていますが、50代、60代の方も40%近くいらっしゃいます。
これから不動産投資を始めようという人は30代、40代が多いと思いますが、最近は50歳を超えても不動産投資を始めたいという人が多くなってきているように思います。
もちろん、年齢に関係なく新しい投資に興味を持つことは良いことですし、不動産投資を始めるのに年齢は関係ありません。
しかし、30代の方がするような投資を60代の方にもおすすめできるかといわれれば、決してそんなことはありません。
なぜなら、年を取れば取るほど、若い人と同じようなリスクを取った投資ができなくなるからです。
そこで今回は、「50代、60代が絶対にやってはいけない不動産投資3選」というテーマでお話しします。
ぜひ最後までご覧ください。
50代 60代が絶対にやってはいけない不動産投資とは?
まず理解していただきたいのは、50代、60代の方は20代、30代と同じような「リスクを取った不動産投資」はできないという点です。
リスクを取るとはどういうことかというと、ローンを引いてレバレッジを効かせた投資をするということです。
たとえば、退職金を全額頭金にしてローンを目一杯引いて、表面利回り5%程度の新築アパートに投資する・・・なんていうのはまさにNGですね。
また、キャピタルゲイン狙いの投資もすべきではありません。
キャピタルゲイン狙いの投資とは売却益を目的とした投資のことですが、50代、60代は失敗した時にリカバリーをする時間がもう残されていないため、リスクが高すぎるのです。
投資にはリスクがつきものですので、50代、60代の方は過度なリスクを取らないことが重要になってきます。
また、資産を大きく増やす投資をするよりも、減らさない投資をすることが重要です。
以上を理解していただいた上で、50代、60代がやってはいけない不動産投資について具体的に見ていきましょう。
キャピタルゲインを目的にした不動産投資はやってはいけない
たとえば、早期退職金とローンでタワーマンションを購入し、将来の値上がり益を期待するというような投資はやめましょう。
これは50代、60代に限った話ではありませんが、日本で不動産投資をする場合は、値上がり益を目的とした投資ではなく、毎月の家賃という収益を目的とした投資をすべきです。
将来の値上がり益を期待して投資したとしても、いつどれくらい値段が上がるかわかりませんし、逆に値が下がってしまう可能性もあります。
仮に値が上がったとしても、その時に80代になっていたとしたら、結局お金の使い道は限られてしまいますよね。
以上の理由から、キャピタルゲインを目的にした不動産投資はしない方が賢明でしょう。
新築アパートに投資してはいけない
新築アパート投資には、自分で土地を購入して新築するパターンと、出来合いの新築物件を購入するパターンがありますが、これから不動産投資を始めようという50代、60代の方には、どちらもおすすめできません。
まず、土地を購入してアパートを新築するとなれば、少なくとも「不動産実務検定」のマスターレベルの知識を持っていない限りは難しいでしょう。
また、新築の区分マンション投資は、50代、60代に限らず絶対にやってはいけません。
なぜなら、デベロッパーが販売している新築物件の表面利回りは非常に低いからです。
ローンや管理費を支払った後の実質利回りで見れば1%以下の場合も多く、不動産投資としての運用効率が悪いのです。
50代、60代の方は、退職後などの「比較的近い将来に使えるお金が欲しい」と思っている方が多いと思いますが、新築の不動産投資でそれを叶えるのは不可能に近いのです。
わからないものに投資をしてはいけない
これも50代、60代に限った話ではありませんが、不動産投資に失敗する人の特徴として「よくわからないものに投資をしている」という点が挙げられます。
たとえば、女性専用のシェアハウス「かぼちゃの馬車」で失敗した人たちは誰もがこのパターンですし、新築区分マンションや出来合いの新築アパートに投資する人も、大抵は「よくわからない」まま投資をしています。
なお、「かぼちゃの馬車」で投資家が騙されたからくりについては、ウラケン不動産で詳しく解説しています。
不動産業界は「コンサルタント」を自称する専門家もどきが、実は質の悪い不動産セールスマンだった・・・ということが非常に多い世界です。
結局は自分でしっかりと勉強して、自分の理解できる範囲内のものに投資するのが一番ということです。
おわりに
以上、50代、60代がやってはいけない不動産投資について見てきました。
投資を始めるなら、できるだけ若いうちに始めるのが理想的です。
なぜなら、若ければ若いほど失敗した場合でもリカバリーができますので、より高いリスクを取ることができるからです。
では、50代、60代の方は不動産投資を始められないのか?というと、そんなことはありません。
50代、60代であっても、狙うべき物件や目指すべきリターンをしっかり定めてから投資をすれば、成果を出すことは十分可能です。
次回は、50代、60代で不動産投資を始めたいという方におすすめの投資法について解説したいと思います。
どうぞお楽しみに。