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なぜボロ戸建投資は初心者におすすめなのか?

公開日: 2022年08月11日

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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。

今日は、「なぜボロ戸建投資は初心者におすすめなのか?」というテーマでお話しします。

前半では、ボロ戸建投資が初心者におすすめの理由
後半では、一棟目を購入する時の注意点

を取り上げていきます。ぜひ最後までお楽しみください!

 

ボロ戸建投資が初心者におすすめの理由


ボロ戸建投資が初心者におすすめの理由は2つあります。
 

少額の自己資金で始められる

1つ目の理由は、少額の自己資金で始められるという点です。

これから不動産投資を始める多くの方にとって、最初の大きな問題は自己資金がないということです。

そのため、僕はいつも初心者の方には、

「まずはとにかく500万円を貯めてください。手元資金が貯まるまでは徹底して節約に励み、不動産実務検定などで不動産投資について勉強してください。」

とお伝えしています。

ボロ戸建であれば、500万円もあれば現金で一括購入できることが多いからです。

 

手頃な一棟アパートは激戦

ボロ戸建投資が初心者におすすめの理由2つ目は、価格面についてです。

いざ500万円が貯まったところで、どのような物件が投資対象となるのでしょうか。

500万円で購入できる不動産というのは

・築古戸建
・中古区分マンション
・(融資を引いて)3,000万円のアパート

などが候補となってきます。

しかし、最近は区分マンションが高騰中です。

また、3,000万円くらいのアパートは一番競争率が高い価格帯の物件です。

目を皿にして探して買い付けを入れて、何度も断られて・・・というのを根気よく繰り返さないと、初心者がこれらの物件を購入するのは非常に困難でしょう。

となると、消去法で初心者が最初に購入できるのは「築古戸建」、ということになってきます。

そもそも、築古戸建は日本中にたくさん余っています。

しっかり探せば、500万円とはいかなくても、1,000万円前後で購入できる築古戸建は日本にたくさんあります。

初心者にとって、最も始めやすい投資対象といえるでしょう。

 

一棟目購入時の注意点


続いて、一棟目を購入する際に気をつけるべきポイントをお伝えします。

 

必ず指値をせよ

まず重要なのは、販売価格でそのまま買い付けを入れるのではなく、必ず指値をすべし、ということです。

また前提として、築古戸建は基本的な利回りが20%以上で買うことが重要です。つまり、

●1,000万円で売りに出ている物件があったとしても、500万円で購入しないと利回りが20%にならないのであれば、500万円で指値をして買い付けを出しましょう

また、

●500万円しか自己資金がないのであれば、500万円で指値をして買い付けを出しましょう。

もちろん、こういった指値の買付は、ほとんどが断られてしまうと思います。

しかし、その物件がずっと売れ残っていると、「500万円で良いよ!」と売主さんから言われることもあるんですよね。その時がくるまで、辛抱強く買い付けを続けましょう。

ちなみに、なぜ利回り20%以上が重要かを説明しておきます。

まず、この利回りで購入すれば、5年で元の予算がペイでき、ほぼ失敗することがありません。

また、20~30%の利回りで買えるということは、ほぼ土地の値段のみで物件を購入できるということです。

将来、建物を壊して更地にすれば、購入した時のお金は返ってきます。

さらに、少しリノベーションをして物件価値を上げれば、700~1,000万円で売却して、キャピタルゲインとして50%~100%の利益が出る可能性もあるわけです。

 

購入価格で妥協をしない

次に重要な点は、購入価格で妥協をしない、という点です。

初心者は、「これは自分の運命の物件だ!」と思い込みがちです。

そして、何がなんでもその物件が欲しくなってしまい、10%の利回りなどで妥協してしまうのです。こういったケースは絶対に避けるべきです。

指値が通らなくても、自分の欲しい物件が買えなくても、根気よく待ち続け、決して妥協はしないことが重要です。

不動産は、購入したその瞬間に8割方の失敗/成功が決まります。

購入価格については、とにかく妥協しないようにしましょう。

 

キャッシュフローが出る物件を買う

最後のポイントは、キャッシュフロー(CF)が出る物件を買う、という点です。

冒頭で、まずは手元資金を500万円貯めるべきだということをお伝えしました。

しかし、例え500万円で購入できる物件がないからといって、業者が紹介している提携ローン付きの物件などはくれぐれも買わないようにしましょう。

そういった物件は、売れない物件をローン付きで売っているため、クソ物件が多い傾向にあります。

初心者が投資をする時に一番気をつけなければいけないのは、絶対にクソ物件を買わないこと、必ず儲かる物件つまり“CFが出る物件を買う”、ということです。

CFが出る物件を購入することさえできれば、それが銀行に対する成績表にもなり、融資を引きやすくなります。

さらに、その物件で継続的にCFを生み出すことができれば、2件目、3件目・・・と、融資を受けやすくなります。

また、1棟目を現金で一括購入したために、自己資金500万円が丸々なくなったとしても、購入した土地の値段には担保がつけられます。

そうなれば、2棟目以降は投資の選択肢が非常に広がるようになります。

一方で、最初にクソ物件を買ってしまうとどうなるでしょうか?

その後に打てる手段がなくなり、手詰まりになってしまいます。

仮に、最初の物件で融資を引くことができて、アパートを購入できたとしても、利回り7~8%でほとんどキャッシュが出なければ、次の物件を買うこともできませんし、キャッシュフローも貯まらず、単なる節税にしかなりません。

2棟目3棟目とスムーズに買って行けるようにするためにも、初心者はとにかく、必ず儲かる物件を最初に買うというのが重要です。

以上、今回は「なぜボロ戸建投資は初心者におすすめなのか?」というテーマで、その理由と注意点をお話ししました。


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