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今から準備せよ!大家さんの確定申告
公開日: 2022年08月21日
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今日のテーマは「確定申告」についてです。
個人事業主の所得税の申告・納税期限は毎年3月15日なので、今の時期から確定申告を意識している人は、なかなかいないと思います。
毎年12月ぐらいになると、YouTubeや様々なメディアで確定申告に関するネタが多くなってきますから、みなさんが確定申告を意識するのも、年末くらいからだと思います。
しかし、実際は毎年8月くらいから、確定申告に向けてしっかり準備をしておかないといけません。
なぜなら、いきなり12月に節税をしたいと思っても間に合わないからです。
12月から始める確定申告が遅い理由
個人事業主の場合、毎年12月31日を締め日として3月15日までに税務署に申告し、そして納税します。
12月になってから、いきなり税金対策のために経費を使おうと思っても、ほとんど出来ることはありませんし、数字もまとまっていないと思いますので、具体的にいくら経費を使えば良いのかも分からないと思います。
例えば、12月の期末になって、今年は利益が相当出そうだから、営業用車として車を買うとしましょう。
ところが、車のような減価償却資産は、その購入費用を一括で経費計上することはできず、月割り計算して計上することになっています。
つまり、せっかく節税しようと思って12月に減価償却資産を買っても、今年度は1か月分しか経費にできないのです。
同じように、「今年は利益が出るから外装塗装のリフォームをしよう!」と思って、いきなり12月に見積もりを取ったりしても、実際に工事に実際に入るまで1か月以上はかかってしまいますから、全然経費にすることができません。
だからこそ、最低でも8月くらいから今年の売り上げ予測を立てて、減価償却費の計算をして、「今年の利益はこのくらい出るから、このくらいの経費を使ってリフォームをしよう」というようなことを、しっかり計画を立ててやらないといけません。
12月になっていきなり、税理士さんに「何とかなりませんか?」という節税アドバイスを求める人がいますが、それではもう遅いという話になってしまいます。
大家業は、売上予測がしやすい
実は、大家業というのはとても売上の予想がしやすい職業です。
なぜかというと、一年のうちに入居者はそこまで入れ替わりませんよね。
多少空室になることはあっても、年間の売り上げの下振れは10%ぐらいでしょう。
ということは、物件を売ったりしない限り、利益がドンとめちゃくちゃ出て、今年節税しないといけない!ということにはならないのです。
そのため、毎年の利益予測をしっかりしておいて、期の初めには、確定申告の落としどころをしっかり決めておくことができます。
個人事業主のレベルだと出来ることは限られていますが、それでも基本的な節税はやっておく必要があると思います。
個人の大家ができる節税
まず、青色申告をするということは絶対です。
一戸でも所有し、大家さんになったら、青色申告をするようにしましょう。
事業的規模(5棟10室以上)の事業者の場合は、例えば生計を一にする奥さんなどに青色申告専従者給与を払うことができます。
給与をもらった奥さんは、給与所得控除が使えるので、これだけでもかなり節税になります。
あと鉄板としては、小規模企業共済を満額使うことがあります。
さらに言うと、物件の商品価値維持のためのリフォームは、毎年計画的に行った方が良いです。
防水のやり替え、外装の塗り替え、鉄部の塗装のようなリフォームは、原状復旧のためなので、例え100万円、200万円とかかったとしても、全額一括で経費にすることができます。
さらに、もっと攻めの節税をしたいのであれば、法人化したほうが良いです。
大家さん専門の会計ソフト「会計職人」がオススメ
いずれにしても、12月になってから節税しようと思っても遅いので、今のうちから計画的に決算の準備をすることが重要です。
そのためには、月締めレベルで、かつ長期的な収益予測を立てられるようにしておく必要があります。
その点において、当社が販売している大家さん専用の会計ソフト「会計職人」は非常におすすめです。
弥生会計などの有名な会計ソフトでは、単年度しか見ることができません。
しかし、大家業は長期的な収入の予測がしやすい業種ですから、長期的な計画の中で、どのようにしてキャッシュフローを増やしていくか、節税をしていくか、長期的な戦略を立てることができます。
このようなことに対応している会計ソフトは「会計職人」しかありませんので、興味のある方はこちらのリンクをチェックしてみてください。
ちなみに、「会計職人」は毎年12月にキャンペーンをやっていてお安く購入できますが、先ほども言ったように12月では遅く、今のうちからしっかりとキャッシュフローを管理しておく必要があります。
気になる方は、ぜひ今のうちにチェックしてみてください。
今日は、「今から準備せよ!大家さんの確定申告」というお話でした。
▼ウラケンに質問できるオンラインサロンはこちら
こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今日のテーマは「確定申告」についてです。
個人事業主の所得税の申告・納税期限は毎年3月15日なので、今の時期から確定申告を意識している人は、なかなかいないと思います。
毎年12月ぐらいになると、YouTubeや様々なメディアで確定申告に関するネタが多くなってきますから、みなさんが確定申告を意識するのも、年末くらいからだと思います。
しかし、実際は毎年8月くらいから、確定申告に向けてしっかり準備をしておかないといけません。
なぜなら、いきなり12月に節税をしたいと思っても間に合わないからです。
12月から始める確定申告が遅い理由
個人事業主の場合、毎年12月31日を締め日として3月15日までに税務署に申告し、そして納税します。12月になってから、いきなり税金対策のために経費を使おうと思っても、ほとんど出来ることはありませんし、数字もまとまっていないと思いますので、具体的にいくら経費を使えば良いのかも分からないと思います。
例えば、12月の期末になって、今年は利益が相当出そうだから、営業用車として車を買うとしましょう。
ところが、車のような減価償却資産は、その購入費用を一括で経費計上することはできず、月割り計算して計上することになっています。
つまり、せっかく節税しようと思って12月に減価償却資産を買っても、今年度は1か月分しか経費にできないのです。
同じように、「今年は利益が出るから外装塗装のリフォームをしよう!」と思って、いきなり12月に見積もりを取ったりしても、実際に工事に実際に入るまで1か月以上はかかってしまいますから、全然経費にすることができません。
だからこそ、最低でも8月くらいから今年の売り上げ予測を立てて、減価償却費の計算をして、「今年の利益はこのくらい出るから、このくらいの経費を使ってリフォームをしよう」というようなことを、しっかり計画を立ててやらないといけません。
12月になっていきなり、税理士さんに「何とかなりませんか?」という節税アドバイスを求める人がいますが、それではもう遅いという話になってしまいます。
大家業は、売上予測がしやすい
実は、大家業というのはとても売上の予想がしやすい職業です。なぜかというと、一年のうちに入居者はそこまで入れ替わりませんよね。
多少空室になることはあっても、年間の売り上げの下振れは10%ぐらいでしょう。
ということは、物件を売ったりしない限り、利益がドンとめちゃくちゃ出て、今年節税しないといけない!ということにはならないのです。
そのため、毎年の利益予測をしっかりしておいて、期の初めには、確定申告の落としどころをしっかり決めておくことができます。
個人事業主のレベルだと出来ることは限られていますが、それでも基本的な節税はやっておく必要があると思います。
個人の大家ができる節税
まず、青色申告をするということは絶対です。一戸でも所有し、大家さんになったら、青色申告をするようにしましょう。
事業的規模(5棟10室以上)の事業者の場合は、例えば生計を一にする奥さんなどに青色申告専従者給与を払うことができます。
給与をもらった奥さんは、給与所得控除が使えるので、これだけでもかなり節税になります。
あと鉄板としては、小規模企業共済を満額使うことがあります。
さらに言うと、物件の商品価値維持のためのリフォームは、毎年計画的に行った方が良いです。
防水のやり替え、外装の塗り替え、鉄部の塗装のようなリフォームは、原状復旧のためなので、例え100万円、200万円とかかったとしても、全額一括で経費にすることができます。
さらに、もっと攻めの節税をしたいのであれば、法人化したほうが良いです。
大家さん専門の会計ソフト「会計職人」がオススメ
いずれにしても、12月になってから節税しようと思っても遅いので、今のうちから計画的に決算の準備をすることが重要です。そのためには、月締めレベルで、かつ長期的な収益予測を立てられるようにしておく必要があります。
その点において、当社が販売している大家さん専用の会計ソフト「会計職人」は非常におすすめです。
弥生会計などの有名な会計ソフトでは、単年度しか見ることができません。
しかし、大家業は長期的な収入の予測がしやすい業種ですから、長期的な計画の中で、どのようにしてキャッシュフローを増やしていくか、節税をしていくか、長期的な戦略を立てることができます。
このようなことに対応している会計ソフトは「会計職人」しかありませんので、興味のある方はこちらのリンクをチェックしてみてください。
ちなみに、「会計職人」は毎年12月にキャンペーンをやっていてお安く購入できますが、先ほども言ったように12月では遅く、今のうちからしっかりとキャッシュフローを管理しておく必要があります。
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今日は、「今から準備せよ!大家さんの確定申告」というお話でした。
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