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不動産投資で「駅近」よりも重視すべき条件とは?
公開日: 2022年08月30日
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今日は、不動産投資で「駅近」よりも重視すべき条件についてお話ししたいと思います。
不動産投資のために物件を探している方は、必ずと言っていいほど「駅近」の物件を探しています。
なぜなら、都市部に通勤している人は電車を使うことが多いので、通勤・通学に便利な駅近物件を希望する入居者が多いからです。
みんなが駅近物件を探しているので、利回りの良い物件はなかなか手に入りませんし、仮に物件が出たとしても競争率が高く、自己資金を持っている資金力のある人しか投資が出来なかったりします。
しかし、僕は長年この不動産業界にいて、日本だけでなく海外でも不動産投資をしていますが、所有物件の中には駅近のものもあれば、駅近でないものもあります。
そして最近、必ずしも駅近である必要はないということが分かってきたのです。
スーパーが近くにあることが何より大事
駅近という条件よりも重視すべきなのは、「スーパーが近くにあるかどうか」だと僕は思っています。
なぜなら、食べ物を食べずに生きていける人はおらず、だれもが必要とする施設だからです。
駅近であれば、スーパーが近くにあることが多いでしょうが、みんながみんな電車を使って通勤・通学をしているわけではありません。
車通勤で地元の会社に勤めていたり、湾岸の工業地帯で製造業に従事したり、電車を使わない人もたくさんいます。
また、旦那さんは電車を使って通勤しているけれど、奥さんや子供は四六時中、その地域で生活していることが多いので、学校や保育所、そしてスーパーが近いなど、住環境の良さが第一条件になります。
都市近郊であれば、駅から徒歩20分とか、駅からバス15分+バス停から徒歩5分といった場所にもアパートはたくさんあって、住んでいる人も多いですよね。
そして、そのように人が集まるエリアには、必ずスーパーがありますので、その近くを狙うことが重要だと僕は考えています。
スーパーを中心とした生活圏の投資物件を狙う
物件探しをしていると、ちょっと駅から遠いところに、ポツンとスーパーがあったりしますよね。
このようなスーパーは、やみくもにそこに出店しているわけではなく、市場調査やマーケティングをしてそこに出店しています。
競合スーパーはあるのか?周辺の世帯数はどのくらいあるのか?その世帯の平均年齢はどのくらいか?などを調査し、満を持して出店するわけです。
スーパーの出店にはたくさんのお金がかかるので、彼らは事前にしっかりと市場調査をして、絶対に負けない戦略を立てています。
つまり、スーパーの周りには、そのお客さんとなる人もたくさん住んでいるということですから、スーパーを中心とした生活圏を狙うことは、不動産投資においては鉄板と言えるでしょう。
海外でも、交通の便よりも生活圏の充実を優先
先ほども言ったように、僕は海外でも不動産投資をしていますが、やはり日本人の投資家は、海外投資においても駅近物件を狙ったりします。
しかし、例えば僕の住んでいるマレーシアでは、駅近物件よりも、コンドミニアムにスーパーが併設されているような物件の方が人気が高いです。
また、良い学校が近くにあるかどうかも重要です。なぜなら、子供に良い教育を受けさせたいという人たちの需要があるからです。
僕が住んでいるエリアには、良い学校があって、家の目の前にはショッピングモールがありますし、10分も歩けば別のショッピングモールもあったりして、とても便利です。
ただ、クアラルンプールの市街地からは車で30分も離れていて、電車なども通っていないので、お世辞にも交通の便の良いとは言えません。
しかし、いったんそこに住めば、スーパーが近くにあったり、犬の散歩ができる公園があったりと、生活がそこで完結するので、別にクアラルンプールの中心街のデパートに行く必要がありません。
テレワークで、ますます駅近物件を重要視しない世の中へ
しかも、最近はコロナの影響でテレワークが主体になってきたので、ますます駅近物件に住む必要がなくなりました。
僕の会社でも、半分ぐらいの社員さんがテレワークを継続していますし、このような働き方の変革は確実に起こっています。
やはり、通勤よりもストレスなく、心地よく住めるかどうか、そしてちゃんと生きていくための食材がすぐに徒歩圏にあるか、極端に言えば、自分の家の冷蔵庫代わりにすぐに生鮮食料品を買いに行けるかどうかが、これからの不動産投資には重要なのではないかと思います。
今後の不動産投資の参考にしていただければ幸いです。
▼ウラケンに質問できるオンラインサロンはこちら
こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今日は、不動産投資で「駅近」よりも重視すべき条件についてお話ししたいと思います。
不動産投資のために物件を探している方は、必ずと言っていいほど「駅近」の物件を探しています。
なぜなら、都市部に通勤している人は電車を使うことが多いので、通勤・通学に便利な駅近物件を希望する入居者が多いからです。
みんなが駅近物件を探しているので、利回りの良い物件はなかなか手に入りませんし、仮に物件が出たとしても競争率が高く、自己資金を持っている資金力のある人しか投資が出来なかったりします。
しかし、僕は長年この不動産業界にいて、日本だけでなく海外でも不動産投資をしていますが、所有物件の中には駅近のものもあれば、駅近でないものもあります。
そして最近、必ずしも駅近である必要はないということが分かってきたのです。
スーパーが近くにあることが何より大事
駅近という条件よりも重視すべきなのは、「スーパーが近くにあるかどうか」だと僕は思っています。なぜなら、食べ物を食べずに生きていける人はおらず、だれもが必要とする施設だからです。
駅近であれば、スーパーが近くにあることが多いでしょうが、みんながみんな電車を使って通勤・通学をしているわけではありません。
車通勤で地元の会社に勤めていたり、湾岸の工業地帯で製造業に従事したり、電車を使わない人もたくさんいます。
また、旦那さんは電車を使って通勤しているけれど、奥さんや子供は四六時中、その地域で生活していることが多いので、学校や保育所、そしてスーパーが近いなど、住環境の良さが第一条件になります。
都市近郊であれば、駅から徒歩20分とか、駅からバス15分+バス停から徒歩5分といった場所にもアパートはたくさんあって、住んでいる人も多いですよね。
そして、そのように人が集まるエリアには、必ずスーパーがありますので、その近くを狙うことが重要だと僕は考えています。
スーパーを中心とした生活圏の投資物件を狙う
物件探しをしていると、ちょっと駅から遠いところに、ポツンとスーパーがあったりしますよね。このようなスーパーは、やみくもにそこに出店しているわけではなく、市場調査やマーケティングをしてそこに出店しています。
競合スーパーはあるのか?周辺の世帯数はどのくらいあるのか?その世帯の平均年齢はどのくらいか?などを調査し、満を持して出店するわけです。
スーパーの出店にはたくさんのお金がかかるので、彼らは事前にしっかりと市場調査をして、絶対に負けない戦略を立てています。
つまり、スーパーの周りには、そのお客さんとなる人もたくさん住んでいるということですから、スーパーを中心とした生活圏を狙うことは、不動産投資においては鉄板と言えるでしょう。
海外でも、交通の便よりも生活圏の充実を優先
先ほども言ったように、僕は海外でも不動産投資をしていますが、やはり日本人の投資家は、海外投資においても駅近物件を狙ったりします。しかし、例えば僕の住んでいるマレーシアでは、駅近物件よりも、コンドミニアムにスーパーが併設されているような物件の方が人気が高いです。
また、良い学校が近くにあるかどうかも重要です。なぜなら、子供に良い教育を受けさせたいという人たちの需要があるからです。
僕が住んでいるエリアには、良い学校があって、家の目の前にはショッピングモールがありますし、10分も歩けば別のショッピングモールもあったりして、とても便利です。
ただ、クアラルンプールの市街地からは車で30分も離れていて、電車なども通っていないので、お世辞にも交通の便の良いとは言えません。
しかし、いったんそこに住めば、スーパーが近くにあったり、犬の散歩ができる公園があったりと、生活がそこで完結するので、別にクアラルンプールの中心街のデパートに行く必要がありません。
テレワークで、ますます駅近物件を重要視しない世の中へ
しかも、最近はコロナの影響でテレワークが主体になってきたので、ますます駅近物件に住む必要がなくなりました。僕の会社でも、半分ぐらいの社員さんがテレワークを継続していますし、このような働き方の変革は確実に起こっています。
やはり、通勤よりもストレスなく、心地よく住めるかどうか、そしてちゃんと生きていくための食材がすぐに徒歩圏にあるか、極端に言えば、自分の家の冷蔵庫代わりにすぐに生鮮食料品を買いに行けるかどうかが、これからの不動産投資には重要なのではないかと思います。
今後の不動産投資の参考にしていただければ幸いです。
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