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これからの不動産投資はめっちゃ手間がかかります!
公開日: 2022年08月29日
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今日は、これからの不動産投資はめちゃくちゃ手間がかかる、というお話をします。
昔からずっと、不動産投資はお金持ちになるための手段として非常にメリットがあると言われてきましたし、現にお金持ちのほとんどがその資産の中に必ず「不動産」を組み込んでいます。
日本の相続財産の実に6割近くが「不動産」であるということからも、お金持ちが資産の中に「不動産」を組み込んでいることが分かるでしょう。
不動産投資のメリットはたくさんありますが、一番のメリットは「手間がかからない」ということだと思います。
相場の家賃から逆算して、適切な価格で物件を買って、貸しさえすれば、安定したお家賃が毎月毎月入ってくるのです。
不動産投資は、いわば究極のサブスクリプション収入で、これが一番の魅力です。
確かに、空室になってしまえば、リフォームをしたり、新たな客付けをしたりしないといけませんし、もし不良入居者が入ってしまったら、家賃滞納やクレーム対応など、色々面倒なことがあります。
しかし、大抵のことは管理会社に任せられますし、慣れてくれば、管理にかかる時間は週1~2時間もあれば十分という感じになってきます。
しかも、株のように短期的な相場で一喜一憂する必要もありませんし、自分の努力次第でその運用結果をコントロールできるのが、他の投資にはない不動産投資だけのメリットです。
今後、不動産投資は片手間にできる投資ではなくなる
だから、いつの時代も不動産投資家を目指す人が多いわけですが、今までと違って、これからの不動産投資はしっかり手間をかけていかないといけなくなります。
さもなければ、今まで通りの安定した家賃収入を確保することは、どんどん難しくなっていくでしょう。
なぜなら、日本は超高齢社会に突入し、すでに人口が減りはじめているのに、住宅の増加は未だ止まっておらず、これからますます空き家が増えていくことになるからです。
先日のブログでもお伝えしましたが、いま日本の空き部屋は850万戸もあり、今後もどんどん増えていくことが予想されます。
そうすると、当然、相対的にアパートの稼働率は低下していきます。
だから、これからの時代は、360度全方位での空室対策をやっていける人しか生き残っていけないと僕は思っているのです。
入居対象者として、社会的弱者も受け入れる
あなたが入居募集をする際、どんな人に入居してもらいたいですか?
当然、良い会社に勤めていて、安定した収入があって、トラブルを起こさない、できるだけ若い人をみんな狙っていると思います。
しかし、このように入居対象者を限定してしまうと、今後は満室にすること自体が難しくなってくるでしょう。
これからは、入居募集のレンジ(幅)を広げていかなければなりません。
例えば、今まで敬遠されがちだった外国人や高齢者、母子家庭、障害者、ペット同居など、どんどん受け入れ幅を広げて、募集をしていく必要があります。
社会的弱者を受け入れることによる様々なリスク
ただ、このような人たちを入居対象とすると、様々なリスクがあります。
外国人なら言葉の壁があったり、習慣の違いによるトラブルがあったりします。
外国人入居者のゴミ出しに関するトラブルは日常茶飯時ですし、友達を呼んでどんちゃん騒ぎする騒音トラブルも多いです。
また、高齢者であれば孤独死のリスクがありますし、母子家庭であれば生活苦で家賃を滞納してしまうリスクもあります。
障害者もアパートで怪我をしてしまったりする可能性がありますし、精神的な障害を持っている方は、近隣に迷惑をかけてしまうこともあります。
ペットOKにしたら、いつのまにか犬だけでなく猫も一緒に飼っていたり、1匹の約束だったのに、いつの間にか10匹に増えていたりすることもあります。
ひどいときには、お部屋が糞尿で汚れて、ボロボロになったりすることもあります。
それでも、これからはこのような社会的弱者といわれる人たちも、積極的に受け入れていく必要があるのです。
オーナー自らが学んで行動する
しかし今の不動産業者には、このような方々を受け入れたり、管理したりするノウハウは、ほぼ無いと思ったほうが良いでしょう。
例えば、トラブルの長期化を防止するために「定期借家契約」にすることは、これからの時代のマストです。
しかし、この定期借家契約が出来てから、すでに22年も経っているにも関わらず、定期借家契約を採用する管理会社は1割にも満たない状況です。
また、ペット可物件であれば、敷金を増額して退去時に全額償却する条件にしたり、契約更新時には必ずペットを飼っている部屋の状態を確認したりすることも必要です。
高齢入居者の場合は、毎日の見守り確認をするためのノウハウや、外国人入居の場合は、日本のルールを周知させるノウハウが必要になります。
繰り返しになりますが、今の不動産業者には、このような入居者に対するノウハウはないので、管理会社に丸投げすれば安心という話ではありません。
管理会社に全てを丸投げしていると、あなたのアパートは空室だらけになってしまいますから、今後はオーナー自らがしっかり勉強して、管理会社や実際の管理をコントロールしていかないといけません。
このような社会的弱者を入居者として受け入れるためのノウハウは、不動産実務検定の2級でバッチリ学ぶことができます。興味のある方は、ぜひこちらをご覧ください。
今日は、これからの不動産投資はめちゃくちゃ手間がかかる!というお話でした。
▼ウラケンに質問できるオンラインサロンはこちら
こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今日は、これからの不動産投資はめちゃくちゃ手間がかかる、というお話をします。
昔からずっと、不動産投資はお金持ちになるための手段として非常にメリットがあると言われてきましたし、現にお金持ちのほとんどがその資産の中に必ず「不動産」を組み込んでいます。
日本の相続財産の実に6割近くが「不動産」であるということからも、お金持ちが資産の中に「不動産」を組み込んでいることが分かるでしょう。
不動産投資のメリットはたくさんありますが、一番のメリットは「手間がかからない」ということだと思います。
相場の家賃から逆算して、適切な価格で物件を買って、貸しさえすれば、安定したお家賃が毎月毎月入ってくるのです。
不動産投資は、いわば究極のサブスクリプション収入で、これが一番の魅力です。
確かに、空室になってしまえば、リフォームをしたり、新たな客付けをしたりしないといけませんし、もし不良入居者が入ってしまったら、家賃滞納やクレーム対応など、色々面倒なことがあります。
しかし、大抵のことは管理会社に任せられますし、慣れてくれば、管理にかかる時間は週1~2時間もあれば十分という感じになってきます。
しかも、株のように短期的な相場で一喜一憂する必要もありませんし、自分の努力次第でその運用結果をコントロールできるのが、他の投資にはない不動産投資だけのメリットです。
今後、不動産投資は片手間にできる投資ではなくなる
だから、いつの時代も不動産投資家を目指す人が多いわけですが、今までと違って、これからの不動産投資はしっかり手間をかけていかないといけなくなります。さもなければ、今まで通りの安定した家賃収入を確保することは、どんどん難しくなっていくでしょう。
なぜなら、日本は超高齢社会に突入し、すでに人口が減りはじめているのに、住宅の増加は未だ止まっておらず、これからますます空き家が増えていくことになるからです。
先日のブログでもお伝えしましたが、いま日本の空き部屋は850万戸もあり、今後もどんどん増えていくことが予想されます。
そうすると、当然、相対的にアパートの稼働率は低下していきます。
だから、これからの時代は、360度全方位での空室対策をやっていける人しか生き残っていけないと僕は思っているのです。
入居対象者として、社会的弱者も受け入れる
あなたが入居募集をする際、どんな人に入居してもらいたいですか?当然、良い会社に勤めていて、安定した収入があって、トラブルを起こさない、できるだけ若い人をみんな狙っていると思います。
しかし、このように入居対象者を限定してしまうと、今後は満室にすること自体が難しくなってくるでしょう。
これからは、入居募集のレンジ(幅)を広げていかなければなりません。
例えば、今まで敬遠されがちだった外国人や高齢者、母子家庭、障害者、ペット同居など、どんどん受け入れ幅を広げて、募集をしていく必要があります。
社会的弱者を受け入れることによる様々なリスク
ただ、このような人たちを入居対象とすると、様々なリスクがあります。外国人なら言葉の壁があったり、習慣の違いによるトラブルがあったりします。
外国人入居者のゴミ出しに関するトラブルは日常茶飯時ですし、友達を呼んでどんちゃん騒ぎする騒音トラブルも多いです。
また、高齢者であれば孤独死のリスクがありますし、母子家庭であれば生活苦で家賃を滞納してしまうリスクもあります。
障害者もアパートで怪我をしてしまったりする可能性がありますし、精神的な障害を持っている方は、近隣に迷惑をかけてしまうこともあります。
ペットOKにしたら、いつのまにか犬だけでなく猫も一緒に飼っていたり、1匹の約束だったのに、いつの間にか10匹に増えていたりすることもあります。
ひどいときには、お部屋が糞尿で汚れて、ボロボロになったりすることもあります。
それでも、これからはこのような社会的弱者といわれる人たちも、積極的に受け入れていく必要があるのです。
オーナー自らが学んで行動する
しかし今の不動産業者には、このような方々を受け入れたり、管理したりするノウハウは、ほぼ無いと思ったほうが良いでしょう。例えば、トラブルの長期化を防止するために「定期借家契約」にすることは、これからの時代のマストです。
しかし、この定期借家契約が出来てから、すでに22年も経っているにも関わらず、定期借家契約を採用する管理会社は1割にも満たない状況です。
また、ペット可物件であれば、敷金を増額して退去時に全額償却する条件にしたり、契約更新時には必ずペットを飼っている部屋の状態を確認したりすることも必要です。
高齢入居者の場合は、毎日の見守り確認をするためのノウハウや、外国人入居の場合は、日本のルールを周知させるノウハウが必要になります。
繰り返しになりますが、今の不動産業者には、このような入居者に対するノウハウはないので、管理会社に丸投げすれば安心という話ではありません。
管理会社に全てを丸投げしていると、あなたのアパートは空室だらけになってしまいますから、今後はオーナー自らがしっかり勉強して、管理会社や実際の管理をコントロールしていかないといけません。
このような社会的弱者を入居者として受け入れるためのノウハウは、不動産実務検定の2級でバッチリ学ぶことができます。興味のある方は、ぜひこちらをご覧ください。
今日は、これからの不動産投資はめちゃくちゃ手間がかかる!というお話でした。
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