ブログ
年金制度はねずみ講!騙されないために、今、あなたがすべきこと
公開日: 2022年09月06日
▼今日の記事を音声で楽しみたい方はこちら
こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今日は、「公的年金制度はねずみ講である!」という衝撃のテーマでお話しします。
皆さんは、国民年金や厚生年金といった公的年金に入っていらっしゃると思いますが、この年金制度が「持続可能な制度」であると信じている方は、どのくらいいらっしゃるでしょうか?
僕は昔からずっと、年金制度はねずみ講だと思っています。
なので、20年前に会社を創業して以来、社員さんには、年金をあてにせず今のうちから自分資産を作らないとダメだと言い続けてきました。
そこで今日は、年金制度とねずみ講の仕組みを僕なりに比較しつつ、公的年金制度が本当に持続可能なのかどうかを検証してみたいと思います。
ねずみ講とは?簡単におさらい
あなたはねずみ講をご存じですか?
ねずみ講とは、例えば自分(親)が新規にお客さん(子)を3人開拓するとします。そして、その3人がそれぞれ新規にお客さん(孫)を3人ずつ開拓していくとします。
この開拓の過程では、「儲かるビジネスがありますよ」と勧誘して、多額の会員費を請求します。
自分が勧誘したお客さんが、さらに他の人を勧誘すると、会員費の一部が自分に、残りが上のメンバーに分配されていくという仕組みです。
親→子→孫・・・と、階層が上の人ほど儲かるわけですね。
しかし、特定の商品を販売するわけではなく、勧誘による会員費でまわしているので、勧誘ができなくなると、途端にこのシステムは崩壊します。
計算してみると分かりますが、例えばそれぞれの人が3人ずつ会員を増やしていくとすると、10代目で5万9,049人、20代目でなんと35億人の加入者が集まる計算になります。
今、世界の人口はもうすぐ80億人になりますので、35億人となると、だいたい全世界の2人に1人ほどが自分の配下にいるというような話になります。
そして、21代目には全世界の人口がカバーできてしまいます笑
要するに、この仕組みは設計自体が成り立っておらず、全員が幸せになる制度ではないということです。
人口は有限ですから、ねずみ講の仕組みは最終的には必ず崩壊します。そして、階層が上の人ほど得をし、階層が下の人は会員費を回収できず損します。
ねずみ講は1960年代~70年代に社会問題となり、ほとんどの人が不幸になるこの仕組みは、今、法律で禁止されています。
常に新規入会者がいることで成り立つねずみ講と年金制度
では、ここでねずみ講と年金制度を比較してみましょう。
年金制度は、現役世代が高齢者を養っていく制度です。
制度が始まった当初から、「払った年金よりも、多くの年金がもらえますよ」ということで運営されているわけですが、これは子供が生まれ続けて、人口が増えていくことが前提になっています。
もちろん、集めた年金を運用することでも増やそうとしてきましたが、日本の株価は30年間ほとんど上がっていないので、運用は全然できていません。むしろ、溶かしてしまっています。
つまり、年金制度もすでに前提が崩れていて、払った額以上の年金をもらうことは、もうできなくなっているのです。
しかも、年金というのは結構たくさんの人が支払いを滞納しています。
例えば、7~8年ぐらい前では40%くらいの人々が、直近では25%くらいの人が未納となっています。
厚生年金に関しては、小規模の事業者は加入してないこともまだまだ多い状態です。
要は、みんな年金を払っておらず、しかも回収もできていないのです。
このような状態で、制度を継続していくことは無理ではないでしょうか。
結局、すでに年金制度が破綻しているから、国はiDeCoやNISAで税制優遇をして、国民に自分たちで年金を作らせようとしているのです。
年金制度とねずみ講の共通点と相違点
ここで、年金制度とねずみ講の共通点を見ていきましょう。
<共通点>
- 今、入っておけば、後からお金がもらえるという仕組み
- 今、入らないと、後からお金がもらえない
- 先に入った人がもらえるお金は、新しく入った人のお金で賄われる
- 新たに入る人が少なくなると、制度自体が破綻してしまう
年金制度とねずみ講はそっくりであることが分かりますね。
では相違点はどうでしょうか。
<相違点>
- ねずみ講は加入するかどうかを自分で選べるが、年金制度は加入が義務である
もしかすると、年金制度はねずみ講よりもタチが悪いかもしれませんね笑
さらに、年金の受給開始年齢は、どんどん引き上げられていっています。
例えば、受給開始年齢を75歳や80歳に遅らせれば、そのぶん受給総額が増えるというような、まやかしのようなことが、既に始まっています。
どうして、このようなまやかしをやっているのかというと、そうしないと制度が破綻してしまうからです。
今日僕がお伝えしたいことは、年金制度を当てにするのはもうやめましょうということです。
年金は、制度自体が既に成り立っていません。
将来が不安だから「年金を真面目に払う」より、「自分年金を作る」必要があるのです。そして、会社の給料だけではなく副収入を作る必要があるということです。
今日は、公的年金制度はねずみ講であるというお話でした。
▼ウラケンに質問できるオンラインサロンはこちら
こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今日は、「公的年金制度はねずみ講である!」という衝撃のテーマでお話しします。
皆さんは、国民年金や厚生年金といった公的年金に入っていらっしゃると思いますが、この年金制度が「持続可能な制度」であると信じている方は、どのくらいいらっしゃるでしょうか?
僕は昔からずっと、年金制度はねずみ講だと思っています。
なので、20年前に会社を創業して以来、社員さんには、年金をあてにせず今のうちから自分資産を作らないとダメだと言い続けてきました。
そこで今日は、年金制度とねずみ講の仕組みを僕なりに比較しつつ、公的年金制度が本当に持続可能なのかどうかを検証してみたいと思います。
ねずみ講とは?簡単におさらい
あなたはねずみ講をご存じですか?ねずみ講とは、例えば自分(親)が新規にお客さん(子)を3人開拓するとします。そして、その3人がそれぞれ新規にお客さん(孫)を3人ずつ開拓していくとします。
この開拓の過程では、「儲かるビジネスがありますよ」と勧誘して、多額の会員費を請求します。
自分が勧誘したお客さんが、さらに他の人を勧誘すると、会員費の一部が自分に、残りが上のメンバーに分配されていくという仕組みです。
親→子→孫・・・と、階層が上の人ほど儲かるわけですね。
しかし、特定の商品を販売するわけではなく、勧誘による会員費でまわしているので、勧誘ができなくなると、途端にこのシステムは崩壊します。
計算してみると分かりますが、例えばそれぞれの人が3人ずつ会員を増やしていくとすると、10代目で5万9,049人、20代目でなんと35億人の加入者が集まる計算になります。
今、世界の人口はもうすぐ80億人になりますので、35億人となると、だいたい全世界の2人に1人ほどが自分の配下にいるというような話になります。
そして、21代目には全世界の人口がカバーできてしまいます笑
要するに、この仕組みは設計自体が成り立っておらず、全員が幸せになる制度ではないということです。
人口は有限ですから、ねずみ講の仕組みは最終的には必ず崩壊します。そして、階層が上の人ほど得をし、階層が下の人は会員費を回収できず損します。
ねずみ講は1960年代~70年代に社会問題となり、ほとんどの人が不幸になるこの仕組みは、今、法律で禁止されています。
常に新規入会者がいることで成り立つねずみ講と年金制度
では、ここでねずみ講と年金制度を比較してみましょう。年金制度は、現役世代が高齢者を養っていく制度です。
制度が始まった当初から、「払った年金よりも、多くの年金がもらえますよ」ということで運営されているわけですが、これは子供が生まれ続けて、人口が増えていくことが前提になっています。
もちろん、集めた年金を運用することでも増やそうとしてきましたが、日本の株価は30年間ほとんど上がっていないので、運用は全然できていません。むしろ、溶かしてしまっています。
つまり、年金制度もすでに前提が崩れていて、払った額以上の年金をもらうことは、もうできなくなっているのです。
しかも、年金というのは結構たくさんの人が支払いを滞納しています。
例えば、7~8年ぐらい前では40%くらいの人々が、直近では25%くらいの人が未納となっています。
厚生年金に関しては、小規模の事業者は加入してないこともまだまだ多い状態です。
要は、みんな年金を払っておらず、しかも回収もできていないのです。
このような状態で、制度を継続していくことは無理ではないでしょうか。
結局、すでに年金制度が破綻しているから、国はiDeCoやNISAで税制優遇をして、国民に自分たちで年金を作らせようとしているのです。
年金制度とねずみ講の共通点と相違点
ここで、年金制度とねずみ講の共通点を見ていきましょう。<共通点>
- 今、入っておけば、後からお金がもらえるという仕組み
- 今、入らないと、後からお金がもらえない
- 先に入った人がもらえるお金は、新しく入った人のお金で賄われる
- 新たに入る人が少なくなると、制度自体が破綻してしまう
年金制度とねずみ講はそっくりであることが分かりますね。
では相違点はどうでしょうか。
<相違点>
- ねずみ講は加入するかどうかを自分で選べるが、年金制度は加入が義務である
もしかすると、年金制度はねずみ講よりもタチが悪いかもしれませんね笑
さらに、年金の受給開始年齢は、どんどん引き上げられていっています。
例えば、受給開始年齢を75歳や80歳に遅らせれば、そのぶん受給総額が増えるというような、まやかしのようなことが、既に始まっています。
どうして、このようなまやかしをやっているのかというと、そうしないと制度が破綻してしまうからです。
今日僕がお伝えしたいことは、年金制度を当てにするのはもうやめましょうということです。
年金は、制度自体が既に成り立っていません。
将来が不安だから「年金を真面目に払う」より、「自分年金を作る」必要があるのです。そして、会社の給料だけではなく副収入を作る必要があるということです。
今日は、公的年金制度はねずみ講であるというお話でした。
▼ウラケンに質問できるオンラインサロンはこちら
