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「ボロ戸建て+DIY」がベストな不動産投資法とは限らない理由
公開日: 2022年09月09日
こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今日は「ボロ戸建て+DIYがベストの不動産投資法とは限らない」というテーマでお話ししたいと思います。
もちろん、多くの不動産投資初心者の方にとっては、「ボロ戸建て+DIY」がベストです。
ただ、ステレオタイプに「ボロ戸建て+DIYが一番コストが安い!」と考えていると、実は損をすることもあります。
今日はそんなお話をしていきますので、これから不動産投資をやろう!と検討されている方はぜひ参考にしてください。
不動産投資初心者に「ボロ戸建て+DIY」がオススメな理由
僕はいつも、不動産投資初心者の方に向けて、
- まずは500万円の種銭を貯めましょう
- その上で、土地値で買えるボロ戸建てを現金で購入し、
- 自分で手直し(=DIY)して賃貸に出しましょう
とお話ししています。
築古物件を現金で購入することをオススメしている理由は、
- 高利回りを狙える(利回りが20%取れることもザラ)
- 出口に困らない(たとえうまくいかなくても、最低でも土地値で売れる)
- 現金で買っていればローンの返済がなく、リスクが極めて低い
- 賃貸経営の経験が積める(一戸であれば管理会社に任せず、自主管理ができる)
・・・このような理由になります。
そして、築古物件というのは家賃が相場より低くなることが常です。
そのため、リフォームに予算が掛けられず、必然的にDIYをすることになるんですよね。
とはいえ、例えDIYの経験がない人でも、現金で購入していればローンの返済もないため、焦って入居付けをする必要もなく、じっくりとDIYに取り組むことができます。
だからこそ、築古物件を購入したら、まずは自分で手直しすること(=DIY)を僕はオススメしているのです。
一方で、
「そんなに面倒なことはしたくないよ・・・」
「自分は属性が良いから、フルローンで一棟マンションを買って、今すぐに資産を増やしたい!」
という方もいるかもしれません。
しかし、フルローンで購入できる物件というのは得てして利回りも低く、管理も丸投げになってしまうので、何のノウハウも身につきません。
そして、そういった人はクソ業者に食い物にされ、高いリフォーム代をふっかけられても、時間も知識もないので、言われるがままになってしまうのですね。
ですから、不動産投資初心者の方は、まずは現金で小さく始め、不動産投資・賃貸経営の経験を積むのがオススメです。
DIY期間の機会損失に要注意
さて、ここからが今回の本題で、先ほどご紹介した「ボロ戸建て+DIY」という方法が必ずしもベストとは限らない、ということをお話ししたいと思います。
矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、どういうことか考えていきましょう。
DIYのメリットの1つは、コストを抑えられることです。
自分のマンパワーを投入すれば、コストは材料費だけで済みます。つまり、リフォーム業者に丸投げするより4分の1、5分の1のコストに抑えられるということです。
しかし、DIYをするなら、せいぜい1~2ヶ月で作業を済ませないと逆に損をすることがある、という点に注意する必要があるんですよね。
例えば、月々7万円の家賃を徴収している物件があったとしましょう。
A)業者にリフォームを依頼するケース:
コストは40万円。1ヶ月程度で作業が終了→すぐに入居付け
B)DIYするケース:
コストは15万円。本業が忙しく、6ヶ月程度で作業が終了→その後に入居付け
AとB、得するのは果たしてどちらでしょうか?
ポイントは、DIYするBのケースでは、業者に頼むよりも作業期間が5ヶ月余計にかかっているということです。
業者に依頼してすぐに入居付けができるAのケースと比較すると、BのケースではDIY期間分の家賃を損してしまうことになります。
つまり、投資判断をする際にはリフォームにかかったコストだけでなく、入居者から得られたはずの家賃(=機会損失)もコストとして考える必要があるのです。
では、実際にいくら損をしてしまうのか、計算してみましょう。
A)業者にリフォームを依頼するケース:
コストは、リフォーム代の40万円
B)DIYするケース:
5ヶ月間余計にリフォーム時間がかかっているため、7万円×5ヶ月分=35万円の家賃を損していることに。→損した35万円+材料費15万円=トータルのコストは50万円
比較すると、
A)業者にリフォームを依頼するケースの方が10万円得をする、ということになりますね。
ただ、もちろん業者に発注したら経験は積めませんし、DIYを自分でやってみることで、リフォームの相場感覚なども分かるようになってきます。
だから、「DIY自体が無駄!」と言っているわけではなく、ステレオタイプに「DIYが一番コストが安い!」と考えていると、実は損をすることがあるということを言いたいのです。
このように、不動産投資を行う際には、数字でしっかり評価する癖をつけることが重要です。
ぜひ参考にしてみてください!
▼ウラケンに質問できるオンラインサロンはこちら
今日は「ボロ戸建て+DIYがベストの不動産投資法とは限らない」というテーマでお話ししたいと思います。
もちろん、多くの不動産投資初心者の方にとっては、「ボロ戸建て+DIY」がベストです。
ただ、ステレオタイプに「ボロ戸建て+DIYが一番コストが安い!」と考えていると、実は損をすることもあります。
今日はそんなお話をしていきますので、これから不動産投資をやろう!と検討されている方はぜひ参考にしてください。
不動産投資初心者に「ボロ戸建て+DIY」がオススメな理由
僕はいつも、不動産投資初心者の方に向けて、- まずは500万円の種銭を貯めましょう
- その上で、土地値で買えるボロ戸建てを現金で購入し、
- 自分で手直し(=DIY)して賃貸に出しましょう
とお話ししています。
築古物件を現金で購入することをオススメしている理由は、
- 高利回りを狙える(利回りが20%取れることもザラ)
- 出口に困らない(たとえうまくいかなくても、最低でも土地値で売れる)
- 現金で買っていればローンの返済がなく、リスクが極めて低い
- 賃貸経営の経験が積める(一戸であれば管理会社に任せず、自主管理ができる)
・・・このような理由になります。
そして、築古物件というのは家賃が相場より低くなることが常です。
そのため、リフォームに予算が掛けられず、必然的にDIYをすることになるんですよね。
とはいえ、例えDIYの経験がない人でも、現金で購入していればローンの返済もないため、焦って入居付けをする必要もなく、じっくりとDIYに取り組むことができます。
だからこそ、築古物件を購入したら、まずは自分で手直しすること(=DIY)を僕はオススメしているのです。
一方で、
「そんなに面倒なことはしたくないよ・・・」
「自分は属性が良いから、フルローンで一棟マンションを買って、今すぐに資産を増やしたい!」
という方もいるかもしれません。
しかし、フルローンで購入できる物件というのは得てして利回りも低く、管理も丸投げになってしまうので、何のノウハウも身につきません。
そして、そういった人はクソ業者に食い物にされ、高いリフォーム代をふっかけられても、時間も知識もないので、言われるがままになってしまうのですね。
ですから、不動産投資初心者の方は、まずは現金で小さく始め、不動産投資・賃貸経営の経験を積むのがオススメです。
DIY期間の機会損失に要注意
さて、ここからが今回の本題で、先ほどご紹介した「ボロ戸建て+DIY」という方法が必ずしもベストとは限らない、ということをお話ししたいと思います。矛盾しているように聞こえるかもしれませんが、どういうことか考えていきましょう。
DIYのメリットの1つは、コストを抑えられることです。
自分のマンパワーを投入すれば、コストは材料費だけで済みます。つまり、リフォーム業者に丸投げするより4分の1、5分の1のコストに抑えられるということです。
しかし、DIYをするなら、せいぜい1~2ヶ月で作業を済ませないと逆に損をすることがある、という点に注意する必要があるんですよね。
例えば、月々7万円の家賃を徴収している物件があったとしましょう。
A)業者にリフォームを依頼するケース:
コストは40万円。1ヶ月程度で作業が終了→すぐに入居付け
B)DIYするケース:
コストは15万円。本業が忙しく、6ヶ月程度で作業が終了→その後に入居付け
コストは40万円。1ヶ月程度で作業が終了→すぐに入居付け
B)DIYするケース:
コストは15万円。本業が忙しく、6ヶ月程度で作業が終了→その後に入居付け
AとB、得するのは果たしてどちらでしょうか?
ポイントは、DIYするBのケースでは、業者に頼むよりも作業期間が5ヶ月余計にかかっているということです。
業者に依頼してすぐに入居付けができるAのケースと比較すると、BのケースではDIY期間分の家賃を損してしまうことになります。
つまり、投資判断をする際にはリフォームにかかったコストだけでなく、入居者から得られたはずの家賃(=機会損失)もコストとして考える必要があるのです。
では、実際にいくら損をしてしまうのか、計算してみましょう。
A)業者にリフォームを依頼するケース:
コストは、リフォーム代の40万円
B)DIYするケース:
5ヶ月間余計にリフォーム時間がかかっているため、7万円×5ヶ月分=35万円の家賃を損していることに。→損した35万円+材料費15万円=トータルのコストは50万円
コストは、リフォーム代の40万円
B)DIYするケース:
5ヶ月間余計にリフォーム時間がかかっているため、7万円×5ヶ月分=35万円の家賃を損していることに。→損した35万円+材料費15万円=トータルのコストは50万円
比較すると、
A)業者にリフォームを依頼するケースの方が10万円得をする、ということになりますね。
ただ、もちろん業者に発注したら経験は積めませんし、DIYを自分でやってみることで、リフォームの相場感覚なども分かるようになってきます。
だから、「DIY自体が無駄!」と言っているわけではなく、ステレオタイプに「DIYが一番コストが安い!」と考えていると、実は損をすることがあるということを言いたいのです。
このように、不動産投資を行う際には、数字でしっかり評価する癖をつけることが重要です。
ぜひ参考にしてみてください!
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