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【クロ現】住宅ローンの不正利用による不動産投資～ウンコな不動産コンサルにご用心！～
公開日: 2022年09月26日
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こんにちは！YouTuber ウラケン不動産です。
今日は、ウンコな不動産コンサルにご用心というお話をしたいと思います。
最近、某カリスマ不動産投資家のネットワークを通じて、住宅ローンを不正に利用した不動産投資が話題になっています。
きっかけはNHKの「クローズアップ現代」で特集されたことで、僕はその番組の文字起こし版を読んだのですが、いつの時代になっても同じような不正が繰り返されているな・・・と思いました。
そこで今日は、ローンの不正利用の実態と、このようなウンコなコンサルタントに引っ掛からないための自己防衛策について、解説していきたいと思います。
クローズアップ現代で取り上げられた住宅ローンの不動産投資とは？
今回のクローズアップ現代の取材内容をいったん整理しましょう。
登録者8万人の自称カリスマ投資家YouTuberのネットワークを通じて、セミナーが開催されました。
セミナー会場では、一人ひとりの受講者に担当コンサルがついて、物件を紹介する不動産業者も入っており、そこで業者やコンサルタントに勧められるがままに、住宅ローンを利用した不動産投資をしてしまいます。
そこで紹介される物件は、実は相場よりも２割ほど高い価格に吊り上げられていて、結局、参加者がババを引くというスキームになっていたようです。
過去にもあった不正融資による不動産投資
つい４～５年ぐらい前までは、物件の評価をごまかして、積算評価を水増しして融資を申請したり、通帳や源泉徴収票を改ざんして自己資金があるように見せかけたりして、不正融資を受けて物件を買わせる手口が横行していました。
皆さんもご存じのかぼちゃの馬車事件や、スルガ銀行の不正融資がありましたよね。
あの事件以降、物件の担保評価は結構厳密に評価されるようになり、その結果、昔はバンバン受けられていたアパートのフルローン融資は、ほぼ受けられなくなりました。
住宅ローンを使った不動産投資の手口
その後に出てきたのが、今回の住宅ローンを使った不動産投資です。
当然、住宅ローンは持ち家の購入にしか使えませんし、不動産投資に使っていいものではありません。
もし、住宅ローンを使って不動産投資をしていたことが発覚したら、銀行からは必ずローンの一括返済を求められます。
住宅ローンは、本人の返済能力によって受けられる融資の額が決まります。つまり、購入した物件のキャッシュフローがマイナスでも、融資が受けられてしまうということがあるのです。
一方、アパートローンの審査は、大きく3つの評価で融資を受けられるかどうかが決まります。
- 土地や建物の担保力
- 物件そのものの収益性
- 本人の属性
しかし、住宅ローンの場合は買う物件がそもそも収益物件ではないので、当然、収益性は加味されません。
つまり、自己資金がなくても、住宅ローンであれば100％近いローンが受けられてしまうのです。
クソ業者は、この住宅ローンの審査の特徴を利用して、葱を背負った投資家に、クソ物件を高値で買わせて、その暴利を貪って、そしてカモを紹介してくれたウンコな自称カリスマ不動産コンサルにキックバックを渡しているのだろうと思います。
住宅ローンで投資していたことが銀行にバレると、間違いなく残金の一括返済を求められるので、住宅ローンを使って不動産投資をした人は、その物件を売却して返済するしかなくなります。
しかし、そもそも相場よりもだいぶ高く買ってしまっているので、仮に売ったとしても借金が残ってしまうため、売るに売れないという人も多いと思います。
また、実際に売って返済したけれども、借金が残ってしまって、その借金の返済に苦労してしまうという人もいます。
世の中にそんな美味しい話はない！と心がけよう！
僕は20年間この業界にいますが、大体同じようなパターンで、このようなウンコなコンサルがインフルエンサーになって、まずはセミナーで集客して、そして、そこにいる提携業者がクソ物件を参加者に買わせたり、高額なコンサル料を払わせたりというトラブルが、ずっと繰り返されています。
だいたいこの手のコンサルは、４～５年周期で出ては消え、出ては消えを繰り返します。
なぜいつの時代も同じような不正が繰り返され、騙される人が後を絶たないのでしょうか。
僕は、人間には「手軽に儲けたい」という欲があるからなのだろうと思います。
その欲に対して、ウンコな業者が引き寄せられるのだと思います。
例えば、
・不動産投資なら誰でも簡単に資産家になれる
・物件さえ買えば、自分は何もしなくても毎月不労所得が得られる
・自己資金ゼロから億を超える資産家になれる
といった言葉は、絶対に信じてはいけません。
そんな美味しい話は、世の中にはありません。
僕は20年前から、「そんな甘い話はないですよ」ということ言ってきているからこそ、この業界で20年間ご飯を食べさせていただいているのだと思います。
これまで「不動産投資は事業です」「家賃は不労所得でありません」「みんな勉強して下さい」「自己資金は絶対に必要です」と言い続けてきましたし、僕自身は教えることがメインですので、物件の紹介は一切していません。
自称コンサルは、内容が薄っぺらい
僕はこの20年間、様々な自称コンサルを見ていますが、正直みんな薄っぺらいと思います。
今回、クローズアップ現代で取り上げられた自称カリスマコンサルの人の動画をいくつか見てみましたが、この薄い内容で登録者が8万人もいることに驚いてしまいました。
むしろ、そのマーケティングスキルに感心してしまったほどです。
ウンコなコンサルに騙されないためには、先ほど言ったようなキーワードが出てきたら、絶対に近寄らないことです。
不労所得が誰でも得られるとか、自己資金はいらないとか、誰でも簡単に云々かんぬんなどを強調したら、本当に要注意だと思います。
また、「世界を旅するなんちゃら」といった肩書きを名乗っている人がいますが、世界を旅する系に信じていい人はいないと思います。
リア充をやたらと強調するクソコンサルもいますので、そのようなキーワードが出てきたら、その人には近寄らないようにするのが賢明だと思います。
今日は、ウンコな不動産コンサルにご用心というお話でした。
▼ウラケンに質問できるオンラインサロンはこちら
こんにちは！YouTuber ウラケン不動産です。
今日は、ウンコな不動産コンサルにご用心というお話をしたいと思います。
最近、某カリスマ不動産投資家のネットワークを通じて、住宅ローンを不正に利用した不動産投資が話題になっています。
きっかけはNHKの「クローズアップ現代」で特集されたことで、僕はその番組の文字起こし版を読んだのですが、いつの時代になっても同じような不正が繰り返されているな・・・と思いました。
そこで今日は、ローンの不正利用の実態と、このようなウンコなコンサルタントに引っ掛からないための自己防衛策について、解説していきたいと思います。
クローズアップ現代で取り上げられた住宅ローンの不動産投資とは？
今回のクローズアップ現代の取材内容をいったん整理しましょう。登録者8万人の自称カリスマ投資家YouTuberのネットワークを通じて、セミナーが開催されました。
セミナー会場では、一人ひとりの受講者に担当コンサルがついて、物件を紹介する不動産業者も入っており、そこで業者やコンサルタントに勧められるがままに、住宅ローンを利用した不動産投資をしてしまいます。
そこで紹介される物件は、実は相場よりも２割ほど高い価格に吊り上げられていて、結局、参加者がババを引くというスキームになっていたようです。
過去にもあった不正融資による不動産投資
つい４～５年ぐらい前までは、物件の評価をごまかして、積算評価を水増しして融資を申請したり、通帳や源泉徴収票を改ざんして自己資金があるように見せかけたりして、不正融資を受けて物件を買わせる手口が横行していました。皆さんもご存じのかぼちゃの馬車事件や、スルガ銀行の不正融資がありましたよね。
あの事件以降、物件の担保評価は結構厳密に評価されるようになり、その結果、昔はバンバン受けられていたアパートのフルローン融資は、ほぼ受けられなくなりました。
住宅ローンを使った不動産投資の手口
その後に出てきたのが、今回の住宅ローンを使った不動産投資です。当然、住宅ローンは持ち家の購入にしか使えませんし、不動産投資に使っていいものではありません。
もし、住宅ローンを使って不動産投資をしていたことが発覚したら、銀行からは必ずローンの一括返済を求められます。
住宅ローンは、本人の返済能力によって受けられる融資の額が決まります。つまり、購入した物件のキャッシュフローがマイナスでも、融資が受けられてしまうということがあるのです。
一方、アパートローンの審査は、大きく3つの評価で融資を受けられるかどうかが決まります。
- 土地や建物の担保力
- 物件そのものの収益性
- 本人の属性
しかし、住宅ローンの場合は買う物件がそもそも収益物件ではないので、当然、収益性は加味されません。
つまり、自己資金がなくても、住宅ローンであれば100％近いローンが受けられてしまうのです。
クソ業者は、この住宅ローンの審査の特徴を利用して、葱を背負った投資家に、クソ物件を高値で買わせて、その暴利を貪って、そしてカモを紹介してくれたウンコな自称カリスマ不動産コンサルにキックバックを渡しているのだろうと思います。
住宅ローンで投資していたことが銀行にバレると、間違いなく残金の一括返済を求められるので、住宅ローンを使って不動産投資をした人は、その物件を売却して返済するしかなくなります。
しかし、そもそも相場よりもだいぶ高く買ってしまっているので、仮に売ったとしても借金が残ってしまうため、売るに売れないという人も多いと思います。
また、実際に売って返済したけれども、借金が残ってしまって、その借金の返済に苦労してしまうという人もいます。
世の中にそんな美味しい話はない！と心がけよう！
僕は20年間この業界にいますが、大体同じようなパターンで、このようなウンコなコンサルがインフルエンサーになって、まずはセミナーで集客して、そして、そこにいる提携業者がクソ物件を参加者に買わせたり、高額なコンサル料を払わせたりというトラブルが、ずっと繰り返されています。だいたいこの手のコンサルは、４～５年周期で出ては消え、出ては消えを繰り返します。
なぜいつの時代も同じような不正が繰り返され、騙される人が後を絶たないのでしょうか。
僕は、人間には「手軽に儲けたい」という欲があるからなのだろうと思います。
その欲に対して、ウンコな業者が引き寄せられるのだと思います。
例えば、
・不動産投資なら誰でも簡単に資産家になれる
・物件さえ買えば、自分は何もしなくても毎月不労所得が得られる
・自己資金ゼロから億を超える資産家になれる
といった言葉は、絶対に信じてはいけません。
そんな美味しい話は、世の中にはありません。
僕は20年前から、「そんな甘い話はないですよ」ということ言ってきているからこそ、この業界で20年間ご飯を食べさせていただいているのだと思います。
これまで「不動産投資は事業です」「家賃は不労所得でありません」「みんな勉強して下さい」「自己資金は絶対に必要です」と言い続けてきましたし、僕自身は教えることがメインですので、物件の紹介は一切していません。
自称コンサルは、内容が薄っぺらい
僕はこの20年間、様々な自称コンサルを見ていますが、正直みんな薄っぺらいと思います。今回、クローズアップ現代で取り上げられた自称カリスマコンサルの人の動画をいくつか見てみましたが、この薄い内容で登録者が8万人もいることに驚いてしまいました。
むしろ、そのマーケティングスキルに感心してしまったほどです。
ウンコなコンサルに騙されないためには、先ほど言ったようなキーワードが出てきたら、絶対に近寄らないことです。
不労所得が誰でも得られるとか、自己資金はいらないとか、誰でも簡単に云々かんぬんなどを強調したら、本当に要注意だと思います。
また、「世界を旅するなんちゃら」といった肩書きを名乗っている人がいますが、世界を旅する系に信じていい人はいないと思います。
リア充をやたらと強調するクソコンサルもいますので、そのようなキーワードが出てきたら、その人には近寄らないようにするのが賢明だと思います。
今日は、ウンコな不動産コンサルにご用心というお話でした。
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