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経済は人間の欲で回る!業者に騙されず、自ら社会に貢献しよう!
公開日: 2022年09月28日
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今日は、「経済は人間の欲で回っている」というテーマでお話ししたいと思います。
先日のブログで、ウンコな自称コンサルタントにそそのかされて、「住宅ローンスキーム」を使ってクソ物件を買わされ、その後、行き詰ってしまった不動産投資家の話をしました。
その「住宅ローンスキーム」による不動産投資が流行る前は、いわゆる「スルガスキーム」が流行っていました。
スルガスキームとは、家賃を改ざんしたり、売買契約を二重契約にして物件価格を水増ししたり、預金通帳を改ざんして自己資金があるように見せかけたりしてフルローンを引き出す、という手口です。
実は、このスルガスキームの問題は未だに尾を引いています。
スルガスキームが裁判沙汰になっています
先日、報道に出ていたのですが、相場で9,000万円しかないアパートを、このスルガスキームを使って、建物の価値を1億5,000万円まで水増しして、まんまとスルガから不正融資を受けて、それに投資した投資家がいました。
この投資家は、相場が9,000万円の物件を1億5,000万円で購入しているので、6,000万円の含み損を抱えてしまい、8月にスルガ銀行を相手取って3億円の損害賠償を提訴しています。
住宅ローンスキームも、スルガスキームも、社会的に許されない詐欺的行為であることに間違いはありません。
広い意味で言えば、スルガスキームだけでなく、ハウスメーカーなどが行う「サブリース」のスキームも、全部投資家を食い物にするウンコスキームであると、僕はずっと昔から思っています。
そのため、被害者である投資家に対して同情する気持ちもなく、結構冷ややかに見ていたりします。
なぜなら、投資は儲かる時も損をする時も、自分に返ってくるものだからです。どこまで行っても、投資は自己責任なのです。
投資で失敗する人の決まったパターンとは?
投資で失敗する人には、決まったパターンがあります。
それは、「この業者さんだったら安心できそう」だとか、「この営業マンだったら安心できそう」だとか、「銀行が融資してくれるんだから、間違いない物件だろう!」というように、数字やデータではなく、人を信用してしまって投資するところで失敗している人がほとんどです。
投資においては、人ではなくデータや数字をしっかり見ないといけませんし、その数字を分析できるようにならないと、投資はしてはいけません。
では、どうすれば数字やデータを分析できるようになるのかというと、これはもう勉強するしかありません。
結局、投資家には「儲けたい!できれば手軽に!」という気持ちが必ずあり、その欲をウンコ業者に利用されただけに過ぎないのです。
ウンコ業者でも、経済を回している
投資家がウンコ業者に高い授業料を払って、その業者が儲けて、従業員に給料を払って、そして国に税金を納めています。
彼らは、投資家の欲を利用して搾り取ってはいますが、結局、彼らは儲けて給料も払って税金も払うので、日本国のためにはなっています。
ですので、このように言うと語弊があるかもしれませんが、こういうウンコ業者は、ある意味「必要悪」と言ってもいいのではないかと僕は思います。
例えば、相続対策を餌に、地主さんを口説いて新築アパートを受注するハウスメーカーはたくさんありますが、正直、ハウスメーカーは値段が高く、適正なキャッシュフローが出る企画を、僕は今まで一度も見たことがありません。
仮に僕が企画したとしたら、ハウスメーカーよりも3%は表面利回りを高くできる自信があります。
しかし、実はこのようなウンコ業者が経済を回していることは事実なのです。
だから、僕はこの状況を冷ややかに見ているのです。
業者に搾り取られるのではなく、自ら社会に貢献しよう!
その地主さんが相続対策が必要になるほどの資産家になったのは、もともと土地を多く持っていたからという理由もありますが、本質的には日本経済の発展のおかげという側面が大きいと思います。
例えば、千葉県の浦安市は街の全体が埋立地で、昔は海でした。
そこで、浦安の漁師さん達は漁をして生計を立てていましたが、そのうち海が埋め立てられる計画ができて、漁師さんは漁業権を放棄して、その代わりに埋め立てた土地をもらって地主さんになっていきました。
その後、地下鉄東西線が通り、湾岸道路ができ、京葉線が通り、ディズニーランドが誘致あったりします。されて、どんどんインフラが整って、人口も増えてきました。
当然、地価も以前の何十倍にもなっていきます。
これは、この地主さん(漁師さん)の実力でしょうか?違いますよね。
この地主さんたちは、ある意味、経済の恩恵を受けただけです。
なので国は、「もしあなたが土地を開発して、街や経済の発展に寄与しないのであれば、相続税をかけますので、その土地を国に返してください」というのが相続税の根本的な考え方で、これを富の再分配といいます。
勘違いした地主が「俺は地主だ!お前ら業者を選ぶ立場だ!」といった上から目線でふんぞり返っていると、強かに、そして巧妙に、ハウスメーカー等のスキームの餌食になってしまい、結局その地主さんの富は奪われていきます。
それでも業者が儲かって、雇用を生み出して、税金を納めていくので、経済にとってはOKということになります。
つまり、ウンコ業者は顧客にとってはウンコなのですが、日本経済にとってはなくてはならない存在と言えるでしょう。
結論を言うと、どうせ日本経済に貢献するなら、業者に搾り取られてその養分になるのではなく、自ら勉強して、自らの責任で事業や投資をして、貢献していった方がいいということです。
今日は、経済は人間の欲で回っているというお話でした。
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今日は、「経済は人間の欲で回っている」というテーマでお話ししたいと思います。
先日のブログで、ウンコな自称コンサルタントにそそのかされて、「住宅ローンスキーム」を使ってクソ物件を買わされ、その後、行き詰ってしまった不動産投資家の話をしました。
その「住宅ローンスキーム」による不動産投資が流行る前は、いわゆる「スルガスキーム」が流行っていました。
スルガスキームとは、家賃を改ざんしたり、売買契約を二重契約にして物件価格を水増ししたり、預金通帳を改ざんして自己資金があるように見せかけたりしてフルローンを引き出す、という手口です。
実は、このスルガスキームの問題は未だに尾を引いています。
スルガスキームが裁判沙汰になっています
先日、報道に出ていたのですが、相場で9,000万円しかないアパートを、このスルガスキームを使って、建物の価値を1億5,000万円まで水増しして、まんまとスルガから不正融資を受けて、それに投資した投資家がいました。この投資家は、相場が9,000万円の物件を1億5,000万円で購入しているので、6,000万円の含み損を抱えてしまい、8月にスルガ銀行を相手取って3億円の損害賠償を提訴しています。
住宅ローンスキームも、スルガスキームも、社会的に許されない詐欺的行為であることに間違いはありません。
広い意味で言えば、スルガスキームだけでなく、ハウスメーカーなどが行う「サブリース」のスキームも、全部投資家を食い物にするウンコスキームであると、僕はずっと昔から思っています。
そのため、被害者である投資家に対して同情する気持ちもなく、結構冷ややかに見ていたりします。
なぜなら、投資は儲かる時も損をする時も、自分に返ってくるものだからです。どこまで行っても、投資は自己責任なのです。
投資で失敗する人の決まったパターンとは?
投資で失敗する人には、決まったパターンがあります。それは、「この業者さんだったら安心できそう」だとか、「この営業マンだったら安心できそう」だとか、「銀行が融資してくれるんだから、間違いない物件だろう!」というように、数字やデータではなく、人を信用してしまって投資するところで失敗している人がほとんどです。
投資においては、人ではなくデータや数字をしっかり見ないといけませんし、その数字を分析できるようにならないと、投資はしてはいけません。
では、どうすれば数字やデータを分析できるようになるのかというと、これはもう勉強するしかありません。
結局、投資家には「儲けたい!できれば手軽に!」という気持ちが必ずあり、その欲をウンコ業者に利用されただけに過ぎないのです。
ウンコ業者でも、経済を回している
投資家がウンコ業者に高い授業料を払って、その業者が儲けて、従業員に給料を払って、そして国に税金を納めています。彼らは、投資家の欲を利用して搾り取ってはいますが、結局、彼らは儲けて給料も払って税金も払うので、日本国のためにはなっています。
ですので、このように言うと語弊があるかもしれませんが、こういうウンコ業者は、ある意味「必要悪」と言ってもいいのではないかと僕は思います。
例えば、相続対策を餌に、地主さんを口説いて新築アパートを受注するハウスメーカーはたくさんありますが、正直、ハウスメーカーは値段が高く、適正なキャッシュフローが出る企画を、僕は今まで一度も見たことがありません。
仮に僕が企画したとしたら、ハウスメーカーよりも3%は表面利回りを高くできる自信があります。
しかし、実はこのようなウンコ業者が経済を回していることは事実なのです。
だから、僕はこの状況を冷ややかに見ているのです。
業者に搾り取られるのではなく、自ら社会に貢献しよう!
その地主さんが相続対策が必要になるほどの資産家になったのは、もともと土地を多く持っていたからという理由もありますが、本質的には日本経済の発展のおかげという側面が大きいと思います。例えば、千葉県の浦安市は街の全体が埋立地で、昔は海でした。
そこで、浦安の漁師さん達は漁をして生計を立てていましたが、そのうち海が埋め立てられる計画ができて、漁師さんは漁業権を放棄して、その代わりに埋め立てた土地をもらって地主さんになっていきました。
その後、地下鉄東西線が通り、湾岸道路ができ、京葉線が通り、ディズニーランドが誘致あったりします。されて、どんどんインフラが整って、人口も増えてきました。
当然、地価も以前の何十倍にもなっていきます。
これは、この地主さん(漁師さん)の実力でしょうか?違いますよね。
この地主さんたちは、ある意味、経済の恩恵を受けただけです。
なので国は、「もしあなたが土地を開発して、街や経済の発展に寄与しないのであれば、相続税をかけますので、その土地を国に返してください」というのが相続税の根本的な考え方で、これを富の再分配といいます。
勘違いした地主が「俺は地主だ!お前ら業者を選ぶ立場だ!」といった上から目線でふんぞり返っていると、強かに、そして巧妙に、ハウスメーカー等のスキームの餌食になってしまい、結局その地主さんの富は奪われていきます。
それでも業者が儲かって、雇用を生み出して、税金を納めていくので、経済にとってはOKということになります。
つまり、ウンコ業者は顧客にとってはウンコなのですが、日本経済にとってはなくてはならない存在と言えるでしょう。
結論を言うと、どうせ日本経済に貢献するなら、業者に搾り取られてその養分になるのではなく、自ら勉強して、自らの責任で事業や投資をして、貢献していった方がいいということです。
今日は、経済は人間の欲で回っているというお話でした。
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