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確実に目標を達成して、会社も個人も成長する方法

公開日: 2022年10月08日

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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。

今日は、「目標の立て方」というテーマでお話しします。

皆さんは、様々なタイミングで目標を立てていると思います。

例えば、ダイエットで何キロ痩せるとか、仕事でこれを出来るようになるとか、会社経営者であれば会社としての数値的な目標を立てたりすることもあるでしょう。

どの会社にも「ミッション」「理念」があると思いますので、それを達成するために、年度ごとや四半期ごとに目標を作って、それを達成していくことで理想に近づいていくことができます。

しかし、目標は自分を成長させたり、組織を成長させたりするためにとても重要なのですが、どうも目標の設定が下手な人がいます。

例えば、目標を作っても、それを机の中にしまって忘れてしまい、半年後にレビューをしてみたら、全然目標と違っていることをしていた・・・というようなことが案外あります。

なぜこんなことになるかというと、目標の設定の仕方が悪いからです。

目標設定の仕方が下手だと、その目標を達成するために具体的な行動に落とし込むことができないため、その目標は絶対に達成されることはありません。

そこで今日は、ウラケンなりの目標の立て方について、皆さんとシェアしたいと思います。

 

僕の会社の理念と目標、具体的な行動とは?

先日、僕の会社では期初の全体会議を行いました。

もちろん、僕の会社にも理念や目標があります。

理念は「不動産を通じて、すべての人を幸せにする」ということで、その具体的な方法として「すべての人に不動産の知識を」という目標が定められています。

つまり、不動産のことを「いつでも、どこでも、誰でも勉強できる」環境を作れば、不動産を買って不幸になる人はいなくなりますし、「すべての人を幸せにする」ということが実現できます。

ですので、その具体的な行動として、不動産実務検定を作ったり、大家塾をやったり、オンラインサロンなどの活動をしているわけです。

そして、会社の短期的な期ごとの目標としては、不動産実務検定の受講生を増やすとか、大家塾の参加者を増やすといったことがあります。

スタッフは、この会社の目標に沿って自分のレベルに応じた個人的な目標を作り、それを3か月ごとに自己採点して、自動的に給料とボーナスが決まる仕組みになっています。

 

目標の設定の仕方が何よりも大事!

繰り返しになりますが、目標設定は非常に重要です。

毎回一ミリずつでも何か出来ることが増えていかないと、社員は成長しませんし、社員が成長しないということは、会社も成長しません。

会社が成長しなければ、当然お客さんに喜んでもらうことはできませんし、お客さんが喜ばないなら、会社の理念が達成されないので、極端にいうと会社をやっている意味がなくなってしまいます。

ですから、期ごとに作る個人の目標が重要なのですが、この目標がふわっとしていると、結果を評価することができなくなってしまいます。

ふわっとした目標というのは、例えば「効率よく事務作業をこなす」とか「丁寧にお客様対応をする」などといったものです。

このような目標は、結果が数値化できませんから、スタッフ自身が「自分は頑張った!」と思っても、上司から見たら「自分が若いころはもっと頑張っていたし、まだまだだよ」と思えば、正当な評価をすることができません。

自分では100点だと思っても、上司からは50点としか評価されなければ、ここに不満が生まれてしまいます。

また、上司が「〇〇ちゃんは、今回頑張ったよね」という感じで、鉛筆をなめた評価をしてしまうと、今度は社員の間で不公平感が生まれてしまい、組織がギクシャクしてしまいます。

だから、ふわっとした目標はダメなのです。

 

8割の出来でOKにして、モチベーションを維持する

ようやく本題に入りますが、では具体的にどのように目標を設定すればいいのでしょうか。

結論から言うと、計測しやすいように目標を「数値化」するということです。

例えば、「売上を〇万円にする」とか、「セミナーの受講生を〇人にする」・・・といったように、数値で明確化してみましょう。

ほかにも、「今20戸ある空室を3か月後に満室にする」といったことも、紛れもなく数値で評価できる目標なので、誰が見ても公平でわかりやすいですね。

ただ、評価をする際に、20戸ある空室が全部満室にならないとまったく評価されない・・・ということでは、社員のモチベーションは下がってしまいます。

ですので、僕の会社では「80%の出来でOK」ということにしています。

どうして80%の出来でOKにしているかというと、ユダヤの法則に「78:22の法則」というのがあって、それに倣っているからです。

人間は、100%を目指しても絶対に100%にはなりません。

だから、78%でOKとして、残りの22%をまた78%にして、そのまた残りの22%を78%にして・・・ということを続けながら、限りなく100%に近づけていけばいいのです。

「100%を目指すなら、根性で達成するべきだろう!」と思う人がいるかもしれませんが、それができるのはトップ1%の人だけです。

99%の人にはできませんから、スタッフが100%の達成ができなくて自己嫌悪になり、モチベーションが下がらないようにするために、僕の会社では8割でOKにしているのです。

 

行動量で評価する目標もとても大事!

このほかにも、もう一つの数値の基準があります。

それは、「結果」ではなく「行動量」でも評価するということです。

例えば、マーケティングのために「毎日」ブログを書いたり、若い社員であれば、上司と「毎日」ミーティングをして、目標に対する1日の行動のブレを修正していったり、客付け営業のために「週に20件」業者を訪問する・・・といった目標もいいでしょう。

目標から逆算して行動量を決めていくのは、ダイエットでも同じですよね。

ダイエットでは、まず摂取カロリーを毎日500キロカロリー抑えて、運動を500キロカロリー分すると、合計で1,000キロカロリーを減らすことができます。

これを30日続ければ、誰でも確実に3キロ痩せることができます。

会社の目標も一緒で、明確な数値目標を作り、それを行動に落とし込んで、その行動を淡々とこなしていけば、いずれ必ず目標は達成されるはずです。

しかし、経済の状況や季節変動といった外部要因でうまくいかないこともありますから、売上目標だけではなくて、行動目標もちゃんと評価してあげることが大事というわけです。

目標を達成したいなら、あなたもふわっとした目標は作らないようにしましょう。

ふわっとした目標を作っている限り、それは絶対に達成されませんし、自己成長もありません。


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