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宅建を取得すれば不動産投資で成功できるのか?
公開日: 2022年11月11日
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
先月、今年度の宅建の試験がありました。
様々な予備校から解答速報と合格ラインが発表されており、一喜一憂されている方も多いかもしれませんね。
もちろん、僕自身も宅建の資格を持っていますので、その気持ちはとてもよくわかります。
しかし、「これから不動産投資を始めよう!」という不動産投資初心者の方には、いきなり宅建の勉強を始めることはおすすめできません。
そこで今回は、
・不動産投資初心者に宅建の勉強がおすすめできない理由
・不動産投資初心者がまず勉強すべきこと
これらについて解説していきます。
また、記事の最後には、僕の体験談に基づいた「宅建に一発で受かる方法」についても伝授しますので、ぜひ最後までご覧ください!
宅建の勉強は不動産投資には遠回り
「不動産投資にきっと活きるはずだ!」という考えで宅建を受験する人がいますが、宅建試験の内容は、資産形成にはほとんど関係がありません。
もちろん、宅建では不動産全般に係る知識をたくさん学ぶことができます。それ自体は否定しません。
しかし、実際の不動産投資に役立つ知識というのは、以下のようなものです。
・どんな物件を買えば儲かるのか?
・物件を指値して買うノウハウ
・物件を満室にするノウハウ
・トラブル対応ノウハウ(滞納・夜逃げ・自殺など)
・入居者対応ノウハウ(高齢者・ペットなど)
実際に勉強してみればわかりますが、宅建ではこれらの知識を学ぶことはできません。
もちろん、宅建試験に合格すれば、不動産業界に就職するのには有利になるでしょう。
しかし、不動産業界に就職してお金持ちになれるかというと、それは別の話です。
不動産業界に就職するだけでお金持ちになれるなら、世の中の不動産営業マンはみんなお金持ちなっているはずですが、そんなことはないですよね。
「不動産投資家になって頻繁に物件を売り買いする際には、宅建業の免許が必要じゃないか!」と主張される方もいらっしゃいますが、それもオーナー自身が宅建士である必要はなく、宅建士を雇えば済む話です。
ここまでの話をまとめると、
不動産業界に就職したいのであれば宅建を取得した方が良いが、不動産投資家になりたい人は宅建を必ずしも勉強する必要はない
と結論づけることができるでしょう。
まずは実務や金融の知識を学ぶべし
では、不動産投資家になりたい人はどんな知識を勉強すべきなのでしょうか?
宅建試験に合格するためには、約300~400時間の勉強が必要と言われています。
どうせ同じ時間を勉強に充てるなら、他の勉強に充てた方が、資産を増やすという点においては効率的だと思います。
まずオススメなのは、(手前味噌ではありますが)僕が企画した不動産実務検定です。
上記で挙げたような、不動産投資に役立つ実践的な知識を体系的に身につけることができます。
ただ、不動産実務検定は民間の資格ですので、公的資格が良いというのであれば、FPや簿記の勉強をした方が、宅建に比べればよっぽど不動産投資に生きてくると僕は考えています。
宅建に一発で合格する方法(実体験談)
最後に、「それでもどうしても宅建に合格したいんだ!」という方のために、宅建に一発で合格する方法をお伝えします。
ちなみに、僕は平成7年に宅建試験に一発合格しました。
一発合格するための勉強法として僕が実践したのは、ながら勉強です。
ながら勉強とは、なにか他のことをしながら勉強するという方法です。僕の場合は、通勤や営業回りの時にずっと音声を聞きながら勉強を続けていました。
それに加えて、過去10年間の過去問を3周して、一発合格を果たしました。
ただ、中にはこういった声も寄せられます。
「昔の宅建は簡単だった!今は難しいんだ!」という意見です。
しかし、こうした意見は非常に浅はかだと思います。
まず第一に、宅建は法律の知識を問う試験ですから難しいのは当たり前です。今も昔も変わらず、宅建自体が難しい試験なのです。
ですので、コメント主が「最近の宅建試験は難しい!」と言ってもそれは主観だと思います。
また、試験内容が難しいか難しくないか以前に、宅建では総受験者の15~17%程度が合格するラインで足切りがされます。
客観的にみれば、総受験者の15~17%が合格するようにボーダーラインが引かれるだけの話なのです。
つまり、試験内容が簡単だろうが難しかろうが、その年の受験生の上位15~17%にランクインしていれば、合格はできるわけです。
ということで、僕に言わせてみれば、宅建に合格できない人は勉強不足なだけです。
ちなみに、僕が宅建に合格した平成7年の合格ラインは過去最低レベルで、28点でした。
僕が受験した年は、たまたまかなり難しかったんですね。
でも、僕は43点を取って合格しました(自慢です笑)。
宅建の試験は相対評価ですから、いくらその年の試験が難しかろうが、その年の受験生の上位15~17%にランクインしていれば合格はできるわけです。
ですから、最近の宅建試験の難易度についてあれこれ議論したところで、まるで意味がありません。
まとめ
以上、今回は「宅建をとれば不動産投資で成功できるのか?」ついて、解説してきました。
不動産に関わる法律知識自体は、不動産投資に全く無意味ということはありません。
とはいえ、宅建をいくら勉強しても、不動産投資家として成功することはできません。その点を履き違えないように注意が必要です。
不動産投資初心者の方は、不動産実務検定でより実践的なノウハウを身につけていきましょう。
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
先月、今年度の宅建の試験がありました。
様々な予備校から解答速報と合格ラインが発表されており、一喜一憂されている方も多いかもしれませんね。
もちろん、僕自身も宅建の資格を持っていますので、その気持ちはとてもよくわかります。
しかし、「これから不動産投資を始めよう!」という不動産投資初心者の方には、いきなり宅建の勉強を始めることはおすすめできません。
そこで今回は、
・不動産投資初心者に宅建の勉強がおすすめできない理由
・不動産投資初心者がまず勉強すべきこと
これらについて解説していきます。
また、記事の最後には、僕の体験談に基づいた「宅建に一発で受かる方法」についても伝授しますので、ぜひ最後までご覧ください!
宅建の勉強は不動産投資には遠回り
「不動産投資にきっと活きるはずだ!」という考えで宅建を受験する人がいますが、宅建試験の内容は、資産形成にはほとんど関係がありません。もちろん、宅建では不動産全般に係る知識をたくさん学ぶことができます。それ自体は否定しません。
しかし、実際の不動産投資に役立つ知識というのは、以下のようなものです。
・どんな物件を買えば儲かるのか?
・物件を指値して買うノウハウ
・物件を満室にするノウハウ
・トラブル対応ノウハウ(滞納・夜逃げ・自殺など)
・入居者対応ノウハウ(高齢者・ペットなど)
実際に勉強してみればわかりますが、宅建ではこれらの知識を学ぶことはできません。
もちろん、宅建試験に合格すれば、不動産業界に就職するのには有利になるでしょう。
しかし、不動産業界に就職してお金持ちになれるかというと、それは別の話です。
不動産業界に就職するだけでお金持ちになれるなら、世の中の不動産営業マンはみんなお金持ちなっているはずですが、そんなことはないですよね。
「不動産投資家になって頻繁に物件を売り買いする際には、宅建業の免許が必要じゃないか!」と主張される方もいらっしゃいますが、それもオーナー自身が宅建士である必要はなく、宅建士を雇えば済む話です。
ここまでの話をまとめると、
不動産業界に就職したいのであれば宅建を取得した方が良いが、不動産投資家になりたい人は宅建を必ずしも勉強する必要はない
と結論づけることができるでしょう。
まずは実務や金融の知識を学ぶべし
では、不動産投資家になりたい人はどんな知識を勉強すべきなのでしょうか?宅建試験に合格するためには、約300~400時間の勉強が必要と言われています。
どうせ同じ時間を勉強に充てるなら、他の勉強に充てた方が、資産を増やすという点においては効率的だと思います。
まずオススメなのは、(手前味噌ではありますが)僕が企画した不動産実務検定です。
上記で挙げたような、不動産投資に役立つ実践的な知識を体系的に身につけることができます。
ただ、不動産実務検定は民間の資格ですので、公的資格が良いというのであれば、FPや簿記の勉強をした方が、宅建に比べればよっぽど不動産投資に生きてくると僕は考えています。
宅建に一発で合格する方法(実体験談)
最後に、「それでもどうしても宅建に合格したいんだ!」という方のために、宅建に一発で合格する方法をお伝えします。ちなみに、僕は平成7年に宅建試験に一発合格しました。
一発合格するための勉強法として僕が実践したのは、ながら勉強です。
ながら勉強とは、なにか他のことをしながら勉強するという方法です。僕の場合は、通勤や営業回りの時にずっと音声を聞きながら勉強を続けていました。
それに加えて、過去10年間の過去問を3周して、一発合格を果たしました。
ただ、中にはこういった声も寄せられます。
「昔の宅建は簡単だった!今は難しいんだ!」という意見です。
しかし、こうした意見は非常に浅はかだと思います。
まず第一に、宅建は法律の知識を問う試験ですから難しいのは当たり前です。今も昔も変わらず、宅建自体が難しい試験なのです。
ですので、コメント主が「最近の宅建試験は難しい!」と言ってもそれは主観だと思います。
また、試験内容が難しいか難しくないか以前に、宅建では総受験者の15~17%程度が合格するラインで足切りがされます。
客観的にみれば、総受験者の15~17%が合格するようにボーダーラインが引かれるだけの話なのです。
つまり、試験内容が簡単だろうが難しかろうが、その年の受験生の上位15~17%にランクインしていれば、合格はできるわけです。
ということで、僕に言わせてみれば、宅建に合格できない人は勉強不足なだけです。
ちなみに、僕が宅建に合格した平成7年の合格ラインは過去最低レベルで、28点でした。
僕が受験した年は、たまたまかなり難しかったんですね。
でも、僕は43点を取って合格しました(自慢です笑)。
宅建の試験は相対評価ですから、いくらその年の試験が難しかろうが、その年の受験生の上位15~17%にランクインしていれば合格はできるわけです。
ですから、最近の宅建試験の難易度についてあれこれ議論したところで、まるで意味がありません。
まとめ
以上、今回は「宅建をとれば不動産投資で成功できるのか?」ついて、解説してきました。不動産に関わる法律知識自体は、不動産投資に全く無意味ということはありません。
とはいえ、宅建をいくら勉強しても、不動産投資家として成功することはできません。その点を履き違えないように注意が必要です。
不動産投資初心者の方は、不動産実務検定でより実践的なノウハウを身につけていきましょう。
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