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付き合う客は厳選しよう!嫌な客は優雅にお断り!

公開日: 2022年11月29日

 
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。

僕は、定期健診で10年以上同じ消化器系のクリニックに通っています。

以前は別の人間ドックに行っていたのですが、消化器系で何か問題があったときに、その場で検査するのではなくて、「後日、病院にまた来てください」といった感じの対応でした。

検査をする先生も毎回違うし、結果報告の時には「経過観察しようかな~・・・」みたいな感じで、何とも歯切れが悪かったりして、しかも胃カメラを飲むときには吐き気がするし、大腸の検査もとても痛かったです。

また、ニ度、三度と検査することも多く、その度に不味い下剤を飲んで、しかも前の日からお粥しか食べられない・・・というようなことが続くので、嫌になってしまいました。

そこで、当時の僕は内視鏡のスペシャリストの先生を調べました。そして行きついたのが、今のクリニックなのです。

今のクリニックの院長は、内視鏡の世界では日本で第一人者と言われているほど、ピッカピカの経歴の先生です。

某がんセンターの局長を務めた経験もあり、本当にプロ中のプロの先生なので、胃や大腸の検査も全く痛くなく、あっという間に終わってしまいます。

画面を一緒に見ながら、「これは良性です」といったように解説してくれて、ポリープがあった場合はその場で取ってくれますし、胃の検査も大腸の検査も1日でやってくれるので、とても助かります。

もちろん、通常の成人病健診も行ってくれて、もし癌が見つかった場合は治療のネットワークもあるので、すごく安心して通っています。

ただ、ひとつだけハードルが高いことがあって、それはこのクリニックが自由診療ということです。つまり、保険がきかないので結構な費用がかかります。

ただ、僕は海外に9年間も住んでおり、そもそも日本の保険証を持っていないので、どのみち自由診療になってしまいます。

今の保険制度では、保険診療と自由診療の混合診療が認められていないので、保険診療では認められてない高度な検査が一緒にできないというところから、このクリニックの院長は自由診療にしたそうです。

また、以前は某がんセンターで勤務していたため、一日に何十人も診察して、検査をしなければなりませんでした。

一人ひとりの患者さんに時間がかけられず、自分の時間もない中で、きめの細かい診療や治療の対応がなかなかできなかった
そうです。

しかし、今は自由診療をしているので、お客さんも絞れますし、上下の内視鏡検査を一日でできて、何かあれば即その場で手術をすることもできるようになりました。

以前、僕が検査を受けた時に、第一診療室と第二診療室と内視鏡の部屋があって、上の天井が繋がっていました。

僕が寝そべって順番を待っている時に、隣の診療室で先生が別の患者さんを内視鏡で診察していて、「これはガンですね。今、治療しちゃいますね」と聞こえてきて、すごくライトな感じで治療しているなと思った経験があります。

それくらい早期発見・早期治療というのは、風邪を治すよりも簡単といった世界らしいです。

このような感じで自由診療にした結果、お客さんの数が絞られ、お客さんの質も良くなって、そして診療の質もあがったというわけです。

また、先生自身がさらに自己研鑽するための時間も取れるようになったのではないでしょうか。

 

僕の会社でも、付き合う客を厳選しています

ここからは僕の会社の話になりますが、僕の会社のクレドには「質の悪い客とは取引しない」という項目があり、実際クレーマー的な大家さんの管理契約を解除させてもらったことも、何度もあります。

クレドとは「会社の信条」で、スタッフが守るべき会社のルールが書かれているものです。

僕の会社では、毎朝ミーティングの際にこのクレドの読み合わせをしてから仕事を開始しています。

「質の悪い客とは取引しない」というのは、その中の1つなのですが、具体的には次のような内容です。
 
「私たちは、道徳的・倫理的に問題のある客、悪意をもった性質の悪い客とは取引しません。そのような客と取引することは、私たちの貴重な時間を無駄にするばかりか、優良な既存客に対しても迷惑をかけることになりますので、優雅にお断りします。その代わり、優良な顧客を喜ばせるようにします。上司は無礼な客からクレドに基づき行動する社員を守ります。」

実際、本当にめちゃくちゃなクレーマーというのは過去何人もいて、トラブルを起こして怒鳴りまくり、散々な目に遭わされたこともあります。

そういった方はキッパリと管理をお断りして、関係を断ち切ってきました。

電話の受話器から怒鳴り声が漏れ聞こえるようなクレーマーからの電話を受ける従業員さんから電話を代わって、僕自身が「もうオタクとは取引しませんので」といって電話をガチャ切りしたこともあります(とても優雅とは言えないですが・・・)。

このような社内的なルールを設ける以前は、僕の社員さんたちがどのような行動をとっていたかというと、「ウラケンさんの顔を潰しちゃいけない。本もたくさん書いているし、いろいろなところで講演活動をしているし、ウラケンさんのブランドをしっかり守っておかないと、どんなと不評被害が広がるかわからない」と考え、質の悪いクレーマーにも最上級の対応をしていました。

しかし、そんなことをすると、クレーマーは喜んでつけこんできますよね。そして、社員さんたちが精神的に追い詰められるようなこともありました。

 

僕も昔は客を選ばず、クレーマーに悩まされていました

僕自身も若かりし頃は、絶対にNoと言わない営業マンでした。

どんなお客さんに対しても、「何でもできます!」と言っていたので、クレーマーばかり引き寄せるダメな営業マンでした。

この頃はちょっとのミスでもつけこまれて、めちゃくちゃ大変な思いをしました。

夜中の2時3時に呼び出されたり、夜中までやっている飲み屋で1時間説教を食らったりというようなこともありました。

しかし、ある日を境に「優良な客としか付き合わない。質の悪い顧客は切る」と決めた途端に、優良な顧客に出会えるようになったという経験があります。

これからの時代は、価値観の合うお客様とだけ濃い付き合いをしていくことが重要なのではないかと思っています。

昔のように、「何でもやります!誰とでも付き合います!」というスタンスだと、時間が奪われますし、精神的にもきつくなってしまいます。

また、これは友だち付き合いも同じだと思っています。

友達がやたら多くても、価値観が合わなければ諍いやストレスも多くなってしまうので、気の合う仲間とだけ付き合っていた方が、より生産的なお付き合いが出来るのではないかと思います。

そういう意味では、今はさまざまなサロンがありますので、自分の趣味や関心のある分野のサロンがすぐに見つけられる時代です。

そのような場所で価値観を共有できるコアな仲間を見つけて、付き合う人を絞っていくことが皆さんの人生の質をより上げてくれるのではないかと思っています。

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