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僕が家族と一緒にマレーシアに移住した理由
公開日: 2022年12月01日
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今日は、僕がマレーシアに移住した理由についてお話ししたいと思います。
先日、日本からマレーシアへ帰国しました。
今回の日本滞在はかなり忙しく、コロナの影響で長らく開催できなかったリアル(対面)の講座やイベントが結構ありましたので、延べ300人くらいの参加者と交流をさせていただきました。
対面でお客様や仲間とお会いできる機会は本当に久しぶりでしたので、懇親会までがっつり参加させていただき、楽しい時間を過ごすことができました。
そんな中、ひとつだけ辛いことがありました。それは何かというと、会う人会う人に同じ質問を何十回もされることでした。
その質問とは、「浦田さんは、どうしてマレーシアに移住したのですか?」というのと、その延長で、「ご家族は反対しませんでしたか?」「マレーシアの生活にすんなり馴染めましたか?」といったものです。
確かに皆さんが一番興味を持たれていることだとは思うのですが、さすがに1日に10回以上も同じ答えを繰り返すと、辛いものがありました。
そこで今日は、僕が9年前にマレーシアに移住した理由についてお話ししたいと思います。
そうすれば、次回からはもっと別の質問もしていただけるかもしれませんしね笑
ちなみに、YouTubeも僕がマレーシアに移住した理由に関する動画を出していますので、ぜひご覧いただければと思います。
僕がマレーシアに移住した一番の理由
マレーシアに移住した一番の理由は「子供の教育」です。
僕がマレーシアに通いだしたのは、忘れもしない2011年11月からで、当時は1ドル80円台の円高で、この強い円を使って、個人的に海外不動産投資を始めたのです。
当時、東南アジアで一番盛り上がっていたのがマレーシアで、不動産視察で何回も訪れている内に、マレーシアは教育が結構良いということが分かってきました。
多人種、多宗教の環境で、英語をベースとしてみんながコミュニケーションを取れるというのが、マレーシアの最大のポイントでした。
そんなところで子供のうちから教育すれば、中華系やインド系、欧米系、マレー系など、さまざまな人種の人と交流ができて、また、仏教やヒンドゥー教、イスラム教など、それぞれの宗教を尊重した上で、お互いをリスペクトしながら生活できると思いました。
このように、子供のうちから文化や価値観が違う人たちと、ひとつの国の中で生活しながらコミュニケーションが図れる経験はすごく良いなと思ったのです。
それから、教育システムが多いことも魅力でした。
例えばインターナショナルスクールにもイギリス式やカナダ式、オーストラリア式、アメリカ式、国際バカロレア(IB)などがあり、さまざまな教育システムを選択することができます。
日本のように、一発試験で高校や大学が決まるわけではなく、普段の勉強が7割くらい、期末のテストが3割くらい・・・という感じで評価されます。
そして、その成績で世界中の大学にアクセスができるシステムを持っています。
何より、受験がないのでのびのび勉強ができるし、僕の息子は高3ですが、既に大学でやるような経済レポートを毎日書いたりしています。
これはめちゃくちゃ素晴らしい教育システムだと思っていて、普段の勉強とかレポート提出もきちんと評価されるので、日本のように受験に失敗したらといって浪人することもありません。
そもそも高校での成績によって入れる大学が決まってくるので、受験に失敗しようがないのです。
ですから、良い大学に入りたいと思ったら、普段の勉強をちゃんとやっていかないと入れないということになっています。
さらに、日本でいくら良い大学に入って留学しようと思っても、英語ができなければ2年間くらいは現地の英語の語学学校に通って、ある程度英語を使いこなせるようにならないと、そもそも大学に入学することができません。
マレーシアに移住した当時は、娘が中1で、息子が小3でした。
海外移住するのであれば、娘の年齢的にもラストチャンスだと思っていたので、移住しようという話が出始めてから1年のうちに、ゴールデンウィークや夏休み、秋の連休などを利用して、4回くらい家族で視察旅行をして、僕は良いところばかりを家族に見せて、そして5回目で移住しました。
それが2014年のことです。
また、「どうしてシンガポールではなかったのか?」と聞かれることがよくありますが、僕の移住目的は節税ではないし、シンガポールは安全で良い国ですが、国土が狭くて箱庭のようなイメージがあります。
マレーシアに移住する前に家族でシンガポールにも何度か行きましたが、あまりワクワクしませんでした。
もちろん、物価が高いというのもありましたが、総合的にマレーシアの方が魅力的だったのです。
また、もう一つの理由は、僕自身のビジネス上のチャレンジがあります。
当時、海外不動産投資をビジネスの一つの柱にしていきたいという願望がありましたので、この二つの理由でマレーシアを選びました。
移住して半年間は、家族みんなが辛かった
実際に移住してみてどうだったかというと、正直、半年間は家族がみんな泣いていました。
子供達は英語が出来ないから勉強についていけませんし、娘は当時、インターナショナルスクールに入ったら、3学年も落とされてしまいました。
自分よりも、だいぶ背の低い子達と勉強しなきゃいけないということは屈辱ですよね。
また、毎日英語のレポートの提出があって、毎晩夜中まで泣きながら宿題をしていましたし、それを手伝う妻も英語が得意だったはずなのに、いざとなるとなかなか教えることもできず、みんなキレまくっていました。
また、学校で翻訳機が盗まれるといったトラブルもありました。
向こうは、盗まれる方が悪いという価値観で、犯人探しをすることもないので、それもストレスになって、みんなキレまくっていました。
しかし、半年ぐらい経ったあたりから、英語も徐々にできるようになってきて、最終的には高校の卒業資格を取って、娘は今カナダの大学に入っていますし、息子も今年インターナショナルスクールを卒業して、来年から海外の大学に行くことになると思います。
子供が世界のどこに行っても生きていけるように
結局、マレーシアに移住したおかげで、様々な人種の友達ができましたし、子供たちは、世界中どこに行っても生きていけるようになったかなと思っています。
日本にいる時には、ある意味、親のエゴでお受験をさせたりしていましたが、すでに時代はグローバル化していて、英語ができないというだけで、人生の選択肢の幅が狭まってしまいます。
家族のみんなが頑張ってくれたおかげで、今はすごく逞しくなってくれたので、あの時、みんなで思い切って移住して良かったなと思っています。
今日は、僕がマレーシアに移住した理由についてお話ししました。
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今日は、僕がマレーシアに移住した理由についてお話ししたいと思います。
先日、日本からマレーシアへ帰国しました。
今回の日本滞在はかなり忙しく、コロナの影響で長らく開催できなかったリアル(対面)の講座やイベントが結構ありましたので、延べ300人くらいの参加者と交流をさせていただきました。
対面でお客様や仲間とお会いできる機会は本当に久しぶりでしたので、懇親会までがっつり参加させていただき、楽しい時間を過ごすことができました。
そんな中、ひとつだけ辛いことがありました。それは何かというと、会う人会う人に同じ質問を何十回もされることでした。
その質問とは、「浦田さんは、どうしてマレーシアに移住したのですか?」というのと、その延長で、「ご家族は反対しませんでしたか?」「マレーシアの生活にすんなり馴染めましたか?」といったものです。
確かに皆さんが一番興味を持たれていることだとは思うのですが、さすがに1日に10回以上も同じ答えを繰り返すと、辛いものがありました。
そこで今日は、僕が9年前にマレーシアに移住した理由についてお話ししたいと思います。
そうすれば、次回からはもっと別の質問もしていただけるかもしれませんしね笑
ちなみに、YouTubeも僕がマレーシアに移住した理由に関する動画を出していますので、ぜひご覧いただければと思います。
僕がマレーシアに移住した一番の理由
マレーシアに移住した一番の理由は「子供の教育」です。僕がマレーシアに通いだしたのは、忘れもしない2011年11月からで、当時は1ドル80円台の円高で、この強い円を使って、個人的に海外不動産投資を始めたのです。
当時、東南アジアで一番盛り上がっていたのがマレーシアで、不動産視察で何回も訪れている内に、マレーシアは教育が結構良いということが分かってきました。
多人種、多宗教の環境で、英語をベースとしてみんながコミュニケーションを取れるというのが、マレーシアの最大のポイントでした。
そんなところで子供のうちから教育すれば、中華系やインド系、欧米系、マレー系など、さまざまな人種の人と交流ができて、また、仏教やヒンドゥー教、イスラム教など、それぞれの宗教を尊重した上で、お互いをリスペクトしながら生活できると思いました。
このように、子供のうちから文化や価値観が違う人たちと、ひとつの国の中で生活しながらコミュニケーションが図れる経験はすごく良いなと思ったのです。
それから、教育システムが多いことも魅力でした。
例えばインターナショナルスクールにもイギリス式やカナダ式、オーストラリア式、アメリカ式、国際バカロレア(IB)などがあり、さまざまな教育システムを選択することができます。
日本のように、一発試験で高校や大学が決まるわけではなく、普段の勉強が7割くらい、期末のテストが3割くらい・・・という感じで評価されます。
そして、その成績で世界中の大学にアクセスができるシステムを持っています。
何より、受験がないのでのびのび勉強ができるし、僕の息子は高3ですが、既に大学でやるような経済レポートを毎日書いたりしています。
これはめちゃくちゃ素晴らしい教育システムだと思っていて、普段の勉強とかレポート提出もきちんと評価されるので、日本のように受験に失敗したらといって浪人することもありません。
そもそも高校での成績によって入れる大学が決まってくるので、受験に失敗しようがないのです。
ですから、良い大学に入りたいと思ったら、普段の勉強をちゃんとやっていかないと入れないということになっています。
さらに、日本でいくら良い大学に入って留学しようと思っても、英語ができなければ2年間くらいは現地の英語の語学学校に通って、ある程度英語を使いこなせるようにならないと、そもそも大学に入学することができません。
マレーシアに移住した当時は、娘が中1で、息子が小3でした。
海外移住するのであれば、娘の年齢的にもラストチャンスだと思っていたので、移住しようという話が出始めてから1年のうちに、ゴールデンウィークや夏休み、秋の連休などを利用して、4回くらい家族で視察旅行をして、僕は良いところばかりを家族に見せて、そして5回目で移住しました。
それが2014年のことです。
また、「どうしてシンガポールではなかったのか?」と聞かれることがよくありますが、僕の移住目的は節税ではないし、シンガポールは安全で良い国ですが、国土が狭くて箱庭のようなイメージがあります。
マレーシアに移住する前に家族でシンガポールにも何度か行きましたが、あまりワクワクしませんでした。
もちろん、物価が高いというのもありましたが、総合的にマレーシアの方が魅力的だったのです。
また、もう一つの理由は、僕自身のビジネス上のチャレンジがあります。
当時、海外不動産投資をビジネスの一つの柱にしていきたいという願望がありましたので、この二つの理由でマレーシアを選びました。
移住して半年間は、家族みんなが辛かった
実際に移住してみてどうだったかというと、正直、半年間は家族がみんな泣いていました。子供達は英語が出来ないから勉強についていけませんし、娘は当時、インターナショナルスクールに入ったら、3学年も落とされてしまいました。
自分よりも、だいぶ背の低い子達と勉強しなきゃいけないということは屈辱ですよね。
また、毎日英語のレポートの提出があって、毎晩夜中まで泣きながら宿題をしていましたし、それを手伝う妻も英語が得意だったはずなのに、いざとなるとなかなか教えることもできず、みんなキレまくっていました。
また、学校で翻訳機が盗まれるといったトラブルもありました。
向こうは、盗まれる方が悪いという価値観で、犯人探しをすることもないので、それもストレスになって、みんなキレまくっていました。
しかし、半年ぐらい経ったあたりから、英語も徐々にできるようになってきて、最終的には高校の卒業資格を取って、娘は今カナダの大学に入っていますし、息子も今年インターナショナルスクールを卒業して、来年から海外の大学に行くことになると思います。
子供が世界のどこに行っても生きていけるように
結局、マレーシアに移住したおかげで、様々な人種の友達ができましたし、子供たちは、世界中どこに行っても生きていけるようになったかなと思っています。日本にいる時には、ある意味、親のエゴでお受験をさせたりしていましたが、すでに時代はグローバル化していて、英語ができないというだけで、人生の選択肢の幅が狭まってしまいます。
家族のみんなが頑張ってくれたおかげで、今はすごく逞しくなってくれたので、あの時、みんなで思い切って移住して良かったなと思っています。
今日は、僕がマレーシアに移住した理由についてお話ししました。
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