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自分以外でもできる仕事を自分でやってはいけない

公開日: 2022年12月14日

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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。

今日のテーマは、いかにクリエイティブな仕事をする時間を確保するか?についてお話しします。

僕は、日本での滞在を終えて久しぶりにマレーシアに戻ったり、逆にマレーシアから久しぶりに日本へ来たりした翌日は、いない間に溜まってしまった雑務をやることが多いです。

特に日本に戻ったときは、領収書をまとめたり、支払調書へサインをしたり、膨大な書類が机の上に置かれているので、まずはそれを処理しなければなりません。

マレーシアに戻ってきたときも同じで、今、こちらの会社では決算をやっているのですが、送られてきた会計書類に全部サインをして、郵便局に行って会計事務所にいちいち送ったり、不動産物件の内見のアポの連絡をしたり、溜まった領収書の整理をしたり、レースで使うホテルの段取りをしたり、チームのマネージャーとの打ち合わせをしたりしていると、本当にあっという間に1日が過ぎてしまいます。

 

雑務に追われた1日の罪悪感

そして、雑務に追われて1日を過ごしてしまった日には、「今日は何も価値の高い仕事をできなかったなぁ・・・」と、罪悪感を持ってしまうことが多いです。

価値の高い仕事とは「無から有を生み出すこと」だと思います。

誰もやったことがないことをやったり、これまでになかったものを創り出したり、というのは非常に価値が高い仕事ですし、価値を生み出せる人はどんどん生み出す仕事をしていかないと、売り上げも利益も上げることはできません。

つまり、価値を生み出さない雑務に時間を奪われてしまうと、価値を生む生産的な仕事が出来なくなってしまうということですね。

 

積極的に外注することで、価値を生み出すことができる

僕が仕事をする時に常に意識しているのは、「自分以外でもできる仕事を自分でやってはいけない」ということです。

自分以外でもできる仕事は、積極的に部下にパスをするか、もしくは外注をして、上司は自分にしかできない仕事をした方が組織としてうまく機能しますし、会社自体も成長できると思います。

もし、自分の雑務が増えてしまったら、それをマニュアル化してパートスタッフにやってもらうとか、積極的に外注に出していった方が良いでしょう。

また、雑務を振られた部下も、自分でその仕事ができるようになったのであれば、その仕事をさらに外注しても良いわけです。

そして、部下自身も自分にしかできない価値ある仕事をやっていくのです。

このようにして、社員全員が本当に自分にしかできない価値を生み出す仕事ができたとすれば、会社はものすごく成長しますし、お客さんも喜ぶ仕事ができるようになると思います。

僕も複数の秘書がいるおかげで、よりクリエイティブな仕事に集中させてもらえています。

しかしそれでも、「自分で雑務はやらない」と常に意識しておかないと、いつのまにか雑務に忙殺されて、価値を生み出していない・・・ということになってしまいがちなので、気を付けるようにしています。

 

個人事業主が人を雇う基準

ただ、個人事業主の延長で一人法人を作って事業をやっているような人は、人を雇ってしまうと、ちゃんと人件費を払い続けられるか自信がない・・・という人もいると思います。

では、どのぐらい雑務に忙殺されたら人を雇っていいのでしょうか。

これには、僕なりの1つの目安があります。

それは、1日の半分が雑務になってしまったら、秘書を雇うとか、業務を外注した方が絶対に良いということです。

そして、その雑務をやらなくて済んだ時間をクリエイティブな仕事に充てていけば、その人件費以上の収入は確実に増やせると思います。

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