ブログ
海外に住みながらリモートで5社経営する方法
公開日: 2022年12月15日
▼今日の記事を音声で楽しみたい方はこちら
こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今日は、海外に住みながらリモートで5社経営する方法についてお話ししたいと思います。
僕はマレーシアに住みながら、国内外で会社を5社リモート経営するという生活を9年続けています。
総勢20名ほどのスタッフしかいないので、大企業の経営者のマネジメントほど大変ではないと思いますが、それでもそれぞれの会社がやっていることが非常に細かいので、それなりに大変です。
リモートで会社を経営するためには、情報共有を含めた意思の疎通がとても重要になってきます。
そこで今回は、僕がどのようにして長距離と時差を埋めるような情報共有・マネジメントをしているのか?についてお話ししようと思います。
スタッフが10人を超えると、組織運営の方法は変わる
まず前提として、スタッフが5人程度の小さな会社であれば、社長はスタッフと一対一で直接情報を共有し、プロジェクトを進めていくことができます。
しかし、スタッフが10人を超えてくると、社長一人で10人をマネジメントすることは物理的に不可能です。
1対10で仕事をしていると、10人の部下から常にそれぞれ報連相があって、その対応だけで一日が終わってしまい、社長がやるべき本来の仕事がほぼ出来なくなってしまいます。
ですので、僕は基本的にマネージャーを除いた15~16人の若い実働部隊のスタッフの仕事については、ほったらかしです。
ただし、以前にもお話ししましたが、1年ごと、3ヶ月ごと(四半期ごと)の会社の方向性やビジョンは明確に示していて、その方針に沿うような目標を、それぞれのスタッフに四半期ごとに立てさせています。
そして、毎期末にスタッフ自身がその目標に対する成果を自己評価して、自動的にボーナスや昇給が決まっていくような給与体系にしています。
このような給与体系にしているので、スタッフの自主性が自ずと生まれてくるという利点があります。
各部署のマネージャーは、部下の目標達成を後押しするためにマネジメントを行います。
そのため、僕は基本的に最前線の実働部隊の若いスタッフと情報共有をすることはなく、各部署の4人のマネージャーとしか情報共有はしていません。
この4人のマネージャーが、それぞれ4~5人ずつ部下を持っていて、全体として20名のスタッフを僕がマネジメントする、という体制をとっており、僕の役目は、この4人のマネージャーを僕のように考えて動けるように育てることです。
指導などはマネージャーを通して部下に行う
スタッフが何か間違いをしてしまったりして、叱らなければならない場面があると思いますが、そのような時でも、僕が最前線の若手スタッフを叱ることはまずありません。
というか、彼らとはほとんど会話もなくて、何かあれば必ずマネージャーを通じて、「あの対応はまずいよ」とか「あれ、確認したほうがいいよ」ということを伝えています。
それを受けて、マネージャーが若手スタッフに指導していきます。
僕自身が若いスタッフに怒ったりすることは一切ないので、日本に帰ってきて会社へ行き、若手スタッフに会うときは、ニコニコしながら他愛もない会話しかしていません。
ですので、僕はマネージャーには嫌われているかもしれませんが、若手スタッフには結構好かれています。
マネージャーとは密にコミュニケーションをとる
この4人のマネージャーとの情報共有は、どうようにしているのかというと、プロジェクトごとにSNSのメッセージグループを作って、そのメッセージグループ内でお互いに情報共有・報連相を行っています。
そして、毎週月曜日の朝に必ずZoomでのマネージャーミーティングを行い、お互いの顔を見ながら、部署間の横断的な情報共有も行っています。
それぞれすべきことは決まっているので、あとは基本的にはほったらかしです。
僕は、社長が全てのスタッフと全ての情報を共有する必要はないと思っていて、重要な情報だけをマネージャーから適宜、報連相を受ければ良いと思っています。
小さな組織のリーダーは、常に価値を生み出すことに専念する
自分一人でできることは限られているので、より大きな仕事をしていくためには、チーム作りが絶対に必要です。
小さな組織というのは、リーダー=会社の顔となっているので、リーダー自身が新しい価値をどんどん生み出していかなければなりません。
リーダー自身が、四六時中、部下を教育したりマネジメントに時間をかけたりすることはできませんので、部門ごとのマネージャーを一人前に育て上げるのが、小さな会社のリーダーの最も重要な役割になります。
また、僕はスタッフの採用活動はまったく行いません。
各マネージャーがそれぞれプロジェクトに必要なスタッフを採用し、育成していくようにしているので、日本にいない間に新しいスタッフが1人2人入っていることもあります。
新人スタッフが僕が社長ということを認識できずに、「どちら様ですか?」というような対応をされたこともあったくらいです笑
このように、マネージャーを中心としたプロジェクトチームができていて、そのマネージャーとリーダーがきちんと情報共有をしていれば、組織は運営することができますし、たとえ人数が30人、40人と増えていっても、問題ありません。
以上、海外に住みながらリモートで5社経営する方法についてお話ししました。ぜひ参考にしてください。
▼ウラケンに質問できるオンラインサロンはこちら
こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今日は、海外に住みながらリモートで5社経営する方法についてお話ししたいと思います。
僕はマレーシアに住みながら、国内外で会社を5社リモート経営するという生活を9年続けています。
総勢20名ほどのスタッフしかいないので、大企業の経営者のマネジメントほど大変ではないと思いますが、それでもそれぞれの会社がやっていることが非常に細かいので、それなりに大変です。
リモートで会社を経営するためには、情報共有を含めた意思の疎通がとても重要になってきます。
そこで今回は、僕がどのようにして長距離と時差を埋めるような情報共有・マネジメントをしているのか?についてお話ししようと思います。
スタッフが10人を超えると、組織運営の方法は変わる
まず前提として、スタッフが5人程度の小さな会社であれば、社長はスタッフと一対一で直接情報を共有し、プロジェクトを進めていくことができます。しかし、スタッフが10人を超えてくると、社長一人で10人をマネジメントすることは物理的に不可能です。
1対10で仕事をしていると、10人の部下から常にそれぞれ報連相があって、その対応だけで一日が終わってしまい、社長がやるべき本来の仕事がほぼ出来なくなってしまいます。
ですので、僕は基本的にマネージャーを除いた15~16人の若い実働部隊のスタッフの仕事については、ほったらかしです。
ただし、以前にもお話ししましたが、1年ごと、3ヶ月ごと(四半期ごと)の会社の方向性やビジョンは明確に示していて、その方針に沿うような目標を、それぞれのスタッフに四半期ごとに立てさせています。
そして、毎期末にスタッフ自身がその目標に対する成果を自己評価して、自動的にボーナスや昇給が決まっていくような給与体系にしています。
このような給与体系にしているので、スタッフの自主性が自ずと生まれてくるという利点があります。
各部署のマネージャーは、部下の目標達成を後押しするためにマネジメントを行います。
そのため、僕は基本的に最前線の実働部隊の若いスタッフと情報共有をすることはなく、各部署の4人のマネージャーとしか情報共有はしていません。
この4人のマネージャーが、それぞれ4~5人ずつ部下を持っていて、全体として20名のスタッフを僕がマネジメントする、という体制をとっており、僕の役目は、この4人のマネージャーを僕のように考えて動けるように育てることです。
指導などはマネージャーを通して部下に行う
スタッフが何か間違いをしてしまったりして、叱らなければならない場面があると思いますが、そのような時でも、僕が最前線の若手スタッフを叱ることはまずありません。というか、彼らとはほとんど会話もなくて、何かあれば必ずマネージャーを通じて、「あの対応はまずいよ」とか「あれ、確認したほうがいいよ」ということを伝えています。
それを受けて、マネージャーが若手スタッフに指導していきます。
僕自身が若いスタッフに怒ったりすることは一切ないので、日本に帰ってきて会社へ行き、若手スタッフに会うときは、ニコニコしながら他愛もない会話しかしていません。
ですので、僕はマネージャーには嫌われているかもしれませんが、若手スタッフには結構好かれています。
マネージャーとは密にコミュニケーションをとる
この4人のマネージャーとの情報共有は、どうようにしているのかというと、プロジェクトごとにSNSのメッセージグループを作って、そのメッセージグループ内でお互いに情報共有・報連相を行っています。そして、毎週月曜日の朝に必ずZoomでのマネージャーミーティングを行い、お互いの顔を見ながら、部署間の横断的な情報共有も行っています。
それぞれすべきことは決まっているので、あとは基本的にはほったらかしです。
僕は、社長が全てのスタッフと全ての情報を共有する必要はないと思っていて、重要な情報だけをマネージャーから適宜、報連相を受ければ良いと思っています。
小さな組織のリーダーは、常に価値を生み出すことに専念する
自分一人でできることは限られているので、より大きな仕事をしていくためには、チーム作りが絶対に必要です。小さな組織というのは、リーダー=会社の顔となっているので、リーダー自身が新しい価値をどんどん生み出していかなければなりません。
リーダー自身が、四六時中、部下を教育したりマネジメントに時間をかけたりすることはできませんので、部門ごとのマネージャーを一人前に育て上げるのが、小さな会社のリーダーの最も重要な役割になります。
また、僕はスタッフの採用活動はまったく行いません。
各マネージャーがそれぞれプロジェクトに必要なスタッフを採用し、育成していくようにしているので、日本にいない間に新しいスタッフが1人2人入っていることもあります。
新人スタッフが僕が社長ということを認識できずに、「どちら様ですか?」というような対応をされたこともあったくらいです笑
このように、マネージャーを中心としたプロジェクトチームができていて、そのマネージャーとリーダーがきちんと情報共有をしていれば、組織は運営することができますし、たとえ人数が30人、40人と増えていっても、問題ありません。
以上、海外に住みながらリモートで5社経営する方法についてお話ししました。ぜひ参考にしてください。
▼ウラケンに質問できるオンラインサロンはこちら
