ブログ

リフォーム会社のボッタクリを未然に防ぐ方法

公開日: 2022年12月17日

▼今日の記事を音声で楽しみたい方はこちら


こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。

今日は、リフォーム費用のボッタクリを防止する方法についてお話ししたいと思います。

実は、僕は年明けにマレーシアの自宅の引っ越しを予定していて、今日はリフォーム業者さんと一緒に引っ越し先の内装の打ち合わせに行ってきました。

引っ越し先は自分で4年前に投資した物件で、完成してから最初は賃貸に出していたのですが、このコロナ禍の2年間で借り手がつかず、空き部屋になっていました。

またこの春から、下の子供もマレーシアの学校を卒業して海外の大学に行く予定で、夫婦二人の生活になるため、今の家は広すぎますし、自分の物件があるのに広い家を賃貸で借りているのはすごくもったいないので、引っ越すことにしたのです。

その家は、内装がほとんど完成時のままです。

マレーシアの物件は、購入者が内装工事をやるように想定されており、完成時には本当に簡易な作りになっています。

ほとんど完成時のままなので、水回りの使い勝手も悪く、壁もめちゃくちゃ汚いので、お気に入りのリフォームをすることになりました

 

リフォーム会社にお願いすることにしました

僕は普段、不動産投資のお話をさせていただいている中で、初心者には積極的にDIYをすることを勧めていますが、さすがに不動産投資のプロで、建築のプロの僕がDIYをするのは逆にコスパが悪く、その時間を情報発信といったクリエイティブなことに割いた方が、よほど効率が良いと思ったので、DIYをするのではなくて、今回は業者にやってもらうことにしました。

ところがこのインフレで、マレーシアのリフォーム費用も結構高くなっています。

値段が高くなるのはしょうがないのですが、ぼったくられることだけは本当に嫌なので、昨日は妻と一緒に物件に行って、リフォームの打ち合わせをしてきたのです。

もちろん僕は建築のプロですし、今回のオーダーでどのくらいのコストがかかるのか、ある程度の予想はつきます。

また、今回は年明けに引っ越しをするという急ぎの案件でもあるので、ある程度の価格で、そこまで値切らずに折り合いをつけたいと思っていますが、出てきた見積もりについてはきっちりチェックするつもりです。

 

見積りはどのような形で成り立っているのか

さて、ここからが今日の本題です。

よく初心者の方がリフォームの見積もりを取った時に、その総額だけを見て、「浦田さん、この見積もりは妥当でしょうか?」という相談をしてくることがあります。

しかし、正直なところ僕は図面も見ていないし、どのような仕様で仕上げられるのかも分からないので、数字だけ見せてもらって、「これって高いのではないでしょうか?」と言われても分かりません

見積もりというのは、例えば、材料が何個必要なのか?とか、塗装工事であれば何平米の壁を塗るのか?など、必要になる材料の個数や施工の面積を元に成り立っており、それらが分からなければ、そもそも見積もりのチェックはできず、高い・安いという判断もできないのです。

 

僕が見積り前にやること

昨日、僕がリフォームの打ち合わせに行った時にやったことは、施工を予定している部分の数量を測ることでした。

今回のリフォームは、主に塗装工事と建具の造作工事がメインになるのですが、塗装する壁の縦横の長さを測って面積を出したり、建具を取り付ける部分のサイズを測ったりしました。

サイズと、そのような工事を何箇所に実施するのかということをしっかり押さえておけば、業者から見積が出てきた時にサイズのチェックができますし、インターネットで調べれば、使用する材料の単価も分かります

あとは、そこへ人件費や10%~15%程度の経費を足せば、見積書が出来上がります。

このように、最初に数量や面積を測っておかないと、見積書が出てきた時にチェックをすることができないのです。

 

ボッタクリ業者がやっていること

ボッタクリ業者の手口として、材料単価を普通より少し高く設定するという手口がありますが、一番ごまかされやすいのは面積で、ボッタクリ業者は面積を水増ししてぼったくってきます

業者としては、ある程度、値切られることを前提に数字をふかしてきたりしますので、昨日は担当者の目の前でサイズを測って、メモをしてきました

そうすれば、「この人は、ちゃんと測っているな」と理解して、見積書で数量をごまかすことができなくなると思います。

このような感じで、見積もりが出る前に、それをチェックするための準備をしておかないと、見積もりが高いとか安いとかの判断はできませんし、根拠もなく業者さんに「高いのではないか」と言うのは失礼にもなります。

ちなみに、普段からDIYをやっている人はコスト感が染み付くので、仮に業者に依頼するにしても、結構有利に見積もりを取ることができるのではないかなと思います。

今日は、リフォームのボッタクリを見抜く方法というお話でした。

▼ウラケンに質問できるオンラインサロンはこちら