ブログ

組織のリーダーは、ポジティブすぎてはいけない

公開日: 2022年12月24日

▼今日の記事を音声で楽しみたい方はこちら


こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。

「ポジティブ」というワードはさまざまな場所で語られ、すべての面で肯定的に捉えられるワードだと思います。

なぜなら、「ポジティブであること」は、一般的にはとても良いことだと捉えられているからです。「楽観的なら全てうまくいく」と考えている人も多いですよね。

ただ、僕自身はポジティブな人間ではありますが、その一方で「組織のリーダーたる者は、ポジティブすぎるのもよくない」とも思っています。なぜなら、ポジティブの度合いによっては、組織に大きな弊害も出てしまうからです。

そこで今回は、

・なぜポジティブすぎるのがいけないのか?
・ポジティブすぎると、どのような弊害があるのか?
・「ポジティブ・ネガティブ」などの人間の気質に対し、どのように対策すべきか?

これらの点についてお話ししていきます。ぜひ最後までご覧ください!

 

ポジティブすぎる弊害とは

ポジティブすぎるのがなぜいけないのか?結論を先にお伝えすると、それは「ネガティブを生んでしまうから」です。

ポジティブなことが、なぜネガティブを生むのか?と、不思議に思う方もいるかもしれませんね。

例えば、社長がものすごくポジティブで、ガンガン前に進んでいくタイプだとしましょう。

すると、その会社の社員が病んでしまうことが結構あるんですよね。

社員が病まなかったとしても、社長自身が突然の大病を患ったり、その家族が病気になったりしてしまうのもポジティブすぎる弊害です。

有名なところでいうと、

・Appleの創業者スティーブ・ジョブズは、膵臓癌で若くして亡くなりました
・孫社長は、会社が急成長していた時に大病を患っていました

・・・このように、本人はワクワクしてどんどん前に突き進んでいる中でも、走りながら色々なものを落としているものなのです。

そして、そうした落とし物は、社員たちが後ろから拾って、結構な苦労をしてフォローしているものなんですね。だからこそ、組織にはブレーキを踏む人間が必要です。彼らの存在があってこそ、組織のバランスが保たれているものなのです。

これは、光と影の関係に例えられます。

強い光が当たるほど、濃い影ができます。これと同じように、ポジティブが強いほど、どこかでネガティブが大きく育ってしまうことがあるのです。

リーダーであればあるほど、ポジティブなエネルギーが強いので、本当に気をつけないといけないと僕は思っています。

そのため、ポジティブすぎる人は、

・光と影の関係をちゃんと理解する
・組織にブレーキをかける存在に感謝する


ということを意識していくのが良いでしょう。

 

自分のパーソナリティを客観視すれば、ポジティブ/ネガティブのバランスを取ることができる

また、自分を客観的に見るようにすることも、ポジティブ/ネガティブのバランスを取るのに必要な方法の1つです。

実は、こういったポジティブ/ネガティブの傾向を事前に察知する方法があります。

それは、4000年も前から存在している占星術という方法です。

占星術は統計学に基づいているので、信頼性のある学問です。そう、占いというより学問なんですよ。では、占星術をもとにして、自分にどんな傾向が強いのかを判定してみましょう。

 

パーソナリティの傾向は占星術で把握できる


占星術では10個の天体を用います。太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星です。

これらの10個の天体が、あなたが生まれた年月日時間、そして場所から見て、どの星座に位置していたかで、ある程度のパーソナリティ(性格)が決まってきます。

自分が生まれ落ちたその瞬間の天体に、上記の天体がいくつ入っているか?で、その人のパーソナリティを占うことができるんですね。

•    火:牡羊座、獅子座、射手座
•    地:牡牛座、乙女座、山羊座
•    風:双子座、天秤座、水瓶座
•    水:蟹座、蠍座、魚座

例えば、火の星座リーダー気質の性格です。とにかく熱い情熱を持った人。プライドが高く、人から褒められたりチヤホヤされるのが好きだったりします。内面のひらめきで行動をしがちで、リスクを恐れない直感的な人が多いと思います。起業家に多いタイプです。

地(土)の星座は、非常に慎重で安定思考。経験やエビデンスがないと行動につながりません。お金勘定が得意で資金繰りに困ることがありません。経理、総務、管理者に多い性格です。

風の星座は、思考力、分析力がある賢さを司ります。思考や論理を組み立てるのが上手で、時代のトレンドを読むのが得意です。物事を客観的にみる能力がある戦略家です。

水の星座は、感情が豊かで人の気持ちに敏感な性格です。よく言えば思いやりがあり面倒見が良いですが、悪く言えば感情の起伏が激しく他者に依存するような一面があります。

僕の場合、「火0、地3、風4、水3」というバランスなのですが、見た目の印象とは裏腹に、実際に会ったりすると火がないのであまりギラギラした印象は受けないと思います(笑)。

火がないというのは、悪く言えば確固たる意志がないとも言えます。そうなると色々ブレやすくなってしまうので、創業時から「すべての人に不動産の知識を」というミッションを掲げて、意識的にその1点に集中するようにしてきました

逆に風が4つもあるので、分析が上手で、わかりにくいことをわかりやすく伝える特技があります。

また、地(土)も3つあるので、大きな博打は打ちません。20年間黒字経営を続けられているのも、保守的な性格が出ているのだと思います。

水が3つあるのは面倒見の良さともいえますが、感情に流されやすいのが難点です。

この辺の自分性格を事前に理解していたことで、これまで経営者としての判断を大きくはずすことがなかったのかなぁ~と思います。

とまぁこんな感じで、占星術によってざっくり性格を占うことができます。

この他にも太陽と月がどの星座の位置にあったか?でも性格は変わりますし、同じ火の星座でも、どの星座にどの惑星が位置していたかによって、活動的だったり、頑固だったり、柔軟的な性格だったり・・・ということもわかります。

 

こんな人があなたの会社に応募してきたら、どうしますか?

ここで、極端な例を挙げてみましょう。

もし、次のようなパーソナリティの人があなたの会社に応募してきたら、あなたはどうしますか?

・火の星座の中に、惑星が8つ
 →すごくFireでボジティブすぎる性格。猪突猛進。

・地(土)の星座の中に、惑星ゼロ
 →お金の管理ができない。常にザル勘定。

・風の星座の中に、惑星が1つ
 →ロジカル思考がやや苦手。

・水の星座の中に、惑星1つ
 →ややドライで協調性に欠ける性格。

このような、パーソナリティの人があなたの会社の採用面接にきたら、第一印象は受け答えもハキハキしているでしょうから「ポジティブで好印象」と思うかもしれません。

しかし、ロジカルな思考ができず、協調性に欠け、お金の勘定が苦手な傾向にありますので、プロジェクトを立ち上げてチームで仕事をするには不向きな人材です。

逆に、飛び込み営業やフルコミ営業であれば、思わぬ実績を出す大器晩成型の人材になるかもしれません。

このような感じで、占星術を活用すると付き合う前からある程度の性格を把握することができるわけです。

 

チームでパーソナリティのバランスを取る


火地風水で自分のパーソナリティを客観的に把握することができれば、不足する要素を他のメンバーで補い、チームとしてバランスを取ることができるようになります。

例えば、上で挙げたようなポジティブすぎる人がリーダーである組織を考えてみましょう。

ポジティブすぎる人がリーダーの組織では、

・猪突猛進のリーダーに対し、ブレーキをかけてくれる人
・お金の勘定ができる人
・スタッフの状態をケアして、精神的な支えになってくれる人

このようなメンバーを揃えることで、組織運営が円滑に進むようになるでしょう。

ちなみに努力をしないポジティブは、ただのバカ以外の何物でもありません。

運が良くなるためには楽観性が必要ですが、努力をしないただのポジティブは運も良くなりません

そういったリーダーについていくとスタッフは病んでしまうので、早々に見切った方が良いと思います。

僕もそんなウンコなリーダーにならないように気をつけたいと思います(笑)。

▼ウラケンに質問できるオンラインサロンはこちら