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部下の成長は、上司のマネジメント次第!真のリーダーシップとは?

公開日: 2023年01月25日

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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。

今日は、真のリーダーシップとは何か?というお話をしたいと思います。

年が明けて1月になると、今年一年の目標を立てる方は多いと思います。職場での目標設定をする時期でもあるかもしれませんね。

より大きなビジネスをしたり、より価値を生む仕事をしたり、組織の目標を達成するためには、有能な人材を集めてチームを作り、その人材を成長させなければなりません。

ところが多くの経営者の方は、なかなか部下が育たない/育てられないという悩みを抱えているのではないでしょうか。

そこで今日は、僕の20年以上にわたるマネジメントの経験から、チームが成長するための真のリーダーシップ論について、お話ししたいと思います。

 

ホワイトな会社では人材は育たない

結論を最初にいうと、僕はホワイトな会社では人材は育たないと思います。

特に僕の会社のような中小零細企業は、最初から高学歴で、ピカピカのキャリアがある優秀な人材は、なかなか雇うことができません。

ですので、普通の人材を雇って鍛え上げていくしかありません。

ところが、普通の人材はピカピカなキャリアがある人材と比べると、語弊があるかもしれませんが、往々にして受験戦争から逃げてきたような人が多いわけです。

どちらかというと、勉強嫌いで、総じて耐久力がなかったり、メンタルが弱かったりする人が多いように思います。

そういった中でも、部活などを一生懸命やってきた人は、それなりに自分で自分のケツを叩いて成長できる人だと思います。また、体力があって忍耐強く、メンタルも強い人が多いです。

一方で、そうではない人は、割と楽な道を選んできたので、自分で自分の尻を叩いて成長することは結構難しいと思います。

「そんなことは、やってみないと分からないじゃないか」という人がいるかもしれません。

しかし、例えば、フルマラソンを走ったこともないのに、練習もせずに「自分だってやればできるはずだ!4時間あれば、フルマラソンを走れるはずだ!」と言っているようなものです。

 

筋肉を太くするには、筋繊維を壊すことから

何が言いたいのかというと、成長するためには筋肉を太くする必要があり、筋肉を太くするためには負荷をかけて追い込んで一度ぶっ壊し、筋肉痛を起こす必要があるということです。

筋肉痛が起きないジョギングくらいの運動で筋肉を太くしようと思っても、絶対に無理でしょう。

つまり、成長にはある程度の負荷をかける必要があるのです。

しかし、ホワイトな働き方ではなかなかその負荷をかけることができません

例えブラックと言われようとも、ある一時期だけでも、ビシっと負荷をかける必要があるというのが僕の持論です。

 

上司のマネジメント力により、部下の成長は決まる

そして、それをコントロールする役割を持っているのが上司です。

上司のマネジメント如何によって、部下の成長は大きく左右されると思います。

よく、仏の上司と鬼の上司という表現がありますが、どちらの方が部下が成長しやすいのでしょうか?

僕の考えでは、断然、鬼の上司の方が部下は成長します

もともと優秀な人であれば、褒めて褒め殺して育てることでも、自らに負荷をかけて成長することができるでしょう。しかし、多くの人はそうではありません。

ですので、上司がやり方を教えて、実際にやって見せて、さぁやってみなさいと言わない限り、部下は成長しないと思います。

 

上司は、部下の成長の機会を奪わない

しかし、ここで間違った対応をしてしまう上司がいます。

どういうことかというと、自分が仕事を任せたせいで帰りが遅くなってしまっては申し訳ないと考えたり、ブラックな上司だと思われたくないと考えたりして、なかなか仕事を振ることができなくなってしまう人がいます。

そして、結局自分でやった方が早いと思い、部下の仕事を上司が抱えてしまうことあるのです。

すると、部下が先に帰って上司が延々と残業しているということが起こってしまいます。

これは、絶対にやってはいけません。

上司は部下のためを思ってやっているのかもしれませんが、これは部下の成長の機会を上司が奪ってしまう行為です。

部下から見れば、仕事を手伝ってくれていい上司だと評判は上がるかもしれませんが、その上のマネージャーや社長から見ると、人材が育たずチームも成長しないので、その上司の評価は低いままです。

上司の役目は、ヒト・モノ・カネを集める、そして部下を鍛えることです。

実際にやらせないと部下は絶対に成長しません。

ホワイトとかブラックとかハラスメントということを気にする前に、この点を履き違えてはいけないと思います。

部下が成長しなくて困っているリーダーの方は、ぜひ参考にしていただければと思います。

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