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優良物件を見つけた時、不動産投資家が瞬時にやるべきこと

公開日: 2023年02月15日

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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。

不動産投資を始めたばかりの初心者の方は、「全然物件を買えない・・・」という経験を必ずされたことがあると思います。

確かに最近は物件の価格も高く、優良物件はそもそもネットに出回ることも少ないです。とはいえ、そんなご時世であっても、優良物件を購入している人はいますよね。

では、物件を買える人と、買えない人の違いは一体何なのでしょうか?

実をいうと、これは「物件を見つけた時に、どのような行動をとるか?」で決まります。

今回のお話を最後まで読めば、物件を購入できる確率が格段に上がること間違いありません。「なかなか優良物件を買えない・・・」とお悩みの方にとっては非常に参考になる内容と思います。

ぜひ最後までご覧ください!

 

フォームからの問い合わせは、実はNGです

まず、皆さんはインターネットのポータルサイトで物件を探していると思いますが、優良物件を見つけた時にどのようなアクションをしていますか?

おそらく、多くの方は

・ネットの問い合わせ方法に従って
・問い合わせフォームに従って情報を入れて送信
・業者からの返信を待つ

大体、このような感じで問い合わせをしているのではないでしょうか?

そして、フォームから問い合わせしたものの、「2~3日経っても業者から連絡がこない・・・」ということが多いのではないでしょうか。

しかし、ここで重要なことをお伝えしましょう。

物件の売買において、ネットシステムからの問い合わせは最もやってはいけないパターンです。

なぜでしょうか?以下、具体例も踏まえつつ詳しく解説していきます。

 

優良物件を見つけたら、その場で今すぐ電話をかけよ

僕は不動産のプロであり、不動産会社の経営者ですが、もしも僕が優良物件を見つけたとしたら、問い合わせフォームなんかで資料請求せずに、その場で電話をかけます

とはいえ、こんなお話をすると、

「今どき電話なんて、アナログじゃない?」

と思われる方もいらっしゃるかもしれません。そんな方のために、不動産業界の事情を詳しくお伝えしましょう。

不動産業者は、常日頃からポータルサイトやREINSといった物件情報サイトをチェックしています。そして良い物件が載ると、その場ですぐに電話をかけます。その数は、半日で10社ほどにも及びます。

そのため、売買の担当者は電話の対応に追われており、ネットでの問い合わせに答えられないという事情があるのです。すると、フォームから「買い付けをしたい!」と連絡をしても、3番手、5番手、10番手になってしまうというのはザラです。

不動産業者にはこういった事情があるので、みなさんは優良物件を見つけたら、即、電話をしましょう

 

ウラケンの物件購入体験談

ということで、実際に僕はどのように優良物件を購入しているのか?体験談をいくつか見ていきましょう。

 

アパート購入の成功談


僕が以前、アパートを購入した際は、

見つけたその場で業者さんに電話をして、「多分買い付けをいれますので、2~3時間待ってください」と伝え、すぐに外観を見に行きました
・外観を一通りチェックしたら、物件近くのコンビニで買付申込書をプリントし、FAXで即座に送信しました

いかがでしょうか?

実際に僕はこのスピード感で購入しました。

このくらい早く決断しないと、本当の優良物件はすぐに取られてしまうのです。

 

土地購入の失敗談


もう1つ、成功談だけでは面白くありませんので、失敗談についてもお話ししましょう。

最近、僕は新たに土地を探しているのですが、良い土地を見つけた時のお話です。

その物件は1月30日に公開されていました。ただ、僕は当時引っ越しでバタバタと忙しく、情報を見逃してしまっていました。僕が見つけたのは2月6日で、情報公開から一週間も過ぎてしまっていたんですよね。

具体的にいうと、僕がその物件を見つけたのは月曜日の夜でした。火曜、水曜は業者がお休みなので、仕方なくシステムから問い合わせをします。そして、木曜の朝に電話もしたのですが、すでに買い付けが入っており、契約準備に入っているとのことでした。

一週間で契約の準備に入るというのは、かなり早いスピードです。普段なら諦めるところですが、僕は「なんとかなりませんか」と食い下がり、業者さんに

・問い合わせ件数、買い付け件数
・買い付けを入れたのはどういった人(建売業者/法人/個人)か?
・ローン特約なしの現金購入を申し入れた人はいたのか?

と、根掘り葉掘りヒアリングをしました。

すると、15件の問い合わせのうち、2件がローン特約なしの現金購入で買い付けを出していたということでした。

その中から、「“現状渡しで良いですよ”と言ってくれた人に売り渡す」と、オーナーさんが決めているとのことでした。

ちなみに、10数件の買い付けというのは、1月30日土曜の公開からすぐに入ったとのことです。

すでに契約準備に入っているとなれば、時すでに遅し。諦めざるを得ませんでした。

業者さんからは「もし何かあって白紙に戻ったら連絡します」と言っていただきましたが、その確率は低いでしょう。

念のため、僕の方も、「同じような物件を探しているので、良い物件があったら教えてください」とお伝えをして、電話を切りました。

 

まとめ

というわけで、今回は「優良物件を見つけた時、不動産投資家が瞬時にやるべきこと」というテーマで解説しました。

優良物件を見つけた時、メールやシステムなんかで問い合わせをしていたら、購入なんて全くできないでしょう。先ほどお話ししたように、すぐに電話をしないと他の人に取られてしまいます。

しかし、仮にその物件を購入できなくても、「同じような物件があればぜひ紹介してください」とだけ伝えておけば、後日紹介してもらえることもあります。

また、時間がある時に直接訪問し、「先日は電話で失礼しました」というのも効果的でしょう。物件をネットに掲載する前に紹介してもらえるようになるかもしれません。

しかし、忘れてはならないのは、

・すぐに買い付けを入れられるだけの物件の目利き力
・この物件は投資に値するのか、瞬時に判断できる力


こうした能力がないと、すぐに買い付けを入れることはできません。

この辺りは、不動産実務検定やウラケン不動産のオンラインサロンで学んでいただければと思います。ぜひ参考にしてみてください!

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