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一瞬でアパートを満室にする必殺テクニック
公開日: 2023年03月17日
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
不動産投資家にとっての繁忙期がいよいよ佳境を迎えています。いわゆる「入居の旬」も残り1か月を切りました。
この時期になっても未だ問い合わせが増えず、保有物件が満室にならない大家さんは、かなりやきもきしていると思います。
そこで今回は、「3月中に保有物件を満室にする必殺テクニック」をご紹介していきます。
前提として、入居者が物件を決める過程には次の3つの段階があります。
1、広く告知して、興味を持ってもらう
2、内見で、実際に部屋を見てもらう
3、背中をポンと押して、クロージングする
今回お話しするのは、この中の2と3にまつわる方法です。
「内見はあるのに、クロージングまで辿り着かない・・・」という方は、ぜひチェックしてみてください!
財布の紐が緩むのは、お値段以上の価値を感じたとき
例えば、あなたが新型のプリウスのカタログを見て、「これ良いな!」と思い、実際に販売店に行くとしましょう。
そこで目にしたプリウスが、
・雨ざらしになっていて
・猫の足跡がついていて
・誰かが試乗した形跡がある
・・・こんな状態だったら、せっかく高まっていたテンションも下がってしまいますよね。
ショールームで綺麗にディスプレイされている方が、当然、購買意欲は増すわけです。
これはアパートも一緒です。どんなに綺麗な写真をネット掲載して、良い感じで宣伝をしたとしても、肝心なのは実際の状態です。
例えば、
・自転車置き場に古い自転車が山積みにされている
・ゴミ置き場が汚く、住人の民度を疑ってしまう
・部屋は真っ暗、雨戸が閉まっていてカビの臭いがする
・スリッパが置いておらず、足元が冷えるばかりか靴下も汚れる
こんな状態であったら、せっかく内見にきてもテンションは下がってしまいます。
人というのは、お値段以上の価値を感じた時に財布の紐が緩むのです。
内見にきたお客さんに「値札を上回る価値があるな」と感じてもらわないと、購買には至らないわけです。
お値段以上の価値を感じてもらうための必殺テクニックを一挙解説!
では、どうしたらお値段以上の価値を感じてもらえるでしょうか?
ウラケンの必殺テクニックを一挙ご紹介していきます。
まずは、何よりも物件を清潔にせよ
第一に、何よりも物件を清潔にしておきましょう。
具体的には、内見の予約が入ったら、
・部屋の空気を入れ替えて
・アパートの掃除をする
ということは最低限やっておきましょう。
内見の度に出向くことが難しい場合、この繁忙期は、
・週に一度は掃除に行き
・下水の臭いがしないように水を流し
・空気の入れ替えをする
ということをすべきです。
季節によっては、部屋に臭いが籠らないように換気扇をつけっぱなしにしても良いくらいです。
また、内見の部屋のみならず、共用部の清潔感も大切です。駐輪場を整理整頓し、ゴミ置き場も片付けましょう。
郵便受けのまわりにチラシが散乱している・・・こんな状態は絶対にダメです。
ビジネスホテルがお手本!入居時に必要なアメニティを揃えよ
最近はビジネスホテルでも、スリッパやパジャマ、シャンプーなど、必要なアメニティが用意されていることが多いですよね。
アパートも同じように、トイレットペーパー、ティッシュ、櫛、歯ブラシ、髭剃りなどなど、入居したら絶対に必要になるものを備えておくと、お客さんにはかなり喜ばれるものです。
また、
・学生向けのアパートでは、ダース買いしたカップラーメンをドンと置いておく
・防災グッズを備えて、「あなたの安全を守ります!」といったメッセージを添えておく
などといった工夫をしている大家さんもいます。
このように、「入居者はお客様なのだから、おもてなしをするのは当たり前」という発想を持つことが大切です。
ウラケン秘技!POPで説明をつけよ
最近は、部屋の鍵が入っているキーBOXを物件に備えておき、「入居希望者は自由に見てください」といった具合で、営業マンが同行しない内見も多くなっています。
しかし、営業マンが現地に同行しないと、部屋の説明をすることができません。
また、営業マンが同行する場合でも、物件の魅力が内見者に100%伝わるとは限りません。
複数の業者に客付け依頼をしていると、いつも管理をしてくれている業者以外の営業マンが来ることも多いからです。
そんなときは、POPを貼って内見者に部屋の魅力をアピールしましょう。
例えば、
・こちらは感式の照明なので、自動でオンオフが切り替わります。
・浴室乾燥機能があるので、梅雨の時期でも洗濯物が早く乾きますし、お風呂にもカビが生えません。
・天井から洗濯物を吊り下げるフックがあり、室内干しができます。
・・・といった説明をPOPに書いて、部屋の随所に散りばめておくわけですね。
実は、空室に内見用のPOPをつけたのは、僕が日本で初めてです。
詳しくは2004年出版の「空室が満室になる究極の方法」という本を読んでいただければと思います。
物件の周辺マップを作成せよ
物件の周辺マップを作って置いておくのも良いでしょう。
また、最近は
・wix
・ペライチ
など、素人でも簡単にホームページを作れるサービスが充実しています。
周辺施設に関するホームページを作って、そのURLを読み込めるQRコードを置いておけば、そのエリアの利便性をすぐに説明することができます。
内見者は、「近くに病院があるな」「近くにコンビニがあるな」といった感じで、自分の目で周辺環境を確かめることができるわけです。
ホームステージングをして、生活イメージを湧かせる
また、ホームステージングをすることも効果的です。
ホームステージングとは、新築マンションのモデルルームのように、テーブルやソファ、クッション、照明、グリーンなどの家具や小物を飾り付けて、そこでの素敵な生活を演出する手法のことです。
ホームステージングをすることで、そこで生活をしたらどんな感じなのか?お客さんは具体的にイメージすることができます。
具体的な生活をイメージできることで、次のアクションに繋がりやすくなるのです。
費用は多少かかるかもしれませんが、できれば実施した方が良いでしょう。
内見日の“当日限定の成約特典”でダメ押しせよ
最後は、“当日限定の成約特典”でダメ押しをしましょう。
例えば、本日のお申込み限定で
「家賃の日割り分をサービスします」
「1か月はフリーレントにします」
「礼金はゼロにします」
「家賃は2,000円引きにします」
などの成約特典をつけてみましょう。
「今日お申し込みいただけるのであれば、おまけします!」といって、お客さんの背中をポンと押してあげるのです。
このような特典をつけることで、成約率が格段に上がることは間違いありません。
まとめ
というわけで、今回は「一瞬でアパートを満室にする必殺テクニック」というテーマで解説をしてきました。
こうしてお話ししていると、「できることはまだまだあるな」と気付いた人も多いと思います。
僕もこのテクニックを実施しているからこそ、築年数が30年40年と古くても、周りよりも高い相場で決めることができています。
最近は、大家さん自らが工夫をしないことには物件が満室にならない時代です。ぜひ参考にしてみてください!
▼ウラケンに質問できるオンラインサロンはこちら
こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
不動産投資家にとっての繁忙期がいよいよ佳境を迎えています。いわゆる「入居の旬」も残り1か月を切りました。
この時期になっても未だ問い合わせが増えず、保有物件が満室にならない大家さんは、かなりやきもきしていると思います。
そこで今回は、「3月中に保有物件を満室にする必殺テクニック」をご紹介していきます。
前提として、入居者が物件を決める過程には次の3つの段階があります。
1、広く告知して、興味を持ってもらう
2、内見で、実際に部屋を見てもらう
3、背中をポンと押して、クロージングする
今回お話しするのは、この中の2と3にまつわる方法です。
「内見はあるのに、クロージングまで辿り着かない・・・」という方は、ぜひチェックしてみてください!
財布の紐が緩むのは、お値段以上の価値を感じたとき
例えば、あなたが新型のプリウスのカタログを見て、「これ良いな!」と思い、実際に販売店に行くとしましょう。そこで目にしたプリウスが、
・雨ざらしになっていて
・猫の足跡がついていて
・誰かが試乗した形跡がある
・・・こんな状態だったら、せっかく高まっていたテンションも下がってしまいますよね。
ショールームで綺麗にディスプレイされている方が、当然、購買意欲は増すわけです。
これはアパートも一緒です。どんなに綺麗な写真をネット掲載して、良い感じで宣伝をしたとしても、肝心なのは実際の状態です。
例えば、
・自転車置き場に古い自転車が山積みにされている
・ゴミ置き場が汚く、住人の民度を疑ってしまう
・部屋は真っ暗、雨戸が閉まっていてカビの臭いがする
・スリッパが置いておらず、足元が冷えるばかりか靴下も汚れる
こんな状態であったら、せっかく内見にきてもテンションは下がってしまいます。
人というのは、お値段以上の価値を感じた時に財布の紐が緩むのです。
内見にきたお客さんに「値札を上回る価値があるな」と感じてもらわないと、購買には至らないわけです。
お値段以上の価値を感じてもらうための必殺テクニックを一挙解説!
では、どうしたらお値段以上の価値を感じてもらえるでしょうか?ウラケンの必殺テクニックを一挙ご紹介していきます。
まずは、何よりも物件を清潔にせよ
第一に、何よりも物件を清潔にしておきましょう。
具体的には、内見の予約が入ったら、
・部屋の空気を入れ替えて
・アパートの掃除をする
ということは最低限やっておきましょう。
内見の度に出向くことが難しい場合、この繁忙期は、
・週に一度は掃除に行き
・下水の臭いがしないように水を流し
・空気の入れ替えをする
ということをすべきです。
季節によっては、部屋に臭いが籠らないように換気扇をつけっぱなしにしても良いくらいです。
また、内見の部屋のみならず、共用部の清潔感も大切です。駐輪場を整理整頓し、ゴミ置き場も片付けましょう。
郵便受けのまわりにチラシが散乱している・・・こんな状態は絶対にダメです。
ビジネスホテルがお手本!入居時に必要なアメニティを揃えよ
最近はビジネスホテルでも、スリッパやパジャマ、シャンプーなど、必要なアメニティが用意されていることが多いですよね。
アパートも同じように、トイレットペーパー、ティッシュ、櫛、歯ブラシ、髭剃りなどなど、入居したら絶対に必要になるものを備えておくと、お客さんにはかなり喜ばれるものです。
また、
・学生向けのアパートでは、ダース買いしたカップラーメンをドンと置いておく
・防災グッズを備えて、「あなたの安全を守ります!」といったメッセージを添えておく
などといった工夫をしている大家さんもいます。
このように、「入居者はお客様なのだから、おもてなしをするのは当たり前」という発想を持つことが大切です。
ウラケン秘技!POPで説明をつけよ
最近は、部屋の鍵が入っているキーBOXを物件に備えておき、「入居希望者は自由に見てください」といった具合で、営業マンが同行しない内見も多くなっています。
しかし、営業マンが現地に同行しないと、部屋の説明をすることができません。
また、営業マンが同行する場合でも、物件の魅力が内見者に100%伝わるとは限りません。
複数の業者に客付け依頼をしていると、いつも管理をしてくれている業者以外の営業マンが来ることも多いからです。
そんなときは、POPを貼って内見者に部屋の魅力をアピールしましょう。
例えば、
・こちらは感式の照明なので、自動でオンオフが切り替わります。
・浴室乾燥機能があるので、梅雨の時期でも洗濯物が早く乾きますし、お風呂にもカビが生えません。
・天井から洗濯物を吊り下げるフックがあり、室内干しができます。
・・・といった説明をPOPに書いて、部屋の随所に散りばめておくわけですね。
実は、空室に内見用のPOPをつけたのは、僕が日本で初めてです。
詳しくは2004年出版の「空室が満室になる究極の方法」という本を読んでいただければと思います。
物件の周辺マップを作成せよ
物件の周辺マップを作って置いておくのも良いでしょう。
また、最近は
・wix
・ペライチ
など、素人でも簡単にホームページを作れるサービスが充実しています。
周辺施設に関するホームページを作って、そのURLを読み込めるQRコードを置いておけば、そのエリアの利便性をすぐに説明することができます。
内見者は、「近くに病院があるな」「近くにコンビニがあるな」といった感じで、自分の目で周辺環境を確かめることができるわけです。
ホームステージングをして、生活イメージを湧かせる
また、ホームステージングをすることも効果的です。
ホームステージングとは、新築マンションのモデルルームのように、テーブルやソファ、クッション、照明、グリーンなどの家具や小物を飾り付けて、そこでの素敵な生活を演出する手法のことです。
ホームステージングをすることで、そこで生活をしたらどんな感じなのか?お客さんは具体的にイメージすることができます。
具体的な生活をイメージできることで、次のアクションに繋がりやすくなるのです。
費用は多少かかるかもしれませんが、できれば実施した方が良いでしょう。
内見日の“当日限定の成約特典”でダメ押しせよ
最後は、“当日限定の成約特典”でダメ押しをしましょう。
例えば、本日のお申込み限定で
「家賃の日割り分をサービスします」
「1か月はフリーレントにします」
「礼金はゼロにします」
「家賃は2,000円引きにします」
などの成約特典をつけてみましょう。
「今日お申し込みいただけるのであれば、おまけします!」といって、お客さんの背中をポンと押してあげるのです。
このような特典をつけることで、成約率が格段に上がることは間違いありません。
まとめ
というわけで、今回は「一瞬でアパートを満室にする必殺テクニック」というテーマで解説をしてきました。こうしてお話ししていると、「できることはまだまだあるな」と気付いた人も多いと思います。
僕もこのテクニックを実施しているからこそ、築年数が30年40年と古くても、周りよりも高い相場で決めることができています。
最近は、大家さん自らが工夫をしないことには物件が満室にならない時代です。ぜひ参考にしてみてください!
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