ブログ
契約前に要確認!アパートの鍵交換費用は誰が負担すべきか?
公開日: 2023年03月18日
▼今日の記事を音声で楽しみたい方はこちら
こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今日は、「アパートの鍵交換費用は誰が負担すべきか?」というテーマでお話ししたいと思います。
先日のブログで、敷金をぼったくられないためにはどうしたらいいか?というお話をしましたが、そこで挙げた事例以外にも、「鍵交換費用」がトラブルになるケースがあります。
そこで今回は、鍵交換費用のトラブルについて解説していきたいと思います。
入居者に鍵交換費用を負担させるのは違法?合法?
結論から先に言いましょう。
鍵交換費用は、契約書に何も書いてなければ貸主(オーナー)の負担になります。しかし、契約書の特約に「鍵交換費用は借主が負担」と記載があれば、借主(入居者)の負担になります。
一般的に鍵交換費用は、契約時または退去時に入居者側が請求されるのが一般的です。
しかし大半の入居者は、「鍵は建物と一体なのに、どうして自分が負担しなければならないの?」と思ってしまうのではないでしょうか。
そして、釈然としないながらも賃貸借契約をした経験のある人は多いと思います。
確かに、鍵は建物に付随しているので、鍵交換費用を入居者に請求することは違法ではないのか?という議論はあります。
しかし、先ほどもお伝えしたように、特約に「鍵交換費用は借主が負担」と明記されていのであれば、入居者が負担しなければなりません。
消費者にとって不利な契約を禁止する消費者契約法という法律もありますが、この鍵交換費用の請求に関しては、法律に違反しないという判例が出ています。
つまり、入居者の費用負担がマストになっている契約の場合、それが嫌なのであれば、諦めて別の物件を探すしかありません。
入居者が格安で鍵交換する方法
「どうしても鍵交換費用を負担したくない」と入居者に言われた場合、仲介会社は「前の入居者が使っていた鍵をそのまま使用することになりますが、いいですか?」と提案する場合もあります。
しかし、前の入居者が合鍵を作っている可能性もありますので、ほとんどの人は躊躇してしまうでしょう。
では、どうしても費用負担に納得できない場合はどうすればいいのでしょうか?
一つの方法として、「鍵はそのままでいいです」と言っておいて、入居後に自分で鍵を買って付け替えることもできると思います。
業者に頼むと工賃がかかってしまいますし、鍵自体はホームセンターで安く買うことができますので、自分でやればいいでしょう。
鍵はネジで固定されているだけなので、意外と簡単に変えることができます。そして、退去時に元の鍵に戻せばOKです。
仲介会社に頼むと通常1~2万円程度かかりますが、自分でやれば鍵代だけで済みますので、節約することができます。
万が一トラブルになってしまったらどうすればいいのか?
実は、特約に「鍵交換費用は借主が負担」と明記されていないにも関わらず、退去時の敷金精算の時に鍵交換費用を請求されて、「そんなことは聞いていない!」とトラブルになるケースは案外あります。
そんな時は消費者ホットラインなどに相談することができます。
また、最終手段として「少額訴訟をしますよ」と言えば、業者も引っ込むと思います。
当然のことですが、契約前にしっかりと契約内容を確認することが重要です。ぜひ参考にしてください。
▼ウラケンに質問できるオンラインサロンはこちら
こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今日は、「アパートの鍵交換費用は誰が負担すべきか?」というテーマでお話ししたいと思います。
先日のブログで、敷金をぼったくられないためにはどうしたらいいか?というお話をしましたが、そこで挙げた事例以外にも、「鍵交換費用」がトラブルになるケースがあります。
そこで今回は、鍵交換費用のトラブルについて解説していきたいと思います。
入居者に鍵交換費用を負担させるのは違法?合法?
結論から先に言いましょう。鍵交換費用は、契約書に何も書いてなければ貸主(オーナー)の負担になります。しかし、契約書の特約に「鍵交換費用は借主が負担」と記載があれば、借主(入居者)の負担になります。
一般的に鍵交換費用は、契約時または退去時に入居者側が請求されるのが一般的です。
しかし大半の入居者は、「鍵は建物と一体なのに、どうして自分が負担しなければならないの?」と思ってしまうのではないでしょうか。
そして、釈然としないながらも賃貸借契約をした経験のある人は多いと思います。
確かに、鍵は建物に付随しているので、鍵交換費用を入居者に請求することは違法ではないのか?という議論はあります。
しかし、先ほどもお伝えしたように、特約に「鍵交換費用は借主が負担」と明記されていのであれば、入居者が負担しなければなりません。
消費者にとって不利な契約を禁止する消費者契約法という法律もありますが、この鍵交換費用の請求に関しては、法律に違反しないという判例が出ています。
つまり、入居者の費用負担がマストになっている契約の場合、それが嫌なのであれば、諦めて別の物件を探すしかありません。
入居者が格安で鍵交換する方法
「どうしても鍵交換費用を負担したくない」と入居者に言われた場合、仲介会社は「前の入居者が使っていた鍵をそのまま使用することになりますが、いいですか?」と提案する場合もあります。しかし、前の入居者が合鍵を作っている可能性もありますので、ほとんどの人は躊躇してしまうでしょう。
では、どうしても費用負担に納得できない場合はどうすればいいのでしょうか?
一つの方法として、「鍵はそのままでいいです」と言っておいて、入居後に自分で鍵を買って付け替えることもできると思います。
業者に頼むと工賃がかかってしまいますし、鍵自体はホームセンターで安く買うことができますので、自分でやればいいでしょう。
鍵はネジで固定されているだけなので、意外と簡単に変えることができます。そして、退去時に元の鍵に戻せばOKです。
仲介会社に頼むと通常1~2万円程度かかりますが、自分でやれば鍵代だけで済みますので、節約することができます。
万が一トラブルになってしまったらどうすればいいのか?
実は、特約に「鍵交換費用は借主が負担」と明記されていないにも関わらず、退去時の敷金精算の時に鍵交換費用を請求されて、「そんなことは聞いていない!」とトラブルになるケースは案外あります。そんな時は消費者ホットラインなどに相談することができます。
また、最終手段として「少額訴訟をしますよ」と言えば、業者も引っ込むと思います。
当然のことですが、契約前にしっかりと契約内容を確認することが重要です。ぜひ参考にしてください。
▼ウラケンに質問できるオンラインサロンはこちら
