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歳を取ると、なぜ時間が短く感じるのか?
公開日: 2023年03月19日
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
僕は最近、あることに非常に興味を持っています。
それは、「歳を取ると、なぜ時間が短く感じるのか?」ということです。
ご存知の通り、大人であろうと子供であろうと、時間の進み方はイコールです。大人になったからといって、1日が12時間になるわけではありません。
・・・にも関わらず、歳を取るにつれて時間の進み方が明らかに早くなっていると感じています。恐らく同じように感じている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、
・なぜ歳をとると時間が短く感じるのか?
・時間の体感速度を、どうしたら若い頃に戻せるのか?
をテーマにお話ししていきます。ぜひ最後までご覧ください!
30歳以降、時間の体感速度は加速度的に早くなる
物心がつく4歳くらいから20歳頃までは、非常にゆっくりと時間が進みますよね。
僕が子供の頃は、早く大人になって、親父のようにタバコを吸いたい、お酒を飲みたい、免許を取りたい、毎日の勉強から開放されたい、お金を稼ぎたい・・・なんて、思ったものです。
ところが、いざ大人になって30歳を迎える頃には、時間の進むスピードが加速度的に早くなっていたように思います。
僕は今まで53年間生きてきましたが、特にマレーシアに移住してからの10年間は、本当にあっという間に時が過ぎ去りました。未だに一日のスピードは早く感じられます。
そう考えると、これから60歳70歳になっていったら、一体どのような時間の感覚になってしまうのでしょうか?
一般的に言えば、50代~60代というのは経済的に余裕ができ、子育てもひと段落し、生活にようやく落ち着きができてくる頃です。
本来であれば、この年になってまであくせく働きたくはありません。仕事以外にも、やりたいことは無限にあるのです。
そのため、「時間をむしろ遅く感じさせてくれ・・・!」と、僕はいつも切実に感じています。
そして、もう1つ重要なこととして、50代以降の人生は肉体的に確実に衰えていきます。
僕は衰えを少しでも食い止めるために、また今の肉体を維持するためにも、ジムで欠かさず身体を鍛えていますが、そうでもしないと、まるで死に向かって全速力で走っているような感じがしてしまうのです。
時間感覚は、脳の処理速度と認知機能に起因する
では、なぜ歳を取ると時間が短く感じてしまうのでしょうか?
脳科学的な回答を調べてみたところ、時間の感覚は脳の処理速度に関係しているようです。
脳科学的には、何か新しいことを経験している時は、時間が進むのを遅く感じられます。
それはなぜかというと、
・脳に新しい情報が与えられる
→情報を処理するために、より多くの時間を必要とする
→時間が進むのが遅く感じられる
ということらしいんですよね。
例を挙げましょう。
パソコンの情報処理をイメージしてみてください。
デスクトップで色々なソフトを開いて、同時に情報処理をするとどうなるでしょうか?
バグったり、熱くなったりしますよね。
その時と同じことが、人間の脳でも起きているみたいなのです。
(※実際には、新しいものに没頭している時は、時間が早く感じることもありますが、このあたりは、その時の状況やその人の経験によって異なる影響を受けるところがあるので、脳科学的には解明できないそうです)
また、暇な時も時間の進みが遅く感じられます。
僕は今年の1月に大風邪を引いて、3日間まるまる寝込みました。
終日寝てばっかりだったので、1日の流れが非常に遅く感じられたものです。
また、歳をとると脳の認知機能も低下してくることから、脳内の時間が狂ってきて、時間の進みが早く感じられることもあるそうです。
ルーティンを壊して、新しいことに挑戦せよ
色々な話をしてきましたが、脳科学的な結論を言えば、歳を取ると時間の進みが早く感じるというのは、毎日同じことを繰り返すことが多くなるからということだそうです。
考えてみれば、若い頃は毎日が新しいことの連続でした。
「どうしたら物事はうまくいくのか?」をずっと考えているため、脳が熱くなり、時間の進みが遅かったものです。
しかし、歳を取るにつれ、引き出しも多くなり、「これはこうしたら上手くいく」という答えをすぐに導き出すことができるようになってきます。
そして、
・同じことを繰り返す
→慣れが出てくる
→脳を特に使用せずとも、自動的に処理ができるようになる
→時間が早く感じられる
ということになるわけなのです。
時間の流れを早く感じるのは、毎日が充実しているからではありません。
それよりも、毎日がルーティン化しているのが、時間を早く感じさせている原因なのです。
そのため、時間の流れを遅く感じたいのであれば、今のルーティンを積極的に壊して、もっと新しいことに挑戦したり、新しい勉強をして脳に刺激を与えたりすることによって、処理速度を意識的に遅くしていくと良いでしょう。
そういうことをせずに、毎日同じことを繰り返したり、同じものを食べたりしていると、脳に刺激がなくなり、ポンコツになっていきます。
そして、時間の進みも早く感じるようになってしまいますので、十分に気をつけてください。
お互いに“慣れ”には気をつけていきましょう。ぜひ参考にしてみてください!
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
僕は最近、あることに非常に興味を持っています。
それは、「歳を取ると、なぜ時間が短く感じるのか?」ということです。
ご存知の通り、大人であろうと子供であろうと、時間の進み方はイコールです。大人になったからといって、1日が12時間になるわけではありません。
・・・にも関わらず、歳を取るにつれて時間の進み方が明らかに早くなっていると感じています。恐らく同じように感じている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、
・なぜ歳をとると時間が短く感じるのか?
・時間の体感速度を、どうしたら若い頃に戻せるのか?
をテーマにお話ししていきます。ぜひ最後までご覧ください!
30歳以降、時間の体感速度は加速度的に早くなる
物心がつく4歳くらいから20歳頃までは、非常にゆっくりと時間が進みますよね。僕が子供の頃は、早く大人になって、親父のようにタバコを吸いたい、お酒を飲みたい、免許を取りたい、毎日の勉強から開放されたい、お金を稼ぎたい・・・なんて、思ったものです。
ところが、いざ大人になって30歳を迎える頃には、時間の進むスピードが加速度的に早くなっていたように思います。
僕は今まで53年間生きてきましたが、特にマレーシアに移住してからの10年間は、本当にあっという間に時が過ぎ去りました。未だに一日のスピードは早く感じられます。
そう考えると、これから60歳70歳になっていったら、一体どのような時間の感覚になってしまうのでしょうか?
一般的に言えば、50代~60代というのは経済的に余裕ができ、子育てもひと段落し、生活にようやく落ち着きができてくる頃です。
本来であれば、この年になってまであくせく働きたくはありません。仕事以外にも、やりたいことは無限にあるのです。
そのため、「時間をむしろ遅く感じさせてくれ・・・!」と、僕はいつも切実に感じています。
そして、もう1つ重要なこととして、50代以降の人生は肉体的に確実に衰えていきます。
僕は衰えを少しでも食い止めるために、また今の肉体を維持するためにも、ジムで欠かさず身体を鍛えていますが、そうでもしないと、まるで死に向かって全速力で走っているような感じがしてしまうのです。
時間感覚は、脳の処理速度と認知機能に起因する
では、なぜ歳を取ると時間が短く感じてしまうのでしょうか?脳科学的な回答を調べてみたところ、時間の感覚は脳の処理速度に関係しているようです。
脳科学的には、何か新しいことを経験している時は、時間が進むのを遅く感じられます。
それはなぜかというと、
・脳に新しい情報が与えられる
→情報を処理するために、より多くの時間を必要とする
→時間が進むのが遅く感じられる
ということらしいんですよね。
例を挙げましょう。
パソコンの情報処理をイメージしてみてください。
デスクトップで色々なソフトを開いて、同時に情報処理をするとどうなるでしょうか?
バグったり、熱くなったりしますよね。
その時と同じことが、人間の脳でも起きているみたいなのです。
(※実際には、新しいものに没頭している時は、時間が早く感じることもありますが、このあたりは、その時の状況やその人の経験によって異なる影響を受けるところがあるので、脳科学的には解明できないそうです)
また、暇な時も時間の進みが遅く感じられます。
僕は今年の1月に大風邪を引いて、3日間まるまる寝込みました。
終日寝てばっかりだったので、1日の流れが非常に遅く感じられたものです。
また、歳をとると脳の認知機能も低下してくることから、脳内の時間が狂ってきて、時間の進みが早く感じられることもあるそうです。
ルーティンを壊して、新しいことに挑戦せよ
色々な話をしてきましたが、脳科学的な結論を言えば、歳を取ると時間の進みが早く感じるというのは、毎日同じことを繰り返すことが多くなるからということだそうです。考えてみれば、若い頃は毎日が新しいことの連続でした。
「どうしたら物事はうまくいくのか?」をずっと考えているため、脳が熱くなり、時間の進みが遅かったものです。
しかし、歳を取るにつれ、引き出しも多くなり、「これはこうしたら上手くいく」という答えをすぐに導き出すことができるようになってきます。
そして、
・同じことを繰り返す
→慣れが出てくる
→脳を特に使用せずとも、自動的に処理ができるようになる
→時間が早く感じられる
ということになるわけなのです。
時間の流れを早く感じるのは、毎日が充実しているからではありません。
それよりも、毎日がルーティン化しているのが、時間を早く感じさせている原因なのです。
そのため、時間の流れを遅く感じたいのであれば、今のルーティンを積極的に壊して、もっと新しいことに挑戦したり、新しい勉強をして脳に刺激を与えたりすることによって、処理速度を意識的に遅くしていくと良いでしょう。
そういうことをせずに、毎日同じことを繰り返したり、同じものを食べたりしていると、脳に刺激がなくなり、ポンコツになっていきます。
そして、時間の進みも早く感じるようになってしまいますので、十分に気をつけてください。
お互いに“慣れ”には気をつけていきましょう。ぜひ参考にしてみてください!
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