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一瞬でお客様を圧倒的なファンにする方法(前編)

公開日: 2023年05月08日

こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。

どんなビジネスにも共通する、最強のビジネスモデルというのが存在します。

これが何なのか?あなたは分かりますか?

それは熱狂的なファン(=信者)を作るということです。

熱狂的なファンを作れば、広告費はほぼゼロ。

生涯にわたってあなたに利益をもたらしてくれるようになります。

つまり、最小の労力(経費)で、最大の利益をあげることができるのが、お客様をファンにする、というビジネスモデルなのです。

実はこの最強のビジネスモデルは最近のものではなく、何千年も前から普遍のモデルです。

良い例が「キリスト教」。最近では「Apple」の信者が分かりやすでしょう。

キリスト教は、聖書が最強の普及ツール。

有名な小冊子マーケティングはここから始まっているといっても過言ではありません。

また、Appleはスティーブ・ジョブズという強烈なイノベーターが作った、かつてない製品とアイデンティティーに多くの人が魅了され、客が熱狂的な信者と化しました

MacやiPhoneに一度触れた人は、他社のデバイス類はいじれなくなってしまいます。

それぐらい使い勝手が良く、手にした途端にジョブズの想いや、Appleのアイデンティティーを感じる製品は他にはないからです。

かくいう私も、家族でMac×3台、iPad×3台、iPhone×6台を所有するAppleの大大大信者です。(笑)

例えば、入居者があなたの大ファンになってくれたらどうでしょうか?

きっとあなたのことを、あなたの物件のことを、友達に口コミするでしょう。

空き部屋ができたら友達を紹介してくれるかもしれません。

入居者があなたのファンなら、そのファンはあなたに迷惑をかけたいとは思いません。

常にあなたの応援団、そして良いお客であり続けようとします。

だからゴミ出しのルールはきちんと守るし、もし、いたずらをする人を見かけたら、あなたに代わって注意してくれることでしょう。

さらに、客付け業者さんが、あなたのファンになってくれたらどうでしょうか?

見込み客がいたら、真っ先にあなたの物件を紹介してくれるはずです。

このように、お客様をファン化できると、すべてものがうまく回るようになるのです。

ではいったい、どうやってお客様をファンにすればいいのでしょうか?

問題はここにあります。

イエス・キリストのようなエバンジェリスト(伝道者)や、ジョブズのようなカリスマ経営者にならないと、熱狂的なファンは作れない・・・もしかすると、あなたはそう思っているのではないでしょうか?

 

クレームはファンを作る最大のチャンス!

実は、お客様を一瞬であなたのファンにする方法があります。しかも熱狂的な。

それはズバリ、クレームが入ったときです。

クレームが入ったら、あり得ないスピードで、お客様の期待を超える対応をする

たったこれだけで、クレーマーをあなたの熱狂的なファンにすることができるのです。

私個人のエピソードを踏まえてお話ししましょう。

随分前の話になりますが、7年間慣れ親しんだ自宅から引越しをしました。

引越してすぐに、洗濯機と、12年使ってきたFAX複合プリンターの調子がよろしくありません。いよいよドナドナの時がやってきました。

私の性格からして、普段なら価格.com(商品の値段や口コミなどを比較できるサイト)で日本最安値をチェックし、ネット通販で買うところなのですが、この日はちょうど正月休み。

私はどうしても、休み期間中に設置まで完了させてしまいたかったので、この時ばかりは近くの量販店の店頭で購入することにしたのです。

行き先は、最近できたケーズデンキです。もちろん、近くにヤマダ電機もあります。

しかし、ヤマダ電機は、以前利用した時に「業界最安値」を謳っていたにもかかわらず、その場で確認した価格.comの最安値より高かったのです。

そこで、今回はケーズデンキで購入を検討することにしました。

とにかく何でも最安値で買いたい私は、目当ての機種を見つけ、店員さんに一通り機能の説明を受けたあと、店員さんに背を向けて、スマホで価格.comの最安値をチェックしました。

すると、店頭に自信ありげに掲示してあった「初売り特別価格」より、価格.com の方が3割も安いではないですか!!

すかさず、「お勉強はしていただけますか?価格.comの最安値が〇〇円なので、同じ値段になるのなら今すぐ購入します」と伝えたところ、カウンター内の上司?に相談してくれ、2つ返事でオーケーとなりました。

ちなみに、私が商品を物色中、他にも同じ商品を検討しているおばさんがいました。

そのおばさんは店員さんから説明を受け、私よりも先に商品を購入しましたが、価格交渉をしている様子は全くありませんでした。

恐らく「特価」の表示を信じて、そのまま購入していったのでしょう。

本当の価格を知って、価格交渉をするのと、そうでないのとでは雲泥の差。もったいない話です。

さて、話が長くなりますので、その後のお話は、次回の後編をご覧ください。


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