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茹でガエルの日本人がマジでヤバい!

公開日: 2023年05月19日

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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。

先日、インターネットで背筋がゾッとするようなデータを見ました。

この30年間、僕たちの収入や物価がどう推移してきたのか?というデータなのですが、今日はこのデータについて詳しく解説したいと思います。

いかに日本がヤバい状況なのか突きつけられる内容になると思いますが、目をそらさずに認識することが、これから僕たちが変わるためにとても重要だと思うので、ぜひ最後までご覧ください。

 

収入は減り、支出は増えている

まず、日本人の「収入」と「支出」について、30年前と直近のデータを比較してみましょう。

<日本人の収入の変化>
  30年前  直近のデータ 変化
サラリーマンの平均年収  455万円 418万円 ▲約8%
銀行の利息 3.5% 0.001% ほぼゼロに等しくなった
退職金の平均額 2,870万円  1,980万円 ▲約30%

一方、収入は減っているのにも関わらず、支出は上がっており、これが結構衝撃的な数字となっていました。

<日本人の支出の変化>
  30年前 直近のデータ 変化
消費税 3% 10% プラス7%
社会保険料 月3万円 月6万円 2倍に増加
年金の受給開始年齢(※) 60歳 65歳 5歳引き上げ
タバコの値段 120円 580円 約5倍に増加
缶ジュースの値段 100円 130円 1.3倍に増加
※60歳から繰り上げ受給することもできますが、もらえる額は減ってしまうことになります。


ご覧いただくと分かるように、デフレといっても支出は確実に増えているわけです。

また、為替についても見てみると、30年前の為替レートは、1ドル=127円でしたが、今は135円で円安になっています

いつも言っているように、円安になっているということは、あなたの円資産が何もしなくても目減りしているということなのです。

 

茹でガエル状態に気づかない日本人

このような感じで、日本が成長していないのに、国民の負担だけがめちゃくちゃ増えているわけですが、貧乏になった感覚はあまりありませんよね。

それはなぜか考えてみると、例えば、インターネットやスマホの普及によって、SNSで人とつながりやすくなったり、娯楽が増えたりしたことにより、なんとなく豊かになっているという錯覚を抱いてしまっているからです。

これは、僕は完全に茹でガエルだと思います。

茹でガエルとはどういうことかというと、水を張った鍋にカエルをポチャンと入れて、火を焚きます。

最初は、カエルもあったかいなあと思うくらいでそのまま動きません。

しかし、お湯の温度は確実にどんどん上がり、アチチッと気がついた時には茹で上がってしまっているということです。

つまり、周りの環境が変わっているのに、自分はまだ平気だと思って現状維持を続けてしまう・・・ということが、この茹でガエルの例えです。

 

円にフルベットしている日本人の末路

しかし、こうした状況になっても、日本人はほとんど投資をしません

これは、お金の教育を受けてこなかったことの弊害だと思います。

とはいえ、多くの人は円を稼いで、その円を銀行に貯金していますよね。

厳密にいえばこれも投資と同じで、つまり、日本に全資産を賭けている状態なのです。

ところが、円安になればなるほど円の価値は下がり、輸入物価は上がってインフレになります。まさしく今も、コストプッシュ型のインフレが起こっていますよね。

円安により、円の購買力は絶えず下落し続けています。

この下落に対して、大半の日本人何も考えずに貯金をし続け、日本に投資し続けているのです。これは完全にヤバい状況です。

とにかく、茹であがる前に、鍋から脱出するためには、今すぐお金の勉強をして、稼ぐ力、守る力、そして増やす力を同時に身につけて、世界中どこでも生きていけるようにすることが大切だと思います。

そのための情報やノウハウを、これからもYouTubeやvoicyなどで惜しみなく提供していきたいと思いますので、ぜひ引き続きご覧になっていただければと思います。


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