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コウメ太夫が一発屋で終わらなかった理由とは?

公開日: 2023年05月22日

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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。

今日は、芸人のコウメ太夫さんについてお話しします。

コウメ太夫さんは2008年頃に「エンタの神様」という番組で大ブレイクしました。

「チクショー!」という芸風で一世を風靡したのは大変有名で、誰しもが一度は見たことがあるのではないでしょうか。

ちなみに彼の芸風は、「チクショー!」の1つしか僕は知りません(笑)

しかし、彼はよくある一発屋では終わりませんでした。

コウメ太夫さんは、いまだに芸人としてライブに出演したり、最近はドラマや舞台の役者としても活躍したりしていらっしゃいます。

なぜコウメ太夫さんは今も長く活躍できているのでしょうか?

僕は、彼が不動産投資家という一面を持っているからだと思っています。

というわけで今回は、コウメ太夫さんがなぜ不動産投資を始めたのか?なぜ芸人としての持続的な活躍に繋がったのか?解説していきます。

ぜひ最後までご覧ください!

 

不動産投資によって、一発屋で終わらない成功に繋がった

芸人というのは、ボロアパートで芸人仲間と共同生活をして、売れないうちは貧乏生活すら芸の肥やしにするというのが一般的なイメージですよね。

そして、一発屋芸人としてブレイクしても束の間、あっという間に世間から忘れ去られ、仕事もなくなってしまう・・・というのが典型的なパターンです。

ところが、コウメ太夫さんは一発屋という世間の見方と違って、いまだに仕事をもらえています。

そのわけは、冒頭でもお話ししたように、彼にはアパートからの賃料収入があるからだと僕は思います。

こういう話をすると、

「お笑い芸人が、なんで不動産投資なんてやっているんだ!」
「お笑いだったら貧乏生活も芸にしろ!」

という批判があるかもしれません。

しかし、僕に言わせてみれば、「なら、お前がやってみろ」という話です。

結局、お金がないと夢は追いかけられないのです。

 

家賃収入が芸人としての成功に繋がるワケ


コウメ太夫さんは、家賃収入を手に入れたことで、自分が情熱を注ぐことに集中できるようになりました

その結果、自分の居場所を最終的に獲得できた、という成功に繋がっています。

さて、これは一体どういうことでしょうか?

そこらへんの芸人さんは、生活費を稼ぐためにバイトをすることが多いです。

しかし、バイトをしてしまうと、

・自分の時間を切り売りする
→芸を磨くことに集中できない
→芸人としてもなかなか成功できない

というジレンマを抱えてしまうことになりかねません。

その一方、コウメ太夫さんは違います。

・貯金を元手に、家賃収入を確保
→あくせくバイトをする必要がない
→芸を磨く時間を確保
→役者の仕事も獲得

ということで、家賃収入があるおかげで、芸人としての仕事の幅が広がっているのです。

ちなみに、コウメ太夫さんはシングルファーザーなのだそうですが、今は息子を私立の学校に通わすこともできているそうです。

 

コウメ太夫さんが不動産投資を始めた経緯

では、一発芸人であるコウメ太夫さんはいかにして不動産投資に目覚めていったのでしょうか?インタビュー記事を引用してご紹介していきます。

 

ブレイク直後、マネージャーからの一言がきっかけだった


コウメ太夫さんがブレイクした直後、当時のマネージャーがコウメ太夫さんに「そのうち売れなくなるから、不動産投資をしたらどうか」というアドバイスをしたそうです。

当時のコウメ太夫さんは売れない芸人だったので、お母さんと一緒に実家に住んでいました。

実家は広かったため、「実家を半分に区切って賃貸に出したらどうか?それなら芸人を長く続けられるのではないか」と、マネージャーはアドバイスをしたそうです。

当時のマネージャーさん、偉いですよね。マネージャーさんは不動産投資をしていたのでしょうか。

しかし、早速コウメ太夫さんがお母さんに相談したところ、「自分の家をなぜ息子のために貸す必要があるのか?他人と住むのは嫌だ」と断られてしまいます。

それからは、実家を貸すのではなく、自分でアパートを買うのはどうか?ということで、コウメ太夫さんは不動産投資に興味を持ち始めたそうです。

 

2008年、アパートを購入。得られた収入はいくら?


コウメ太夫さんは、ブレイクして稼いだギャラを無駄遣いすることなく、コツコツ貯めていました。その金額は実に3,000万円にも及んだそうです。

そして、3,000万円の自己資金を元手に、5,000万円の新築アパートを2008年に購入します。

場所は、西武池袋線の沿線の駅から徒歩5分。自己資金で足りない2,000万円は、20年ローンを組んだそうです。

別の買い付けも入っていたものの、コウメ太夫さんは3,000万円の頭金があったので、購入することができたとのことでした。

コウメ太夫さんが最初に購入したアパートについて、家賃収入が毎月35万円も入ってくるということです。

家賃年収でいうと、420万円になりますので、単純計算して、表面利回りは8.4%ですね。

その手取りを計算してみると、

家賃収入:35万円
•    ローン返済:8.7万円
•    管理費  :1万円
= 毎月の手取り:25~26万円

ということになります。

 

コウメ太夫さんが不動産で成功した秘訣とは?

では、コウメ太夫さんはどのようにして不動産投資で成功を収めることができたのでしょうか?コウメ太夫さんの成功のポイントはいくつかあったと思います。

 

1.2008年は、リーマンショックでほぼ底値だった


新築の物件で利回り8%超えというのは、なかなか良い利回りだと思います。

今の時勢では、この立地でこの利回りの物件はありません。コウメ太夫さんは、不動産投資を始めるタイミングがとてもよかったと思います。

 

2.ギャラを無駄遣いせずコツコツ貯め、それを全て頭金に入れた


仮に8.4%の利回りの物件を購入できたとしても、フルローンを組んでしまっては、ほとんどキャッシュフローが出ません

コウメ太夫さんは、6割もの自己資金を入れているため、デッドクロスの影響を受けませんし、25万円をほぼ全額使うことができると思います。

 

3.最初の不動産屋がちゃんとした業者だった


正直なところ、コウメ太夫さんはとても運がよかったと思います。

というのも、記事を読んでいると、そんなに勉強して不動産投資を始めている感じでもないんですよね。

今であれば、不動産業者にカモられている状況だったと思います。

そんな中で、良心的な業者さんから購入できたことは、本当に運が良かったと言わざるを得ません。

 

まとめ

というわけで今回は、「コウメ太夫が一発屋で終わらなかった理由」というテーマで解説をしてきました。

好きなことを続けるためにはお金がかかります。ただし、そのお金を稼ぐためにバイトに明け暮れていたら、時間もなくなり、好きなことも続けられなくなります。

そのため、バイト以外の安定収入を得ることはとても重要です。

好きなことを続けるために、あなたも勉強して不動産投資にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。ぜひ参考にしてみてください!


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