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日本のビッグマックは世界一安いという衝撃の事実。物価の安さを利用して、外国人からガッツリ儲けよう!
公開日: 2023年05月25日
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今日は、「日本のビッグマックが世界で最も安い」という衝撃の事実をシェアしつつ、これからの外国人向けビジネスについて考えていきたいと思います。
極端な円安が進行し、先進国から見て日本の物価が相対的に割安になっている今、僕らはどのようなビジネスをすべきなのか?詳しく解説していきます。
ビジネスマンにとっては非常に有益な内容だと思います。ぜひ最後までご覧ください!
物価の安い日本に外国人が殺到中!
なぜ日本のビッグマックは世界で最も安いのか?それは、日本が物価の安い国になっているからです。まずはこの点について詳しく見ていきましょう。
コロナ規制の緩和により、外国人が急増
2023年4月29日、コロナに対する日本の水際対策が撤廃されました。
僕自身、マレーシアと日本を行き来していますので、「面倒なことがなくなって良かったなあ」と喜んでいるところです。
そして現在、急激な勢いで増えているのが、日本に来日する外国人です。
データでみても、2023年3月の訪日外国人数は181万人となっており、これは2022年の同時期と比べて実に26倍と、驚異的な回復です。
もちろん、2019年のインバウンドのピーク時に比べると、6割程度の戻りではあります。
しかし、2019年との最大の違いは、現在の日本はかなりの円安になっているということです。
つまり、外国人からみたら日本は今めちゃくちゃ安いんですよね。日本の物価は先進国の中で最も安いということになります。
ビッグマック指数が示す、日本の物価の安さ
ここで記事のタイトルにもなっている「ビッグマック」についてお話ししましょう。
経済指標の中には「ビッグマック指数」という、物価を比較するための指標があります。
※ビッグマック指数とは
・「ビッグマック」とは、世界中のマクドナルドで同一メニューとして販売されている商品
・イギリスの「エコノミスト」という雑誌で、1986年から毎年指数を発表
・各国の販売価格、為替レート・物価水準を加味して、物価が高い/安いを割り出す仕組み
まあ、小難しい理屈は抜きにして、ビッグマック指数が高ければその国の物価は高いし、低ければ物価は安いと、単純に考えれば良いと思います。
この指標によると、先進国で最もビッグマック指数が低いのが日本です。
言い換えれば、先進国の中で最も安くビッグマックを買えるのは日本である、というわけなんですよね。
日本のビッグマックの定価は約450円です。
驚くことなかれ、この価格は先進国で一番安いだけでなく、なんと!タイやベトナムよりも安いんですよね。
ちなみに、ビッグマックが最も高いのはスイスで、円換算で約925円です。また、アメリカは約710円です(現在はもう少し高くなっているかもしれません。)
こう考えると、外国人が物価の安い日本に旅行へ来るのも納得ですよね。
外国資本の影響力は、無視できない領域へ
そんな中、外国資本の影響力は、もはやビジネスにおいて無視できない領域に入ってきています。
日本で儲ける外国資本のホテル。利益は海外へ流出・・・
例えばホテル業界では、海外資本が日本のホテルを買いまくっています。そして、そこで雇われているのは人件費の安い日本人です。
インバウンドで入国する訪日外国人を宿泊させ、人件費の安い日本人を使って儲けているわけです。
例えば、東京八重洲の5つ星ホテルでは、平日のなんでもない日、スタンダードな部屋で一泊10万円ほどです。
これは、完全に海外客向けの値付けになっています。
というのも、海外から来る人にとってこの値段は別に高くはありません。なぜなら為替レートがかなりの円安だからです。
問題なのは、ホテルが海外資本なので、5つ星ホテルに落ちたお金が外国に出ていってしまうことです。
他人の軒先で商売して、利益をごっそり持っていっているわけなんですよね。
株式、不動産でも影響力は拡大
また、株式、不動産の分野でも影響力は拡大中です。
最近、日経平均株価が数年ぶりに3万円を超えたということで、その好調ぶりが報道されています。
ただ、なぜ日経平均がこんなにも値上がりしているのかというと、そのほとんどが海外投資家の影響です。
僕らがメインフィールドにしている不動産も、買い手の3割ほどは外国人投資家です。
日本は今や、外国人におんぶに抱っこの状態なのです。
これからの日本は外国人が増えていく!千載一遇のチャンスを見逃すな!
では、日本人にチャンスがないのかというと、そんなこともありません。
外国人が日本に注目しているなら、僕らは外国人向けのビジネスを展開すればいいだけの話です。
東京の人口は増加中
コロナ禍では、巣ごもり需要・テレワークの浸透によって東京の人口は一時的に減少しました。
ところが、2022年の現在は、東京の人口は増加しているのです。その理由は、外国人の増加によるところが大きいです。
実際にデータをみてみると、
<東京都の人口>
・2021年:4万8,500人減少
・2022年:4万6,000人増加(日本人は1万6,499人減少、外国人が6万3,000人増加)
という具合です。
これらのデータからわかることとしては、今後の東京では旅行客にしろ居住者にしろ、外国人の割合が増えてくるだろうということです。
外国人向けビジネスを考え直し、外国人価格を設定せよ
こういった情勢ですから、僕ら日本人は外国人向けビジネスについて今一度考え直す必要があると思います。
不動産業界を例に挙げると、「外国人は日本語が話せず、トラブルを起こしやすい」というイメージが昔から根強く存在していたため、民泊やアパート経営者は外国人を顧客の対象として無視してしまうケースが多くありました。
しかし今後は、外国人をどんどん受け入れていかないと空室は埋まりませんし、家賃も上がっていきません。
これからは、外国人を受け入れることを前提にしてビジネスを考えるべきなのです。
ただし、アパート経営や民泊で外国人を対象にする場合には、日本人向けの価格設定では損をしてしまいます。
だから僕は、「外国人価格」を設定しても良いと考えています。
実際、僕はよく東南アジアへ旅行に行くのですが、現地人向けの価格は安く設定されていて、ビジター(つまり外国人)向け価格は高く設定されていたりするものです。
ただし、いくら価格を高く設定したとしても、先ほど紹介した八重洲の5つ星ホテルのように、外国人の間でぐるぐるお金を回されてしまうと、日本は本質的に潤いません。
僕は、外国人の財布の紐が緩んでいる今こそ、日本人自身が外国人相手にビジネスを展開し、ガッツリ儲けていく必要があると思っています。
まとめ
というわけで今回は、「日本のビッグマックが世界で最も安い今こそ、外国人からガッツリ儲けよう!」というテーマで解説してきました。
今後の為替動向がどうなるかはわかりませんが、もしもさらに円安が進むとすると、日本を訪れる外国人の数はますます増えていくでしょう。
僕らはこれを千載一遇のチャンスと捉え、外国人ビジネスを今一度考え直し、為替・物価の差を考慮し、外国人向けの価格設定をして、ビジネスでガッポリ儲けていくべきなのです。
ぜひ参考にしてみてください!
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こんにちは!YouTuber ウラケン不動産です。
今日は、「日本のビッグマックが世界で最も安い」という衝撃の事実をシェアしつつ、これからの外国人向けビジネスについて考えていきたいと思います。
極端な円安が進行し、先進国から見て日本の物価が相対的に割安になっている今、僕らはどのようなビジネスをすべきなのか?詳しく解説していきます。
ビジネスマンにとっては非常に有益な内容だと思います。ぜひ最後までご覧ください!
物価の安い日本に外国人が殺到中!
なぜ日本のビッグマックは世界で最も安いのか?それは、日本が物価の安い国になっているからです。まずはこの点について詳しく見ていきましょう。コロナ規制の緩和により、外国人が急増
2023年4月29日、コロナに対する日本の水際対策が撤廃されました。
僕自身、マレーシアと日本を行き来していますので、「面倒なことがなくなって良かったなあ」と喜んでいるところです。
そして現在、急激な勢いで増えているのが、日本に来日する外国人です。
データでみても、2023年3月の訪日外国人数は181万人となっており、これは2022年の同時期と比べて実に26倍と、驚異的な回復です。
もちろん、2019年のインバウンドのピーク時に比べると、6割程度の戻りではあります。
しかし、2019年との最大の違いは、現在の日本はかなりの円安になっているということです。
つまり、外国人からみたら日本は今めちゃくちゃ安いんですよね。日本の物価は先進国の中で最も安いということになります。
ビッグマック指数が示す、日本の物価の安さ
ここで記事のタイトルにもなっている「ビッグマック」についてお話ししましょう。
経済指標の中には「ビッグマック指数」という、物価を比較するための指標があります。
※ビッグマック指数とは
・「ビッグマック」とは、世界中のマクドナルドで同一メニューとして販売されている商品
・イギリスの「エコノミスト」という雑誌で、1986年から毎年指数を発表
・各国の販売価格、為替レート・物価水準を加味して、物価が高い/安いを割り出す仕組み
まあ、小難しい理屈は抜きにして、ビッグマック指数が高ければその国の物価は高いし、低ければ物価は安いと、単純に考えれば良いと思います。
この指標によると、先進国で最もビッグマック指数が低いのが日本です。
言い換えれば、先進国の中で最も安くビッグマックを買えるのは日本である、というわけなんですよね。
日本のビッグマックの定価は約450円です。
驚くことなかれ、この価格は先進国で一番安いだけでなく、なんと!タイやベトナムよりも安いんですよね。
ちなみに、ビッグマックが最も高いのはスイスで、円換算で約925円です。また、アメリカは約710円です(現在はもう少し高くなっているかもしれません。)
こう考えると、外国人が物価の安い日本に旅行へ来るのも納得ですよね。
外国資本の影響力は、無視できない領域へ
そんな中、外国資本の影響力は、もはやビジネスにおいて無視できない領域に入ってきています。日本で儲ける外国資本のホテル。利益は海外へ流出・・・
例えばホテル業界では、海外資本が日本のホテルを買いまくっています。そして、そこで雇われているのは人件費の安い日本人です。
インバウンドで入国する訪日外国人を宿泊させ、人件費の安い日本人を使って儲けているわけです。
例えば、東京八重洲の5つ星ホテルでは、平日のなんでもない日、スタンダードな部屋で一泊10万円ほどです。
これは、完全に海外客向けの値付けになっています。
というのも、海外から来る人にとってこの値段は別に高くはありません。なぜなら為替レートがかなりの円安だからです。
問題なのは、ホテルが海外資本なので、5つ星ホテルに落ちたお金が外国に出ていってしまうことです。
他人の軒先で商売して、利益をごっそり持っていっているわけなんですよね。
株式、不動産でも影響力は拡大
また、株式、不動産の分野でも影響力は拡大中です。
最近、日経平均株価が数年ぶりに3万円を超えたということで、その好調ぶりが報道されています。
ただ、なぜ日経平均がこんなにも値上がりしているのかというと、そのほとんどが海外投資家の影響です。
僕らがメインフィールドにしている不動産も、買い手の3割ほどは外国人投資家です。
日本は今や、外国人におんぶに抱っこの状態なのです。
これからの日本は外国人が増えていく!千載一遇のチャンスを見逃すな!
では、日本人にチャンスがないのかというと、そんなこともありません。外国人が日本に注目しているなら、僕らは外国人向けのビジネスを展開すればいいだけの話です。
東京の人口は増加中
コロナ禍では、巣ごもり需要・テレワークの浸透によって東京の人口は一時的に減少しました。
ところが、2022年の現在は、東京の人口は増加しているのです。その理由は、外国人の増加によるところが大きいです。
実際にデータをみてみると、
<東京都の人口>
・2021年:4万8,500人減少
・2022年:4万6,000人増加(日本人は1万6,499人減少、外国人が6万3,000人増加)
という具合です。
これらのデータからわかることとしては、今後の東京では旅行客にしろ居住者にしろ、外国人の割合が増えてくるだろうということです。
外国人向けビジネスを考え直し、外国人価格を設定せよ
こういった情勢ですから、僕ら日本人は外国人向けビジネスについて今一度考え直す必要があると思います。
不動産業界を例に挙げると、「外国人は日本語が話せず、トラブルを起こしやすい」というイメージが昔から根強く存在していたため、民泊やアパート経営者は外国人を顧客の対象として無視してしまうケースが多くありました。
しかし今後は、外国人をどんどん受け入れていかないと空室は埋まりませんし、家賃も上がっていきません。
これからは、外国人を受け入れることを前提にしてビジネスを考えるべきなのです。
ただし、アパート経営や民泊で外国人を対象にする場合には、日本人向けの価格設定では損をしてしまいます。
だから僕は、「外国人価格」を設定しても良いと考えています。
実際、僕はよく東南アジアへ旅行に行くのですが、現地人向けの価格は安く設定されていて、ビジター(つまり外国人)向け価格は高く設定されていたりするものです。
ただし、いくら価格を高く設定したとしても、先ほど紹介した八重洲の5つ星ホテルのように、外国人の間でぐるぐるお金を回されてしまうと、日本は本質的に潤いません。
僕は、外国人の財布の紐が緩んでいる今こそ、日本人自身が外国人相手にビジネスを展開し、ガッツリ儲けていく必要があると思っています。
まとめ
というわけで今回は、「日本のビッグマックが世界で最も安い今こそ、外国人からガッツリ儲けよう!」というテーマで解説してきました。今後の為替動向がどうなるかはわかりませんが、もしもさらに円安が進むとすると、日本を訪れる外国人の数はますます増えていくでしょう。
僕らはこれを千載一遇のチャンスと捉え、外国人ビジネスを今一度考え直し、為替・物価の差を考慮し、外国人向けの価格設定をして、ビジネスでガッポリ儲けていくべきなのです。
ぜひ参考にしてみてください!
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